悪女が似合う女優と言えば?古今東西「悪女が出てくる」漫画・ドラマ・映画と悪女の歴史

“悪女”といえば、どんなイメージがありますか? 男を翻弄する悪女は、漫画・ドラマ・映画にもたびたび登場します。悪女について学べる名作をご紹介しましょう!

1:悪女ってどんな女のこと?

 (1)「悪女」といえば中島みゆきの歌?

悪女とはどんな女性を指すのでしょうか? まずは辞書の意味をチェックしておきましょう。

あく‐じょ〔‐ヂヨ〕【悪女】

1 性質・気だてのよくない女。

2 器量の悪い女。醜い女。

(出典:小学館デジタル大辞泉)

一般的なイメージとしては、“悪女=見た目はよくて性格が悪い女”ですが、原義では容姿が悪いことも指すのが意外……。

ちなみに、悪女といえば中島みゆきさんの曲も有名ですが、同曲では悪女になりきれない不器用な女性が描かれています。悪女になりたかったり、悪女にだまされたかったり……女性も男性もなぜか悪女に憧れを抱いてしまうものですよね。

 (2)悪女は昔から人気がある!?

2018年2月現在、カンヌ映画祭で好評を博した韓国映画『悪女 AKUJO』が日本で公開中。また、広島では平均年齢40代のアイドルグループ『悪女時代』が活躍しています。

こうした悪女ブームは今に始まったことではありません。次章から、悪女が登場する名作をご紹介します。

 

2:悪女がでてくるテレビドラマ4つ

(1)『黒革の手帖』

松本清張の小説が原作で、1982年~2017年の間に6回もテレビドラマ化されています。銀行から横領したお金を元手に銀座クラブのママに転身した女性の物語です。

2017年には武井咲さんが主演。ドラマが始まる前は、歴代の主演女優とくらべて若いことが不安視されていたものの、いざスタートすると「目力がすごい」「着物姿が美しい」と絶賛されました。

シリーズごとに設定などが微妙に異なるので、過去の作品も見比べて、さまざまな悪女像を学んでみるのもいいかも!?

(2)『悪女について』

有吉佐和子の小説が原作で1978年、2012年にテレビドラマ化。美貌の女実業家、富小路公子の物語です。貧しい生まれの女が男を翻弄しつつ、いかにして巨万の富を得るに至ったのか?

2012年バージョンでは、沢尻エリカさんが主演。「別に」発言から5年ぶりのドラマ出演でしたが、悪女・聖女の二面性のある公子役がばっちりハマっていました。

(3)『ファースト・クラス』(第2期は『ファーストクラス』』)

これまた沢尻エリカさん主演ですが、ファッション誌編集部におけるマウンティング女子たちの泥沼の闘いを描くドラマです。

登場人物はいずれもひとくせもふくたくせもある悪女なのですが、特に注目を集めたのは菜々緒さん演じる川島レミ絵。容姿端麗で腹の黒さは一級品、心の声の毒舌ぶりがすがすがしいとお茶の間の人気を博しました。

(4)『牡丹と薔薇』

そして、“性格の悪い女”という点では、このドラマを忘れてはいけません。令嬢・野島香世のキャラクターが強烈だった伝説の昼ドラ『牡丹と薔薇』です。

物語序盤では、香世は野島家にやってきた家政婦の“ぼたん”を生き別れの双子の姉とは知らず、徹底的にいじめ抜きます。やがて、姉妹の出生の秘密を知り、香世とぼたんは和解するものの、その後、ひとりの男性を巡って香世のぼたんに対する常軌を逸した嫌がらせが再燃。

香世役の小沢真珠さんは、薔薇のように華やかなお顔立ちでヒール役を熱演し、世のM男たちの心をわしづかみにしました。

 

3:悪女がでてくる漫画3つ

(1)『ルパン三世』

男を色香に惑わす悪女といえば、やっぱりこの人でしょう。ルパン三世の峰不二子。自分の欲望に忠実で、欲しいものを手に入れるのに手段を選ばない。世界中の男を色仕掛けで手玉にとって、ルパンなんて不二子ちゃんのせいでたびたび危険にさらされるほど……。

でも、どんなにひどい女だとわかっていても、だまされてもいい……というか、不二子ちゃんに弄ばれるなら命を落としても男子の本懐なのかもしれません。

(2)『サユリ1号』

ミスキャンパスにも選ばれるほどの美少女、大橋ユキ。その正体は、サークル内で複数の男子と関係を持ち、次々と人間関係を壊す“サークルクラッシャー”で、主人公の上田直哉もまた、彼女に翻弄されていきます。

女性を敵に回し、男性を味方につけるタイプの悪女を目指したいなら、大橋ユキからテクニックを学ぶべし! ただし、男にモテればモテるほど不幸になるループに陥る可能性も……。

(3)『バラ色の聖戦』

平凡な主婦だった主人公・三木真琴が夫の不倫などをきっかけにモデル活動を始め、トップにのぼりつめていくサクセスストーリー。真琴のライバルである中西紗良の悪女ぶりが光ります。

紗良は自分がモデルとしてのしあがるためには手段を選びません。優しい夫と離婚して、御曹司に乗り換え、また真琴を蹴落とすために卑劣な罠を次々と仕掛けます。ただ、そうした紗良の異様なまでの上昇志向には、実はある悲しい背景があって……。

典型的なヒールキャラですが、優等生的な真琴よりも悪女・紗良に感情移入してしまうという読者も少なくないようです。

 

4:悪女がでてくる映画3つ

(1)『氷の微笑』

ハリウッド女優シャロン・ストーンの出世作。元ロックスターが謎の死を遂げ、その容疑者のひとりとして浮上するのがシャロン・ストーン演じるキャサリン、被害者の恋人です。

刑事のニックはキャサリンの捜査にあたるも、しだいにキャサリンの妖艶な魅力に惹かれていき、自らも事件に巻き込まれていく……というのがあらすじ。

一応はサスペンス映画なのですが、キャサリンの激しい濡れ場や、警察の取調べ中にノーパンで足を組み替えるシーンなど、エッチな見せ場も盛りだくさん。シャロン・ストーンの悪女ぶりがきわだっています。

(2)『素直な悪女』

かなり古い映画ですが、悪女モノとしてはこちらもおすすめ。ヨーロッパのセックス・シンボル、ブリジット・バルドーが自由奔放な美女ジュリエットを演じます。

タイトルからもわかるように、ジュリエットは計算高い悪女ではなく、天然系。スキだらけで本能の赴くままフワフワ行動することで、意図せず周囲の男たちを振り回すのが余計にたちが悪い……。

結末は「えっそれでいいの!?」という驚きの展開ですが、ストーリーよりも当時22歳(役柄は18歳)のブリジット・バルドーの肢体をとくと堪能しましょう。女性が見ても惚れ惚れ!

(3)『黒い家』

こちらは大竹しのぶさん主演の邦画。保険金殺人にかかわるサイコパス女性を演じる大竹さんが怖すぎると話題になりました。

同作中では「乳しゃぶれーっ!」「へたくそー!」と大竹さんが絶叫する衝撃的なシーンも……。豊田真由子氏の「このハゲー」などかすんで見えるパワーワードですね。

 

5:悪女の似合う女優と言えば?3人

(1)米倉涼子

テレビドラマ『黒革の手帖』の2004年バージョンで主演を務めた米倉涼子さん。同作だけでなく、『けものみち』、『わるいやつら』等の松本清張サスペンスでも悪女役を演じています。

日本人離れした抜群のプロポーションに圧倒的な目力……。一説によれば、あのトランプ米国大統領も米倉さんをお気に入りで、来日時の晩餐会に彼女を指名したのだとか。

今後は日本国内に限らず、インターナショナルな悪女役も期待できそうですよね。

(2)菜々緒

テレビドラマ『ファーストクラス』にて、悪女キャラを開花させた菜々緒さん。同作の後、『まっしろ』『サイレーン刑事×彼女×完全悪女』といった作品でも、ダークサイドの女性を好演しています。

前掲の米倉涼子さんにもいえることですが、菜々緒さん級の美女は、にらみをきかせるにせよ、辛らつな言葉を発するにせよ、凄みが違いますよね。

(3)大竹しのぶ

大竹しのぶさんといえば、どんな役柄でもこなす憑依型女優ですが、悪女を演じてもすごい。前掲の映画『黒い家』同様、『黒い看護師』でも保険金殺人に手を染め、『後妻業の女』では高齢者を狙う結婚詐欺師という役回りです。

見ている者の背筋を凍りつかせるサイコパス的悪女を演じたら、大竹しのぶさんの右に出る女優さんはいないかも……!?

 

6:悪女について知りたい!悪女の歴史

最後に、悪女の歴史として、“日本三大悪女”を押さえておきましょう。

(1)北条政子

まずひとり目は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の正室・北条政子。

政子が悪女といわれる所以はまずは嫉妬深さ。当時は一夫多妻制が当たり前でしたが、政子は夫の浮気が許せず、自身の妊娠中に夫が関係をもった女性の家を襲撃したなどといわれています。

また、夫・頼朝の死後は尼となりましたが、権力闘争のなかで、自分の子どもを死に追いやったり、父親を追放したりするという冷徹ぶりも。

(2)日野富子

室町幕府8代将軍・足利義政の正室である日野富子。歴史の教科書でおなじみの“応仁の乱”の黒幕ともいわれています。

義政と富子の間には長らく男子が生まれなかったため、将軍の跡継ぎは、義政の弟・義視と決まっていました。ところがその後、富子は待望の男子・義尚を出産。わが子を跡継ぎにせんと義視と対立したことが応仁の乱につながったといわれています。

しかも、富子は応仁の乱のさなかには、敵味方の両方にお金を貸し付けて莫大な利益を上げたのだとか……。夫・義政がおとなしい人物だったのをいいことに、やりたい放題だったようです。

(3)淀殿

そして、3人目は豊臣秀吉の側室である淀殿。正室をおしのける勢いで秀吉の寵愛を受け、跡継ぎとなる男子・秀頼をもうけます。

ただ、それまでは全く子宝に恵まれなかったという秀吉。しかも、秀吉は小柄なのに、息子の秀頼は身長2m近い巨漢です。実は秀頼は淀君が夫・秀吉以外の男性との間にもうけた子ではないか、という説もあります。

また、淀君は息子・秀頼を権力の座につけようと目論み、徳川家康と対立。このことが、豊臣家滅亡につながったといわれています。

 

7:まとめ

以上、古今東西の悪女についてご紹介しましたが、一口に悪女と言っても実にさまざまなタイプがいるものですね。男性から「君って悪女ぽいね」と言われたら、ほめ言葉なのかどうか判断が難しいところです。

 


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