本音を聞きたい!お見合い結婚のハッピーなエピソードと離婚の実際

お見合い結婚ってどう思いますか? 条件や家同士のつながりで結ばれる縁。恋愛をしたって様々なタイミングや条件が合わずに別れてしまうカップルも多いなか、そもそも”結婚”を目的として出会うわけですから、その目的を達成するのに効率的であること、この上ありません。今回はハッピー、アンハッピー含め、お見合い結婚に関するエピソードをご紹介します。
  • Evernoteに保存

1:お見合い結婚ってどう思いますか?

アプリでの出会いも当たり前になった今、出会い方も相手への選択肢も以前より格段に広がっています。

そんな時代だからこそ、恋愛から結婚に結びつくきっかけが失われているように思えます。ちょっとアプリを開いて数々のユーザーをフリップすれば

「今の彼女と無理して結婚しなくても、もっといい人がいるかも知れない」

なんて思ってしまいそうですよね。

そんななか、”結婚”に照準を絞った古くから存在する出会いの方法が”お見合い”というシステム。

戦前は全体の約7割を占めていた見合い結婚。恋愛結婚が主流になっていく中、国立社会保障・人口問題研究所の調査によると2015年にはなんと5.5%まで減少しています。

お見合い結婚のメリットは、”結婚することが前提”であるということ。そのため、お互いに経済力や家柄などがある程度スクリーニングされた状態で知り合うことになります。

長く付き合った彼に結婚の意志がなかったり、経済力がなくて結婚できなかったりという、現代においてよく聞く悩みは、そもそも生まれないシステムと言えるのです。

 

2:お見合い結婚で幸せを掴んだ女のエピソード3つ

(1)見合い相手が失恋の傷を癒してくれた

恋愛には、結婚というゴールに向かい、道なき道を進んでいかなければならないようなところがあります。そして、気持ちが大きく揺れ動く分、大きな痛手を負うリスクもつきものです。

そんな恋愛にこっぴどくダメージを食らわされた直後だったTさん。いつも口うるさく見合いを勧めてくる母の話を聞き入れ、初めてのお見合いをすることになりました。

見合いの当日。相手の男性への印象は正直言って地味でつまらない人。まったく結婚相手として見れなかったTさんは、彼に失恋直後であることを打ち明けます。

そのあとも、家がそれほど離れていないことから、見合い相手の彼にちょくちょく恋愛相談をするようになったというTさん。

そうこうするうちに、Tさんは、失恋話を親身になって聞いてくれる彼に対して、これまでにない感情を抱くようになりました。それはずばり“信頼”。彼のおかげですっかり失恋の傷が癒え、わずか5か月で婚約。

若干こじれ気味だった母親との関係も改善され、この見合いのおかげで、すべてがうまく収まったそうです。

 

(2)相手がその地方で有名な実業家の跡取りだった

元同期のSは地方出身の超お嬢様。本人の希望で大学から上京し進学したものの、彼女の両親は早く帰ってきて欲しいがために、最高の結婚相手を地元で探すことに必死でした。

そしてそのお眼鏡に適ったのが現在の夫。彼のお父様は地元で有名な実業家でした。

大学を卒業し、東京で就職したSに、両親が彼との見合いをセッティング。お父様の事業を手伝いながらゴルフを愛するスポーツマンな彼と意気投合したSは、就職して1年で寿退社をしました。

現在は地元でのんびり暮らしながら子供と犬の世話を楽しんでいるようです。

 

(3)モテたことがなかった彼。とても大切にされてる

理系高学歴な現夫と見合い結婚をしたMさん。初めて彼に会ったときの印象は

「こんなにカッコいいのになんで今まで残ってた?」

というものでした。でも話をするうちに納得。べしゃりの方がまったくつまらない人だったのです。

でも顔がタイプだったので、ほかのすべてをよしとしたMさん。

カッコいいのに話がおもしろくないという理由で、まったくモテたことのない彼に大切にされ、結婚後15年たった今も、夫婦と犬の3人家族で幸せに暮らしているそうです。

 

3:正直辛い……お見合い結婚を後悔した理由5つ

(1)恋愛結婚が羨ましい

お見合い結婚をした場合、周囲の友人たちが大恋愛の末に結婚していくのを見て、ふと羨ましくなることがあるようです。

”色々あったけどそれを乗り越えた強い絆”的な要素は、実際のところ見合い結婚では、存在しません。

結婚式で恋愛結婚をした新婦を見ながら、ふと自分が成し得なかった形の結婚に思いを馳せてしまうのです。

 

(2)トキメキを感じたことがない

お見合い結婚は、どうしても“条件”のスクリーニングを基本に、出会いがセッティングされがちです。

「とにかく結婚がしたいの、私は‼」

と切羽詰まった思いで見合いに臨む女性は、条件がすべて揃えばとりあえず話を進めたくなってしまうことも。

でも男女の間には、ある種のケミストリーが存在するかどうかも重要な要素。トキメキはそれの象徴です。

結婚をしてしばらくしてから、ふと、もう一生男性にトキメクことはないのかと、愕然としてしまうのです。

 

(3)価値観が合わないことを無視していた

結婚式をあげて婚姻届けを役所に出すだけならそれでいいのですが、結婚は始まり。そのあと一緒に生活を共にするにあたって、価値観が合うかどうかは大変重要です。

お金の使い方、子供の育て方はとくに、あまりに違いがあると常に問題を引き起こします。

お見合い結婚であっても条件ばかりに頼りすぎず、きちんと相手の価値観まで、ある程度把握できるまでお付き合いをしてから結婚をすることが大切です。

結婚を急ぎすぎることは、離婚を早める大きな要因になってしまいます。

 

(4)ものすごく亭主関白な人だった

長くお付き合いをしていれば、彼がどんな資質をもち、どのような家族のあり方を当然と考えているのかが自然と見えてくるものです。

でもお見合い結婚だと話は別。多くの場合、結婚を前提としており、短期間のお付き合いで結婚まで進むことも珍しくありません。

知人Cさんは29歳のときに母の勧めでお見合いをした男性と結婚をしました。この時点でCさんは

「30歳になる前に結婚しなければならない!」

とかなり焦っていたそうです。

お見合い相手は着物の似合うCさんにひと目惚れ。猛アタックし、Cさんもここまで好きになってくれるのならと結婚を承諾しました。

ところが、その後、夫は徐々に本性を現し始めます。超のつく亭主関白だったのです。

相手をきちんと見極める時間がない場合にオススメなのが、相手のご両親のあり方を観察すること。

ムダにお母さんが気を配りすぎていたり、お父さんが神経質そうだったりする場合は要注意。この気配は、いくら隠そうとしても隠しきれません。

多くの場合、この方法によって、その家庭で育った男性の女性への扱い方を知ることが可能です。

 

(5)夫に友達が少なく、嫉妬したり束縛したりしてくる

知人のMさんはとてもハツラツとした好奇心旺盛な女性。目立ちたがり屋でもあり、新しいことがが大好きです。

そんな彼女ですから、おもしろそうなパーティーやイベントに通うのが趣味で、独身時代はそんな趣味を通して、友人たちとワイワイ楽しんで暮らしていました。

20代後半になったMさんは、地元で暮らす両親の家業を手伝うために東京での仕事を辞め、地元に帰ってしまいました。そのときですら、地元に帰ったらまた新しいことがあるだろうと期待に胸をふくらませていたMさん。

その後、両親の勧めで見合いをした相手とあっさり結婚をしたMさんでしたが、その彼は嫉妬深く束縛ばかりする人でした。

自分が好きなことを制限され、自分のアイデンティティを見失ってしまったMさん。夫を不機嫌にしないために、自分のしたいことを我慢する日々を続けています。

 

4:お見合い結婚の離婚率は?

結婚をするからには、当然生涯添い遂げることを前提としているはずです。それでも厚生労働省の2015年のデータによれば、年間の婚姻者数対比で約36%ものカップルが離婚をしているということがわかっています。

結婚相談所マリーミーを運営する株式会社エムエスピーの代表植草美幸氏は、一般的に恋愛結婚よりもお見合い結婚の方が離婚率が低く、その理由として以下の点を挙げています。

1.結婚に前向きで覚悟がある者同士だから
2.お互いの条件が合い、家族も納得しているから
3.ある程度夢と現実に折り合いをつけている者同士だから

またそれに加え、

恋愛結婚とお見合い結婚で決定的に違うのは、「結婚時の気持ち」です。

恋愛結婚では多くの場合、好きだという気持ちが最高潮になり、一生離れたくないという気持ちで結婚します。人によっては5年以上も付き合ってから結婚に至る人もいるでしょう。その場合、お互いを好きな気持ちのピークは結婚時よりも前にあることもあります。

一方でお見合い結婚は、一般的に出会って3カ月で結婚に至ることが多いと言われています。お見合いを行う時点で、お互いに結婚したいという気持ちがあるため、価値観が合いそうだと思えば、まだ相手をあまりよく知らない段階で結婚することになります。そのため、結婚してから少しずつ相手のことを知り始めて好きになっていき、結婚後に好きな気持ちのピークを迎えます。

と語っています。

恋愛も結婚も人それぞれ異なるものですが、結婚とその後の生活に重点を置いて相手を選ぶという点において、お見合い結婚というシステムを利用することにメリットがあるようです。

 

5:まとめ

恋愛結婚もお見合い結婚も、大切なのは、結婚した時点はゴールではなくスタートでしかないということ。

幸せに結婚をしたとしても、そのあとも未来永劫幸せでいられるかどうかは、ふたりの弛まぬ努力に委ねられています。

出会い方がどうであれ、”こんなはずじゃなかった……”と思う瞬間が1度はやってくるのが結婚。それでも、「その先もやっぱり一緒にいよう」と決断できるかどうかは、問題が起きたときの相手の態度によるところが大きいものです。

将来を見据えた上で、その結婚に対して、相手もきちんとコミットメントをもっているかを、結婚前に見極めることが大切です。

 

[参考]