「スイマセ~ン」謝っても反省していないと言われる人の特徴~心理学者・平松隆円のモテ女子講座~

大学で教鞭をとる心理学者の平松隆円が、世の中のモテと恋愛について語る本連載。今回は、謝っているのに「反省してないだろう!」と言われてしまう残念な人について語っていきます。

「ごめんなさい」と素直に謝っているのに、なぜか「本当に悪いと思っていないだろう!」と言われてしまう人っていますよね。

彼らは、どうして謝っているのに反省していないと思われてしまうのでしょうか? 実は、そこにはコミュニケーションの、“ある特徴”が影響しているんです。

 

“言葉”と“態度”2つのコミュニケーション

一言で“コミュニケーション”といっても、大きく分けて2種類の方法があるって知っていますか?

ひとつは、言語的コミュニケーション(Verbal Comunication)と呼ばれるもの。

他方は、非言語的コミュニケーション(Non-Verbal Comunication)と呼ばれるものです。

かんたんに言ってしまえば、言葉を使ってコミュニケーションをするか、言葉を使わずにコミュニケーションをするかということ。

わたしたちは、誰かとコミュニケーションしようとするとき、そこでは言葉(会話)が大事だと思っています。

たしかに、言葉にしないと自分の考えていることを相手に伝えることは難しいですが、言葉(会話の内容)だけでコミュニケーションのすべてを賄っているかといえば、そうではありません。

身振り手振りのジェスチャーや、話しているときの顔の表情なども、コミュニケーションではとても重要になってきます。

この、身振り手振りや、話しているときの顔の表情などが、非言語的コミュニケーションなんです。

この非言語的コミュニケーションには、話しているときの声の高さや声の質、さらには言い方なども含まれています。

 

“言葉”と“態度”はどっちが重要?

基本的には、コミュニケーションでは、言語的コミュニケーション(言葉)が重要になってきます。

ですが、ときに非言語的コミュニケーションが重要になってくる場合があります。そしてそれこそが、「謝っているのに反省していない」と言われてしまう原因なんです。

 

たとえば、あなたの彼氏が浮気をしたとき、「もう二度と浮気なんてしないから許して」と謝ったとします。

“言語的コミュニケーションで”こうした謝罪の言葉を伝えているとき、言い方や態度も謝罪を表明していれば問題ないのですが、言葉では謝っておきながら、言い方や態度が謝罪を表現していないと、相手は“非言語的コミュニケーション”のほうを優先して「こいつは、謝っていない」と判断してしまうんです。

ですから、彼が言葉で謝っているのに、もしあなたが「こいつは、きっとまた浮気をするな」と感じたら、じつは彼氏は言葉では謝罪をしていながらも、態度が謝罪を表現していないことが原因なのですね。

つまり、謝っているのに「反省していない」と言われてしまうのは、言葉とは裏腹に、言い方や態度が相手から見れば謝罪の態度じゃないからなんです。

 

言葉はコミュニケーションの要ですが、実は言葉だけでは伝わりきらないこともたくさんあります。

そして人は、言葉では謝罪を口にできたとしても、悪くないと思っているとそれが無意識に言い方や表情に出てしまうもの。隠し切れないからこそ、相手は非言語的コミュニケーションのほうを優先させてしまうのかもしれません。

コミュニケーションって、けっこう難しいものなんですね。