「若い子じゃないと恋愛対象外」…そこに隠された男性心理とは

昔から、恋愛関係といえば、一般的には男性の方が女性よりも年上という組み合わせが多いのは事実。とはいえなかには、加藤茶・綾菜夫妻のように、その差が45歳というもはや年上どころではないくらい年齢差がある恋愛関係も存在します。どうして男性は若い女の子が好きなのでしょうか。大学で恋愛心理学を担当している筆者が、その謎に迫ります。
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恋愛や結婚における条件

男性だけではなく女性も、おつきあいする相手に対して、なんらかの条件を求めますよね。

わかりやすいところでいえば、結婚相手。

自分の仕事に理解があるとか、子どもが好きかという抽象的な条件もあれば、自分より背が高いという身長、自分より収入があるという年収など、具体的で客観的に判断できる条件もあります。

そしてひとによって、自分より年上じゃないとダメとか、反対に若い子じゃないとダメとか、年齢も条件になります。

条件とは、いってみれば好み。そのため、ひとによって条件は異なります。ですが、好みである条件には、心理的な背景が存在します。

 

若い子じゃないと恋愛対象外になる心理

男性は、一般的には若い女性が好きです。そこにはどんな心理が働いているのでしょうか。

進化心理学という学問があります。それによれば、ひとが恋愛感情をもつ理由は、繁殖を成功させるためだというんです。

つまり、好きな相手だから繁殖(エッチ)がしたいとおもい、そして好きな相手の子どもだから生みたいとおもい、育てたいともおもうわけです。人間が動物として子孫をたくさん生んで繁栄していくために、恋愛感情が生まれたというのが進化心理学の説です。

進化心理学的には、恋愛は繁殖という目的を達成するためには必要不可欠な感情。ということは、男性が「若い子じゃないと恋愛対象外」というのには、繁殖という問題が関係していることになります。

 

若さと繁殖の関係性

繁殖における男性と女性の違いは、明白。

男性は、自分自身が妊娠するわけではないので、子どもを何人でも作ることができます。とはいえ、相手が妊娠している子どもが自分の子どもであるかどうかを確かめるすべがありません。

そのため、“質より量”で自分の子どもを残そうとするのが男性の本能的な心理です。

それに対して女性は、自分で実際に妊娠します。そのため、間違いなく自分の子どもではありますが、一生のうちで妊娠・出産できる数に限りがあります。

そのため、男性とは異なり“量より質”で自分の子どもを残そうとするのが女性の本能的な心理です。

そこに関係してくるのが、年齢です。女性にとって、妊娠・出産は時には自分の命と引き替えになるくらい大変な出来事。そのため、医学がすすんでいる現代でも“出産適齢期”とよばれるような、出産に適した年齢が指摘されます。

その年齢は、一般的には20代から30代。つまり、男性が「若い子じゃないと恋愛対象外」というのには、繁殖に適した年齢を条件にする心理が働いているんです。

 

いかがですか。

男性の若い女性好きには、深い理由が隠されていたんです。