【オムライス作ってみた】恐怖の「飯マズ女」炎のお料理対決

大好きな彼女がいたとして、男は「こいつの手料理が食いたいぜ!」と思ってしまうものです。しかし!忘れてはいけないのが、救いのない程「料理」の才能の欠如した女「飯マズ女」が、世の中には存在するということ。彼女たちの手にかかると、一体なぜクソマズい料理が出来上がってしまうのか? 今回はその謎に迫るべく、「恐怖の飯マズ女!炎のお料理対決」をレポートします。
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みなさんの周りには、救いようのない位料理が下手な「飯マズ女」が生息していますか? 「飯マズ女」とは、レシピを見ながら作っても、なぜかとんでもなくマズイ飯を作る才能を持った生き物のこと。

しかし、どこでどう間違えて「マズイ飯」を作る結果に至ってしまうのか?

今回、「飯マズ女」の謎に迫るべく『Dangdep!』編集部が2人の女性を招集。実際にキッチンスタジオで料理を作ってもらって、“飯マズ発生”の理由に迫ります。

ドロシー(30歳)美レンジャー編集部所属

一人暮らし歴:10年
料理の頻度:年に3回くらい、健康的な(?)手作り料理を食べたくなったとき
得意料理:オートミールキムチ

 

ウサ田ピョン子(29歳)社会人

実家暮らし
料理の頻度:月に2~3回、平日仕事帰りの深夜や休日家から出たくないとき
得意料理:ナポリタン・ツナマヨ丼

 

 

そして今回作る料理は、オムライス! シンプルなレシピゆえに、初心者にはキレイにつくるのが難しい料理なのだ。

<材料> 2人分
卵 4個
とり肉 150g
玉ねぎ 中1個
ピーマン 3個
ごはん 約300g
バター
トマトケチャップ

 

さあ、作ってもらいましょう! 「炎のお料理対決」スタート!

 

まずは先攻、ドロシーから。

さあ料理スタート! まずは野菜を切って……かと思いきや、いきなりフライパンでとり肉を炒め始めるドロシー。火力が強えぇ~……。早速期待できそうなスタートダッシュに胸が高鳴ります。

なんでも、一番苦手なのが「とり肉を焼く事」だそう。いつも外側は焦げ焦げ、中はレア(美味しさを狙ってないやつ)に仕上がってしまうそうです。そして、もの凄い煙と共に、必ず火災報知機を鳴らすのだとか。

続いて、フライパンの火力はそのままに、野菜を包丁でカット。家では包丁は一切使わず、野菜は全てキッチンバサミでカットするそう。しかし、野菜のカットサイズがデカい気がするのですが……

ドロシー「ノープロブレムです! 野菜はフライパンの中で、細かくするんですよ! 時短料理ですから。任せて下さい」

そういって手にしたのはレードル(※洋風のお玉)。「えっ!? それって最後のご飯の形を整えるヤツじゃないの?」という編集部の突っ込みも意に介さず。

カンカンカン!! という野菜を叩く音が響き渡るスタジオ

野菜の悲痛な叫び声が聞こえたのは我々だけでしょうか……?

続いて取り出したのは、ご飯とケチャップ。ご飯の中にケチャップをドドーッとかけてまぜまぜしてます。

これをお鍋に投入! この間も火力は決して弱まることなく、フライパンを熱し続けています。煙モクモク。

そして遂にオムライスの中身の完成……、BBQのようなニオイがしてきます!

タンポポオムライス完成!…のはずが

一旦フライパンから皿に取り出して、フライパンを洗うかと思いきや……なんとそのまま卵の調理に突入なんです!

ドロシー「だから時短料理だって言ってるじゃないですか! 今日はふわふわでトロトロのタンポポオムライス作りますよ!」

ナイフで切れ目を入れると、中のトロトロ面が出てくる…アレですね! マジでか!

えっ…!? フワトロ……っ!?

でもでも、ナイフ入れて開いたら、フワトロ~……ってなるわけねーだろ!

仕上げにケチャップをドドドドー! さっきのご飯にも、結構な量のケチャップ入りましたが……とどめを刺された感があって容赦ないですね!

はい! 血のように赤いハートマークの「タンポポオムライス」の完成です!

いよいよ試食タイム

――さて、いよいよ試食です。出来栄えは何点ですか?

ドロシー「100点です! 思った以上にうまく作れましたよ!(口に入れて)美味しいっ! もうイメージ通りのタンポポオムライスです」

編集部も恐る恐る頂くことに。しかし、破壊力ある見た目だなぁ……。

「これタンポポじゃないよね?」という無粋な突っ込みはおいておいて、まず味がとにかく濃くてしょっぱい!

とり肉は、生肉だったらどうしよう……と思っていたけど、幸いスタートからフィニッシュまで火が消えないコンロが功を奏して、生ではなかった。が、玉ねぎもピーマンも肉も焦げてる! BBQに行くと食べられるあの“炭火感”がすごい。

ドロシー「途中蓋をして蒸したおかげで、肉も焼けてますね! 悔やまれるのは、お玉(?)の形状が悪かったことですね」

えっ!? そこ? 自己評価っていうのは、なんとも恐ろしいですね。

 

続いて、後攻ピョン子さんのお料理スタート!

さて続いて、ピョン子さんの出番です。

ドロシーは、いきなりの肉炒めからスタートして度肝を抜かれましたが、ピョン子さんは玉ねぎとピーマン、そしてとり肉を一口大にカットしていきます。

ネイルの“やる気のなさ”はともかくとして、「あれ~、なんかピョン子さん、安心感あるわ~」と思ってたら……

はいはい、ボールに生肉と野菜を入れて……、え? ご飯もぶち込むんですか?

そして、出ましたケチャップ! ニョニョニョニョ~っとかかってます。

「飯マズ女」は、炒める段階ではなく、どうやらこのタイミングでケチャップを入れるのが共通の様ですね。

 

さて、ボールの中身。見た目は完成のものに近いですが、生肉なのが気になりますね……!

そして、いよいよ加熱調理。ピョン子さんも緊張気味です。

左手の、もんじゃの如くミックスされたチキンライスをフライパンに流し込みます。

安定した火力で炒めていきます お! 見た目は美味しそう……だぞ。

でも気になるのは、野菜の火の通り具合と水っぽさ。

正しい手順は、野菜→とり肉→ご飯、の順番に炒めて、最後にケチャップを入れるのが正解なのです。

そして炒め終わったご飯を取り皿に……って、えっ!? さっきの生肉が入ってたボールに戻っていくチキンライス。いや、生肉入ってたよね?それ。大丈夫か……。

続いて卵の調理、意外と器用に卵をフライパンで焼いてます。

卵を焼きながら、もう盛り付け開始! さっきの生肉のさらに入ったご飯が、そのまま皿に盛られました! なぜ? なぜ一旦入れるボールに戻す必要があったのか。

でも見た目は“それっぽい”。そしてその上に、卵を乗せて、

最後にケチャップをかけて、はい出来上がり! 生肉の記憶を忘れれば、見た目はかなり“食べられそう”なオムライスに仕上がりましたよ!

お待ちかね試食タイム

 

――「思ったよりも上手に出来上がりましたね!編集部一同、驚いてます」

ピョン子さん「そうなんですよ。でも、そこが私の料理のタチの悪いところなんですが、決して大きな失敗作にはならないんですが……必ず平均点を下回る味に仕上がるんです」

言われて編集部も試食をしてみると、なるほど。見た目に反して味はイマイチ。じわじわくるマズさです。

――「確かに……野菜を炒める時間が短かったので、ご飯がネチョネチョして水っぽいですね……」

ピョン子さん「テストで0点ではないけど、常に30~40点しか取れない感じですよね」

 

今回分かったのが、飯のマズさにも2種類あるということ。一つは、見た目から明らかにマズいパターン。もう一つは、見た目はむしろ美味しそうなのだが、味がじわじわ不味いパターン。期待値がある分、後者の方が長期的にはダメージがデカい気もする。

また、作る手順の間違いは置いておいて、「飯マズ女」に共通することは“火力”を上手に調整できないこと。料理中を見ていると、強弱あれど常に火力は一定。焼き加減の調整ができないのである。

まさに「火力を制する者は料理を制する」といったところか。

そして、「飯マズ女」誕生の秘密に迫る後半に続く。

(To Be Continued)