完全な負け戦だったのに「結婚までこぎつけた」女の戦略とは…?

相手が自分に興味なさそうなとき、どんなタイミングであきらめますか? ちょっとLINEをスルーされただけで引き下がる人もいれば、きっぱりと断られるまでがんばる人もいるでしょう。でも、嫌われてまで「好き」と言い続けるのはつらいですよね……。今回は明らかに「負け戦」だったのに、結婚までこぎつけた女性の成功エピソードをご紹介します。

美里ヨシカさん(仮名)/35歳の話

「つきまとうな!」と言われ

「今考えたら、若いからできたことですね。グループ紹介で知り合ったSさんのことが好きでした。新宿のゴールデン街で、仲間内でよく飲んでいたのですが、好きな気持ちが大きくなるほど嫌われてしまい……。

“俺につきまとうな!”とまで言われていましたね。冗談っぽい感じではなく。それでもあきらめることはできなかったので、友達っぽく接しながら、たまにアタックすることを繰り返しました」

Sさんに彼女ができた

「するとある日、Sさんに彼女ができました。ここであがいても仕方がないので、私は女友達として相談にのるポジションに。とはいえウザがられていましたから、たまに本当に彼が寂しいときだけ、連絡がくる感じでした。

それでも私は、ひたすら彼に必要とされるようがんばりました。彼がいかに彼女のことを好きかを聞くのは、つらかったです。

でも、彼女の情報を引き出すことで、Sさんの状態がよくわかるし、のちのち役に立つと思い、ひたすら耐えていました」

Sさんが結婚……

「ついに恐れていた日がやってきました。Sさんが彼女と結婚するというのです。普通はここであきらめるかもしれません。

しかし、私はそれでもあきらめませんでした。

なぜならば、結婚相手の彼女は男を惑わすタイプの女性で、とても長続きするとは思えなかったからです。Sさん、いつも悩んでいましたし。

Sさんも、寂しさや嫉妬に耐えられるような男性ではなかったので、いつか必ず破綻するだろうと思っていました。なんせ、彼女にほっとかれて寂しいと、私にまで連絡してくるくらいですから……」

Sさんが離婚……しかし

「そして7ヶ月後。私の予想通り、ふたりは破綻しました。いままでにないくらい落ち込むSさん。もう誰が手を伸ばしても、なびいてしまいそうな様子です。

ここしかチャンスはないだろう!とも思いましたが、考え直し、一旦グッと耐えました。いま彼のリハビリ彼女として付き合っても、きっと長くは続かない。彼はまだリセットできていないはずだから……。

2ヶ月後、Sさんは予想通り、他の女性と付き合いはじめました。離婚した相手とはまったく違うタイプの、外見はイマイチだけどやさしそうな女性。

私はそれを見守りつつ、女友達としてのポジションをキープし続けました」

そして……!

「Sさんとリハビリ彼女の関係は半年ほど続きましたが、3ヶ月を過ぎたあたりから、様子がおかしくなり、破局前の1ヶ月半くらいは、ほとんど会うことも会話することもなかったようです。

Sさんは、リハビリ彼女の“わかっていない”“真面目すぎ”な感じをいつも私に愚痴っていました。遊びに行く機会も減り、女友達もめっきり減ってしまったと落ち込んでいました。

そしてついに……私に向かって、こう言ったのです。

“もう俺とうまくやれそうなのは、オマエくらいしかいねぇよ……。全部知ってて、受け入れてくれるのはオマエくらいだよ……”。

こうして私は、Sさんと結ばれました。ずっとずっと好きだったSさん。長く苦しい戦いでしたが、最後に勝ったのは私。Sさんのことを本当に愛していたから、できたこと。

いまでは仲良し夫婦として、幸せに暮らしています。彼が浮気をしたら、すぐにわかるけど、私のところへ戻ってくるのはわかっているから、よほどのことではないかぎり、とがめることはありません」

 

完全な負け戦から結婚にこぎつけた女性のストーリーをご紹介しました。一歩間違えばストーカーですが、虎視眈々と女友達としてチャンスを待ち続けた……。恐ろしい執念と愛情ですね。みなさんは自分の心の痛みを乗り越えられるほど、強く誰かを欲したことはありますか?