あなたとセックスすると彼は尿道炎になっちゃうかも?

尿道炎という性感染症をあなたは知っていますか?  知らない女性がいても不思議ではありません。尿道炎は、男性にも女性にも起こりますが、一般的には男性の病気です。

 

■女性がかかりにくい理由

この尿道炎、男性がかかりやすく、女性がかかりにくいのはなぜでしょうか?  女医の山下真理子先生(写真)はこう解説します。

「解剖学的に、女性の尿道は男性の尿道の1/6~1/7の長さで、女性の尿道内腔は男性に比べて大きい構造をしています。そのため、女性は尿の出口である“外尿道口”から侵入した細菌が膀胱に達するので、膀胱炎になりやすいのです。逆に、尿道に原因となる病気が無い限り、尿道炎にはなりにくいです」

 

■男性はどんな症状がでるの?

「淋病性尿道炎の場合、男性器に排尿痛があったり、膿がでたりします。後に前立腺炎や精巣上体炎など別の病気を引き起こす可能性もあります。非淋病性尿道炎の場合は、排尿痛などはほとんどないので、感染に気がつかない男性も多くいます」

 

■感染源は女性関係がほとんど!?

では、この尿道炎。どうしてかかってしまうのでしょうか?

「尿道炎の感染源の多くは、風俗店と言われています。不特定多数のお客が陰部をさらす風俗店などでは、どうしても、尿道炎の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。恋人とのセックスだとしても、やはり、不衛生な環境でセックスしたり、コンドーム無しでセックスしていると、尿道炎を引き起こすことがあります。

また、挿入時だけではなく、オーラルセックスにも注意をしなければなりません。女性の口腔内に歯石がたまって汚れている状態でフェラチオをされると、男性が尿道炎になる可能性があります」

 

■二人で一緒に診察を!

山下先生によると、男性の尿道炎を予防するには、「不衛生なセックスをしない」「不特定多数とセックスしない」ということにつきるのだそう。しかし彼が既に、尿道炎になってしまっていたらどうしたらいいのでしょうか?

「治療法としては、薬物療法を行います。“抗菌薬”という、細菌を殺す薬を服用して治療します。10日前後で完治しますが、パートナーの女性に感染している場合もありますので、男性がひとりで治してもあまり意味はないでしょう。女性は不妊症の原因となる場合もあるので、必ずカップルで一緒に診察を受けて下さいね」

 

女性が男性から尿道炎をうつされた場合、膀胱炎とはちがって症状が出にくく、気づかないでいるパターンも多いのだとか。自分を守るためにも、パートナーの体調や行動などには敏感でいなければならないですね!

 

【参考】

 

山下真理子・・・女医。岡山県出身。京都府立医科大学医学部医学科卒業後、医師免許を取得。テレビや週刊誌等で活躍する美人女医。最近では、EDGE STYLEやチャクラ、ポコチェ等、女性誌への進出も拡大している。愛のある辛口(カラクチ)女医としても有名。