そこのアナタ、出会いの場で“自分の魅力”をアピールできますか?
「バッチリできています!」なんて方は少ないのではないでしょうか。
合コン2,500回参加で合コン漫画家でもある筆者は、合コンにおいては自己紹介のタイミングが、参加者の視聴率も高く、自己PRのタイミングであるコトは間違いないと思います。
ただ、そもそも自己紹介と自己PRは別物だとか。
この度、自己PRコンサルタントの森田恒行氏に“出会いの場に効く自己PR法”についてお聞きしました。
■自己PRとは“想いや考え方”を伝えるもの
森田氏は「自己PRの本質は、共感によるファンづくりです。ファンになって応援してくれるひとが多ければ多いほど、人間関係もビジネスも上手く回ります」とのこと。
なるほど、確かに仕事ができるひとってまわりの人間関係や、恋愛事情も華やかでうまく回っているイメージがあります。
また、
「ファンになってもらうためには、自分に共感してもらうコトが大事です。
そして、共感を起こすためには、自分が持っている価値観、考え方、想いをことばにして伝える必要があります。
なぜなら、共感というのは相手が、こちらの発することばの中に“自分と同じところ”を見つけたときに起こるからです」
とのコト。共感、なるほど。
「福士蒼汰に肩ズンされたいわ~!」「あーん! 分かるっ!」コレも共感です。
さらに、
「ひとは“情報”には共感せず、そのひとが持っている“考え方”や“想い”に共感します」
「“自己紹介”とは、過去や現在の“自分の情報”について伝えるもの。“自己PR”とは未来への“自分の想いや考え方”を相手目線で伝えるもの」
とのコト。
つまり、“情報”を伝える自己紹介では共感を起こすことは難しく、“想いや考え方”を伝える自己PRだと共感を起こしやすいということですね。
なるほど、では福士蒼汰に……じゃない、男子に好印象を与えるコトができる自己PR法を教えてくださいっ!
■男子に未来をイマジンさせるPRがオススメ
たとえば、
「私は、おばあちゃんっ子でした」と“情報”を伝えるよりも、
「私は、いつも母に内緒でお菓子を買ってくれるおばあちゃんのことが大好きでした」
と、“想い”や“経験”を伝えるほうがそのひとに共感しやすいと思いませんか?
合コンの場では、女子が「私は料理教室に通っています」という情報を提供したとしても、男性からの共感は起こりづらいのですが。
・なぜ、料理教室に通っているのか?
・どんな想いで料理教室に通っているのか?
・なにがきっかけで料理教室に通っているのか?
等の、“想い”や“経験”をプラスすることで、その価値観や考え方に“自分と同じところ”を見つけてくれたひとは共感してくれることになります。
下記は、男子が悶絶間違いなしの森田氏オススメの例文です。
「私のお母さんが料理が苦手なひとだったから、将来のダンナさんになってくれるひとに毎日おいしくて体に良い料理を食べて欲しくて、レパートリーを増やすために料理教室に通っています」
こんなことを言われた日には、百戦錬磨の男子でもメロメロになりそうですね(笑)。
いかがでしたか。
一般的な情報だけでは共感は起こらず、“自分の経験を自分のことばで語るコト”で初めて共感が起こるとのコト。
オシャベリがあまり得意ではないアナタも、不器用でも“自分のことば”で伝えるコトにより男子のハートをガッチリ掴み、共感を得てファンをつくるコトができるのではないでしょうか。
【取材協力】
※ ・・・株式会社ティープラス・プランニング 代表取締役 “伝えたい想いを伝わることばへ”をモットーに起業家等を支援する『7つ星自己PR』自己PRコンサルタント