1:処女っぽく攻めて
「カレシの誕生日だったので、喜ばせてあげようと思って、エッチのときに“どうしてほしいの?”と囁いたら、“もっと処女っぽく攻めて”と言われた。
……ムリでしょ。
処女っぽくすることはできますよ。攻めてあげることもできます。
でも、処女っぽく攻めるのって、どうやってやったらいいんですか? 処女って、なんか“なにもわかりません……”って感じじゃないですか。でも、攻める側って、“教えてあ・げ・る”って感じですよね?
その2つを、どう両立させたらいいか、死ぬほど悩みましたよ。
結局?
“どこが気持ちいいんですか?”って、丁寧語で攻めてみました。喜んでたから、あれでよかったのかなぁ……」(23歳/品川区)
処女っぽく攻める……。これはなかなか難しい要求ですよね。カノジョが「不可能ですッ」と思ってしまっても、ムリはありません。
なんとか方法を考えて、よくやりとげたものだと感心します……。
2:元カレの名前を呼んで
「なんか、嫉妬すると興奮するらしく、エッチしながら、私が他の人としているところを勝手に想像して興奮しているそうなのですが……。
ある日、エッチをしてたら、“俺のことテツヤって呼べ”と言うんです。テツヤって、元カレの名前ですよ? そんなのカレシとエッチしているときに、呼べるわけないじゃないですか?
もうなにも感情はないと言っても、エッチのときに名前なんて呼んだら、せつないというか、なんとも言えない感情になりますよね。さすがに。
想像して興奮している分には、本当は嫌だけど構わないですが、私まで巻き込まないでほしいです。もちろん断りましたよ」(24歳/埼玉県さいたま市)
エッチ中に、自分のことを元カレの名前で呼べ……。これはずいぶんと、屈折した愛情ですねぇ。たった一言、発するだけだから、簡単に思えて、こんなに難しいことはないのではないでしょうか。
これも普通に考えて、「不可能」ですよね。
3:もっと脱ごうよ……
「エッチはもうはじまっていたんですけど、お互い、上半身は着衣したままで。
途中で興奮したカレシが、“ほら、脱いで”と言って、脱がしてきたんです。電気がつけっぱなしで、恥ずかしいから、私は手で隠しながら、半分脱がされるように、自分で脱いでいきました。
“ほら、脱ごうよ”と、ブラも外され、カレも自分で上半身も脱いで、お互いに興奮しながら裸になりました。
“いいね……。お互い、裸のほうが、つながっている感じがして、気持ちいいよ”
と言いながら、カレは息を荒げながら自分の下半身に手をやり、“もっと脱ごうよ……”とハァハァしてたんです。そして、ゴムを外そうとしているんですよね。
“それは脱がなくていいッ!”と、きっぱり言いました」(21歳/杉並区)
裸になるだけじゃ飽き足りず、コンドームも外そうとしたカレシ。これはさすがにマズイですよね。このカノジョは雰囲気に流されず、よく断れたと思います。子どもができる覚悟もなしに、ゴムを外してのエッチは、「不可能」ですよね。
カレシに求められた「無茶なエッチ」のエピソードを3つご紹介しました。どれも、不可能なものばかりでしたよね。「いくら好きでも、できないことだってある」愛の限界を感じられるエピソードでした。それとも、本当の愛があったら、あなただったら、してあげられますか?