「素材」を見る男、「完成品」を見る女。この性差こそ「なんでこんなやつがモテるんだ!?」論争の原因

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつ全然カッコよくないのに。服装と髪型でごまかしてる雰囲気イケメンじゃん」という男同士の会話。

「あのコ太ってるしダサいし、なのになんで男が途切れないの?」という女同士の会話。

 

こんな会話、よく耳にしませんか? もしくは自分自身、同性に対してそう感じたことはありませんか?

 

美男美女でスタイルもよく、オシャレで頭も性格もいい、こんな人たちばかりモテているんなら万人も納得してこんな論争は起こりえません。でも「なんでこんな人がモテる!?」が頻繁に起こるのが男女のおもしろいところ

 

なぜこんな論争が起こってしまうのか。それはそもそも男と女が人を見るときのその「見方」に大きな違いがあるからなんです。

 

まずは男ですが、男の人はその人が持っている装飾品やあとからつけられた価値を取っ払って、その人がもともと持っている「素材」で人を判断します

 

具体的にいうと、その人がもともと持っている肌質や髪質、顔立ち(パーツ配置、パーツそのものの美醜)、骨組みやらで瞬時にその人を本能的に判断します。

いくらオシャレな服をまとおうが、ヘアメイクを頑張ろうが、男性はあまり判断基準にはしていないんです。

 

反対に女性は、その人が持っている「素材」よりも、その人がどんな価値観を身に付けてきたか、その人の「完成された姿」に重きをおきます

 

具体的にいうと、その人がどんな人間関係を築いているのか、人からの評判はどうか、人気者なのかどうか、髪型やファッションがオシャレかどうか、またそれが似合っているかでその人に魅力があるかどうか感じます。

 

こういった男女の人を判断する基準の違いから、冒頭の「あいつ全然カッコよくないのに服装と髪型でごまかしてる雰囲気イケメンじゃん」や「あのコ太ってるしダサいし、なのになんで男が途切れないの?」という会話が生まれるというわけです。

 

つまり男が認める男は、「素材」のいい男であるにもかかわらず、女が認める男は、「完成品」として優れた人を選ぶので、いわゆる「雰囲気イケメン」が生まれます。実はそれほどかっこよくない男がモテるという現象は、ここにあるといえます。「よーく見たらいい男」「オシャレになったらいい男」というところまで女性は見ず、あくまでも提示された完成品で好みか好みじゃないかが判断されていきます。

 

反対に女が求める女は、「完成品」として優れている女であるにもかかわらず、男が求める女は、「素材」として優れた人を選ぶので、「もっさり原石女」がモテることがよくあります。いくら最先端のオシャレをしようが、女友達から絶大な支持を集めていようが、男にとってはほとんど興味のないことです。実際男からモテる「もっさり原石女」は、女受けは悪いですが、よーく見ると肌がキレイだったり、実は目鼻立ちが整っていたりするものです。

 

そして男は「原石」を見抜く目が本当にすばらしいです! よくアイドルのオーディションで女から見ると「こんなどんくさい子が?」という子が男性審査員の目に止まって合格し、その後見事に花開くという例がくさるほどありますよね。

反対に女性は、同性間でも「原石女」にはまったく興味がなく、「完成品」として優れたモデルさんなどに憧れを抱きます。また「原石女」が花開いたときには、「昔はダサかったくせに」「昔はブスだったくせに」と激しく嫉妬します。

 

そしてこの男女の性差をお互い理解し合っていないことから、さまざまな男女の諍い(男って趣味が悪い!と心にバリアを張ってしまったり)を生んでしまったり、無駄な努力(男のためにどんどんメイクが濃くなっていったり)をしていることに気づかなかったりという悪循環を生みます。

 

男女とも、自分たちの価値基準が「素材を見る」「完成品を見る」ということを自覚していないだけでなく、男女の違いなく、みなが自分と同じ価値基準だと信じていますので、

男は女にモテようとするときは「素材」を磨こうとしますし、女は男にモテようとするとき「完成品」としての価値を高めようとします。

 

でも本来なら男はモテたいなら「完成品」としての価値を高めるために、ファッションセンスを磨いたり、友達受けをよくしたりといった努力をすべきで、女は反対に、女受けに走らず、本来もっている肌や髪を丁寧に整えたりするべきです。

つまりお互いモテるためにやっている努力をチェンジすればいいだけなんですよね

 

モテるためにはもちろん、異性を理解するためにも、この性差を知ることはとても大切なことなんじゃないでしょうか?

 

にしても男の人は頑張れば頑張っただけ「モテる」わけですから、うらやましいです。女は生まれ持ったもので運命が決まってしまうわけですから……(涙)。