こりゃ移住を考えちゃう!? カナダ首相が「トランプよりもイケメンすぎる」

「女性はちょっとおバカなくらいがかわいい」とはよく言われるものですが、世界情勢や一般知識なども身につけておかないと、才色兼備とは言えませんよね。最近もっとも注目されているニュースといえば、世界を仰天させたアメリカ大統領選の結果ではないでしょうか。「みんな大騒ぎになってるけど本当はどういうことなの?」とお困りのあなたに、この歴史的瞬間をご説明します。

アメリカ第45代大統領選の背景

2016年11月8日。アメリカ合衆国第45代大統領選。世界の誰もがテレビやニュースに目を釘つけていた歴史的瞬間。

今回の2016年アメリカ合衆国の大統領選では、民主党代表のヒラリー・クリントン(ビル・クリントンの妻)と共和党代表のドナルド・トランプがアメリカ合衆国第45代大統領の座をめぐって2015年から戦い続けてきました。

その結果、下馬評では、ヒラリー・クリントンがアメリカ合衆国初の女性大統領になるだろうと言われていたのですが、破天荒な選挙戦で注目をあびた共和党代表のドナルド・トランプが、予想以上に国民からの人気を集めており、アメリカ合衆国第45代大統領となったのです!

 

ドナルド・トランプって一体何者?

ドナルド・トランプは、若いころから大きな取引きでメディアに注目され、億万長者の不動産王となり、敏腕で冷徹な経営者のアイコンとして、米国では有名な人物です。

投資などで失敗を数回くりかえし「落ちた」時代もありましたが、めげずに復活し、「アメリカの不動産王」としての地位を取り戻した「しぶとい」印象もあります。

3回の結婚やセクハラ騒動、テレビ番組にも積極的に出て暴言をくりかえすお騒がせなドナルド・トランプのキャラクターは、大統領選に出ても変わることなく、差別的な暴言や女性軽視発言、しまいにはイスラム教徒の入国禁止やメキシコ人を全員犯罪者扱いをするような発言など……。

言いたい放題で自由奔放なドナルド・トランプがまさか当選するとは、夢にも思っていなかった識者は大勢いましたので、そのようなメディアに触れていた人々にとっては、トランプ当選は、にわかに信じることのできない大ドンデン返しであったわけです。

多くの米国民の心を掴んだトランプ氏の魅力

差別的な発言や暴言をしているにも関わらず、結果をみれば、多くの国民の心を掴んでいたドナルド・トランプ。

「ニュースでは彼のことを嫌う人や抗議をしている人がいるけど、どうしてなの?」と思ってしまいますよね。確かに多くのメディアでは彼をよく言わなく、今回の選挙でも「差別主義的な白人に支持された!」というようなニュースが目立っています。

それでも米国民が彼を選んだことには理由がたくさんあるのです。

破天荒な発言のみがメディアに注目されるドナルド・トランプですが、閉塞感を抱える米国民の心に響く公約を、いくつか打ち出していました。

例えば、米国民の多くが不安に思うオバマケア(アメリカの医療保険制度を改革する法律)の医療貯蓄口座への置き換え。

犯罪を減らす手段として不法移民の流入を防ぎ、雇用促進と政府のコスト削減を実現させ、財政赤字の解消をはかる。その他、減税と税制簡素化なども発表しています。

米国の抱える貿易、経済、移民、ヘルスケアの大問題……。政策は奇抜ながら、それらを改善しようとする気持ちが多くの米国民に届いたのではないでしょうか。

民主党代表のヒラリー・クリントンがグローバリズムをベースに発展を目指したのに対し、共和党代表のドナルド・トランプが打ち出した“アメリカファースト”という理念のほうが、「今の生活をなんとかしたい」米国民の心に響いたのだと言えましょう。

“MAKE AMERICA GREAT AGAIN!” (アメリカを再び偉大にしよう)というドナルド・トランプのスローガンは、「再びアメリカを立て直したい、アメリカを変えたい」という国民の強い想いをとらえたのです。

 

海外の反応は?

大統領選に注目していた世界の誰もがびっくりした11月8日。

筆者が住む香港では「どっちもどっちだ! 一人は嘘つきで一人はセクハラおやじ、変わりはないじゃないか」と批判する人たちもいれば、「ヒラリーは経験ある政治家だけどドナルドはビジネスマンだ。でも彼のやり方は国民のためだと思っている」という冷静な意見をもらいました。

筆者の友人がいるロシアでは今後のアメリカとのビジネスを期待したり、フィリピンではアメリカにそっぽを向いていた大統領が「米国とは仲良しだ!」と急に言いだしたり(個人的にはおもしろくて好きな大統領)。

 

カナダのイケメン首相に注目!

とはいえ非常に接戦となったヒラリーV.S.トランプ。

アンチ・トランプな人々も多くいたことは事実です。

「差別的なトランプが大統領に選ばれるような国には、もういられない!」

ということで、アメリカ隣国のカナダには移民の問い合わせが殺到し、サイトがダウンしてしまったのだとか。

ドナルド・トランプが大統領になったと発表された瞬間、カナダやオーストラリアでは「我々の国にいつでも来ていいからね!」という呼びかけもあり、1日500件もの移民手続きの問い合わせが殺到したという弁護士さんもいたようです。

特に隣国のカナダは多文化国。ジャスティン・トルドー首相は性格が良いだけではなく、大麻の合法化推進や自らフェミニストだという発言など、カナダでは非常に人気が高く今とても注目されているのです。しかもとっても大事なことに彼は超がつくほどのイケメン!

トランプ氏には失礼ですが、70歳のセクハラじいさんとイケメンを選ぶとしたら、みなさんもやはりイケメンを選んで移住を考えてしまいますよね。

筆者自身もカナダに約4年住んでいましたが、人々がとても温かく、日本に似たような暮らしやすさがとても魅力的だと思いました。

 

アメリカ国内での反応はどうなの?

「ホワイトハウスがトランプハウスになってしまう!」

「不動産王だから、ホワイトハウスが売りに出される!」

「ホワイトハウスの再建築も全部メキシコに払わせるんだ!」

「自由の女神が泣いている!」

……などなど本当かどうかわからないけれど笑えるような意見が飛び交っているのようですが、冗談で作り上げた話としか思えないのがまた笑えます。

このような過激な冗談が言えるのも、トランプに対して本当はそこまで嫌悪感はないような気がしてきます。

カリフォルニアが独立宣言!?

ヒラリー派の国民たちはドナルド・トランプが大統領になったと知った瞬間、絶望と共にそのままにしておくわけにはいかない!と反トランプ運動を始めました。

特にヒラリー支持率No.1であるカリフォルニア州は独立宣言をし、イギリスの”Brexit”にひっかけて”Calexit”とよばれるこの運動に賛同する人々が多く、動きも活発化している様子。

大きな経済規模を誇り、自由を愛する風土のカリフォルニア州ではとくに、トランプの、国としての閉鎖性を強める政策や、差別発言に大きな反発があるようです。

ミシェル夫人に期待する声も

2020年の大統領選にはオバマ大統領の妻、ミシェル・オバマに期待する声も。

ミシェル夫人はトランプのことを「セクハラをしたことに対して自慢気に話すなど信じられない」と痛烈に批判していました。

トランプ当選という結果をうけ、「初の黒人女性大統領になって!」「ミシェル、あなただけが私たちを救えるのよ!」と彼女に呼びかける国民たちも出てきています。

 

6月のイギリスEU離脱に続き、歴史に刻まれた瞬間。今回の大統領選では世界中が大騒ぎとなりました!

ちょっと混雑な状態になってはいるものの、アメリカ大統領となったトランプには是非今後ともがんばって欲しいものです。

これから先どうなるにせよ、今私たちにできることは周りの人たちを大切にし、目の前にあることを一生懸命に取り組んでいくことだではないでしょうか。