1:カップルのセックスの回数を大調査!
人にはなかなか聞けない、セックスの頻度。まわりは一体どのくらいしていて、どんなエッチを楽しんでいるのでしょうか?
まずは相模ゴム工業株式会社が実施した年代別の調査を元に、みんなのセックスの回数をチェック! さらにどんなセックスが理想なのか、各年代の男女にリアルな意見を聞いちゃいました。
2:20代カップルのセックスの回数
相模ゴム工業株式会社が実施した「結婚している、交際相手がいる、セックスする相手がいる人」に対して、「そのお相手とは1ヶ月にどの程度セックスしていますか?」と聞いたアンケートによると、20代男性で4.4回、女性で3.9回という結果になっています。
月に4回程度ということは、週に1回ペースということですよね。もっと多くてもいい気がしたのは、筆者だけ……?
ただ、ここで興味深いデータが。20代女性といえば、既婚者であれば妊活を始めている女性だって少なくありません!
株式会社エムティーアイが運営する女性向けサイト『ルナルナ』シリーズで3,410名の女性ユーザを対象に実施されているアンケート調査によると、約4割弱の女性は「妊活中のセックスの回数が足りない」と思っているようです。
「妊活中のセックスの頻度に満足していますか?」
・「少し足りないと感じる」…27.3%
・「かなり足りないと感じる」…9.1%
恋愛におけるコミュニケーションとしても大事なエッチ。子作りとなると、さらに頻度を増やしたいというのが本音のようです。
3:30代カップルのセックスの回数
前述の相模ゴム工業株式会社実施の調査結果によると、回数は20代カップルよりも低くなり、30代男性で3回、女性では2.4回となっています。大体2週間に1回くらいのペースにまで落ち着くようです。
<「週に2~3回はしたいのに、疲れていると言われできない。
子どもが欲しいのに、協力体制がないのが辛い」(30代女性・会社員)>
確かに、妊活にはセックスをするタイミングも大事ですし、いくら授かりものとはいえ回数が少ないと妊娠できるのか、また相手が本当に子どもが欲しいのかどうかまで不安になってくるものです。
一方、男性としては「愛しているからするセックス」と、「子作りのためのセックス」は違うという意見が。
<「愛おしくって、抱きたいと思って抱くセックスと、『この日は授かりやすい日だから!』って迫られてする作業的なセックスでは全然違いますよね。セックスの質というか。
女の人も、気持ち良くセックスできる努力をして欲しいと思います」(30代男性・ガソリンスタンド店員)>
女性があまりに妊活モードだと、気持ち的に重くなってしまい、気持ちの良いセックスにはなりにくい様ですね。
どうしたら気持ち良くできるか……という部分をお互いにケアし合う必要があるということがわかります。回数についても、話し合いをして増やす努力をした方が良さそうです。
4:40代カップルのセックスの回数
40代になると頻度はさらに低くなり、データによると40代男性では1.9回、女性だと1.6回にまで落ち込んでしまいます。
同調査内で実施された、既婚者・交際相手がいる方に対しての質問で、「結婚相手、交際相手と世間一般に言うセックスレスだと思いますか?」という問いに対し、40代男性は6割を超える人が「思う」「どちらかと言えば思う」と回答しているのです。
女性でも、なんと5割以上の人がセックスレスだと感じている結果となっています。
40代のセックス回数は、当人たちも自覚をしているとおり少ないのが現状。実際40代になると、セックスに対してどんな気持ちなのでしょうか? 40代ご夫婦に率直な意見を聞いてみました。
<「もっとしたいけど、気恥ずかしさはありますね。
若い頃よりも恥ずかしいかもしれない。
この歳で迫るのも……と思ってつい、誘うのをためらうときがある」(40代男性・公務員)>
若い頃よりも、かえって恥ずかしい気持ちが出てきてしまうというご主人に対し、奥様は性に積極的な意見でした。
<「子ども達も大きくなって手がかからなくなったし、自由な時間が増えました。
下の子が自立したらまた、主人と2人の生活になるのも見えはじめているし、愛し合う時間はしっかりと確保したいです」(40代女性・専業主婦)
女性は年齢を重ねると性欲が増す……なんて話もありますよね。
年齢を重ねてもセックスをする機会をきちんと設けて、愛を確かめ合う時間をもつことが大事だということがわかります。
5:いくつになっても男と女。セックスを楽しみたいッ!
予想以上にセックスの回数が少ないことがわかった今回、愛するパートナーとどうセックスする機会を維持していくか……考える機会になったのでは?
エッチが減ってしまっては悲しいし、無くなってしまっては寂しすぎます。お互いの事情と心情を考慮しつつ、最高のセックスをちょうど良い頻度で行っていきたいですね。
【参考】