ダイエットは生理中でもしていい?生理中にダイエットを成功させる方法5つ

生理中って、ダイエットしてもいいものでしょうか? はっきり言って動きづらい生理中、この期間にリバウンドしてしまうこともあり、上手なダイエット方法があるなら知りたいものです。今回はタイ古式マッサージヒーラーであり、恋愛をはじめとした心理学を得意とする筆者が、食生活アドバイザーの方への取材も交えながら、“生理中のダイエット”についてご紹介します。

1:生理中のダイエットは痩せやすい?痩せない?

生理中にダイエットをしても、なかなか痩せない経験をした人も多いはず。生理中のダイエットは結局痩せない!と思い込んでしまっていませんか?

これは、ホルモンのバランスの関係です。生理中のダイエットは確かに痩せにくいという側面を持っています。

かといって、絶対に痩せないわけではなく、生理中に痩せられないのにはきちんと原因があるのです。たとえば、イライラしたり、気分が落ち込んでドカ食いするのも、そんな原因のひとつです。

生理中に上手にダイエットする方法にはこんなものがあります。

 

2:生理中のダイエットを成功させる食事方法5つ

生理中にダイエットをするためには、普段のダイエットとは違った注意が必要になるようです。

生理中のダイエットを成功に導く食事方法について、食生活アドバイザーの山崎恵子さんにお話を伺いました。

(1)無理な食事制限はせずこまめに食べる

ダイエットといえば食事制限!と考える人が多いですが、山崎さんは

「無理な食事制限はしないで」

と警鐘を鳴らします。

山崎「まず生理中か否かにかかわらず、無理な食事制限は、リバウンドや暴食の原因になりかねないので、おすすめできません。

そして生理前や生理中はホルモンバランスの変化により、いつもよりお腹が空いて食べ過ぎてしまいやすい期間です。

お腹が空きやすいなら、食事の回数を増やし、少量ずつ小分けにして食べるようにしましょう」

(2)空腹感を防ぐのは「飲むおだし」!

さきほどあったように、生理前や生理中のダイエットの大敵は、ホルモンバランスが原因の空腹感です。

では、空腹感を紛らわせるために、おすすめの食品は?

山崎「空腹感を防ぐのは、なんといっても飲むおだしです」

ーー飲むおだしとは、聞き慣れませんが……?

山崎「鰹節でとった、あたたかいおだしをお茶代わりに飲むと、空腹感が紛れるのでおすすめなんです。

家庭で取ったかつおだしには、余分な塩分や糖分が入っていません。でも、だしが効いているので、飲んでいて満足度も高いんですよ!」

(3)むくみ予防にカリウムを摂取する

山崎「生理中のダイエットの敵は、空腹感のほかにもうひとつ。やはりホルモンバランスが変化することによって起こりやすくなる、むくみです。

むくみは、カラダの水分バランスを整える作用のあるカリウムを適度に摂取すると、解消しやすくなります。カリウムは、昆布、わかめなどの海藻類や、手軽なものでは、バナナにも含まれています」

ーーなるほど! それなら、生理中にはワカメとバナナを食べていればいいのでしょうか?

山崎「いえ、むくみを取りたいからといって、摂取のしすぎはNG! なにごともバランスが大切です」

なるほど、全体的にバランスよい食生活の中で、海藻やバナナでカリウムを取り入れていくといいのですね。

(4)貧血に注意

山崎さんは、

「生理中には、特に貧血に注意してほしい」

と仰います。確かに生理中でなくても、ダイエットなどで無理な食事制限をし、常に貧血気味の女性はいるものですが……。

山崎「普段貧血気味の女性が生理になると、めまいなどの不調以外に、“痩せにくくなる”というデメリットもあります。

貧血になると代謝が落ちてしまうので、生理中は特に鉄分を意識して摂りましょう!」

ーー代謝が落ちると、ダイエットをしても痩せにくくなって効率がよくないのですね。山崎さん、鉄分の多い食べ物を教えてください!

山崎「鉄分が多い食べ物は、納豆、煮干し、干しエビ、青のり、レバー、あさり、小松菜などです」

(5)生理中に食べるのを控えた方がいいものは…

ーー生理中におすすめの食べ物を教えていただきましたが、では、生理中に食べるのを控えた方がいいものはあるのでしょうか?

山崎「それはズバリ甘いものです!」

ーー生理前や、生理中に甘いものが欲しくなる女子は多いので、これはなかなか厳しいかも……

山崎「生理に関係なく言えることですが、甘いものを多く食べ過ぎてしまうと、食事量が減ることにもつながり、栄養バランスが崩れてしまうのでNGなんです」

ーーなるほど、確かにお腹がいっぱいだと、ご飯は少なめにしてしまう人も多いでしょうね

山崎「生理前や生理中に甘いものが欲しくなるのは、血糖値が下がるのが原因の一つとして考えられます。甘いものが欲しくなったら、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる果物を食べるのもおすすめです。

また、食欲を抑える効果のあるビタミンB6が含まれたピスタチオ、ヒマワリの種などを、おやつに取り入れてみてはいかがでしょうか?」

ピスタチオやひまわりの種は、ダイエットの味方なのですね。甘いものの摂りすぎには注意しましょう!

 

3:生理中のダイエットで痩せる人とは?生理中のダイエットで痩せやすい人の心理的特徴3つ

(1)イライラしにくい

やはり、生理中のダイエットの敵といえば、ストレスからくるドカ食い。

したがって、イライラしにくい性格の人、生理中でもそれほどイライラしないという人は、ダイエットで痩せやすいといえます。

(2)「痩せられる」と信じられる

生理前や生理中のダイエットは、一般的に痩せにくいといわれているのも事実です。

そのため、「生理前や生理中だから、いま痩せにくいんだ」と信じ込んでしまう人も多いのですが、これが生理中にダイエットできない、あるいは太ってしまう原因になります。

なぜなら、「痩せにくい期間だから、ダイエットしても無駄」という意識が働き、結果的に甘いものを食べ過ぎたりしてしまうから。

生理だからといって、「ちゃんと努力すれば痩せられる」と信じられる人は、生理中ダイエットでも痩せやすいといえます。

(3)のんびりやさん

ダイエットとひとくちにいっても、あっという間に結果が出ないと納得できないせっかちさんと、長期間かけて少しずつ体重を落とすことに向いているのんびりやさんとがいますよね。

生理中のダイエットに向いているのは、のんびりやさんです。

気持ちが焦っていると、体重がなかなか落ちなかった時など、成果が出ないと落ち込んでしまうことも。

生理中の数日間で劇的な結果を出そうとするのではなく、現状維持やじりじりとした減少をちょうどいいと思えるような精神状態を維持しましょう。

 

4:生理中のダイエットは運動や筋トレをしても大丈夫?

ここからは、タイ古式マッサージヒーラーの資格を持つ筆者が、ダイエットの方法についてお話ししましょう。

生理中に運動をするなら、ヨガなどリラックス効果があり、動きがゆったりとしたものがおすすめです。

激しいものではかえって体調を崩してしまうこともありますので、ムリは禁物ですよ!

 

5:生理後のダイエットの方法は?

生理の後はダイエットのチャンス!ということを、あなたも聞いたことがあるかもしれませんね。

生理後の1週間は、女性のホルモン周期の中でも最も痩せやすい時期であるとする説もあります。

この「痩せやすい時期」というのは、「運動に適した時期」ということ!

運動とは、ストレッチ、筋トレ、そして軽い運動のことを指します。決して、限界まで挑戦するような激しい運動が必要になるわけではないのです。

筋肉を伸ばすこと、そして腹筋やスクワットといった筋トレを、生理後の1週間で1日15分行うだけでも、ダイエット効果があるといわれています。

注意したいのは、食事は食べ過ぎない程度にきちんと食べ、特に良質のタンパク質は生理前後にかかわらず、野菜と一緒に摂取しておくことです。

タンパク質は筋肉の働きや成長に不可欠なものですから、「肉=太る」のような考えでタンパク質を減らしてしまうと、ダイエットの効果は出ないのです。

 

6:ドカ食いもドカダイエットも厳禁!

最後に、ダイエットをするときは、一気に何キロも痩せてしまわないように注意したいものです。

急激なダイエットは、かなりの割合でリバウンドを招きます。ドカ食いでも太りますが、リバウンドでダイエット前より太った……なんてことになったら元も子もありませんね!

理想的なダイエットのスピードは、半年で5~6キロ程度です。決して無理はしないように心がけて下さい。

 

 

【取材協力】

山崎恵子・・・食生活アドバイザー。小学館の主婦向け情報サイト『WooRis(ウーリス)』にてライターをつとめ、フットワークの軽さをいかした取材記事を数多く執筆。ママ向けのイベント企画、フリーペーパー発行等、「日常をもっと楽しく」をモットーにフリーで活動中。現在は、乳幼児~小学生パパ・ママのための小学館の情報サイト『』で執筆中。