仕事ができない人の特徴は?できる人との違いとできない人への対処法

今回は国内MBA取得後、外資金融機関に勤務していた筆者が、そのときの経験も織り交ぜながら「仕事ができない人の特徴や仕事が出来る人と出来ない人の違い」をご紹介します。「仕事ができる人」は男女ともに、異性からの好感度は高いものです。ぜひご参考に。

1:仕事ができない人にイライラする……

(1)仕事ができる人・できない人を英語で言うと?

「仕事ができる」と日本語で言う場合、そこにはどういった意味が込められているのでしょうか?

事務処理能力に優れているということは大前提として、

「プレッシャーに強い」

「辛い仕事にも耐えられる」

「細部に気を配れる」

などという意味が含まれています。

それらを英語にすると

「perform well under pressure」

「capable of doing hard work」

「detail oriented」

となります。

また、「有能だ」という意味では「competent」と言うこともできます。逆に仕事ができない人は「incompetent」となります。

(2)仕事ができない人は病気が原因の場合も?

人の話をうまく理解できなかったり、指示通りに動くことができなかったり、細部に気を配れなかったり。そういう人は概して「仕事ができない人」として一緒くたにされてしまいがちです。

でも中には、学習障害など自身が抱える病気が原因で、仕事に影響が出ている場合も考えられます。いくら「仕事ができない」と言われている人がいても、特定のポイントでのみ問題を抱えているケースでは、頭ごなしに否定するのは良くありません。

 

2:仕事ができる人は何が違う?仕事ができる人の特徴と習慣5つ

(1)問題を後回しにしない

仕事のできる人は、問題をそのまま放置しておくことはしません。また問題が起きた場合にはそれをポジティブに捉えようとします。

筆者がかつて外資系金融機関に勤務していた頃、営業部長がよく

「お客様との間に問題が起きたら、それはお客様と仲良くなるチャンス」

と言っていました。

仕事において問題が起きるのは必然。大切なのはそれをどう捉え、ハンドリングするかです。

(2)「忙しいから」という理由で人の話を上の空で聞かない

「史上最速で会社の社長まで上り詰めた○○さん。彼がすごいのは、どんなに忙しいときでも部下から話しかけれられば、必ずその人の方に向き直って話を聞く。これができる人はとても少ない」(外資金融管理職Sさん40代)

忙しいときに人から話しかけられると、ついイラっとしてしまったり後回しにしてしまいがち。

でも人の話をないがしろにしない人は、人からの信頼を集め、やがて出世にも繋がっていくのです。

(3)誰も見ていないところで頑張る

人が見ているところで頑張るのは当たり前。なぜなら職場は誰かから客観的に評価される場所だからです。

でも誰も見ていないところで頑張れる人はそう多くはありません。そのため、周囲より秀でることができるかどうかは、誰も見ていないところで頑張れるかどうかにかかっているのです。

(4)ルールにとらわれ過ぎない

会社にあるルールの多くは、みんなの仕事を効率化し、質を高めるためのもの。でも時間が経つとともにその重要性が薄れたり、全く根拠のないルールに縛られてしまうなんてことも起こります。

様々なルールに疑問を持ち、アップデートするべき部分を自ら働きかけていく。そんな人が、会社にとって価値がある社員だと言えるでしょう。

(5)インプットを怠らない

ドリームインキュベーターの代表取締役である堀紘一さんは、

「読書は学歴を凌駕する」と語っています。

読書などを通してインプットし続けることは、仕事ができる人の大切な条件。良質なアウトプットは、弛まぬインプットに裏付けされているのです。

 

3:仕事ができない人への対応は男女で違う?仕事ができない男女の特徴とその対処法5つ

(1)女性に対して頭ごなしに怒るのは禁物

女性は競争よりも調和を好む傾向があります。そのため、競争原理にモノを言わせ女性を頭ごなしに叱ったり、他の人と比較をしたりしても意味がありません。嫌われて終わりです。

仕事ができない女性を上手に動かすには、小さなことでも感謝をすることです。そうすることで、それまで仕事ができないと言われないがしろにされてきた分、あなたへの忠誠心が高まり一生懸命仕事をするようになるでしょう。

(2)男性のプライドは出来るだけ傷つけない

仕事ができない男性は、自分の仕事がいかに重要で大変であるかを周囲に知らしめようとします。

筆者の先輩Uさんの会社にも、仕事が極端にできない男性がおり、その男性は自分の仕事を人と共有することを嫌がり、またいかに難しい仕事であるかを後輩に長々と語るそうです。

一度Uさんが

「その仕事、そんなに難しいなら私やりますよ。やり方知っていますので」

と言ってしまったところ大惨事に。

その男性はあらゆるところでUさんの悪口を言いまくり、会うたびに恐ろしい睨みをきかせてくるようになったそうです。

男性のプライドを傷つけるとロクなことはありません。

(3)得意分野に特化させる

仕事ができないと思われている人は、もしかすると適材適所に割り当てられていないのかもしれません。

それなら、その人の得意分野を見つけ出し、そこに特化させることで解決できます。

全てのことをそつなくこなすジェネラリストより、エッジの立ったスペシャリストを育てた方が使い勝手が良いこともあるのです。

(4)どうしたら業務が改善するのかを一緒に考える

あなたが仕事のできない人の上司だったり、同じグループでだったりで利害を共有する場合、一度その人が与えられている業務を見直すことをおすすめします。

そして、「なにが、なぜできないのか?」をじっくり話し合いましょう。

その人の成功が自分の成功にも繋がるのであれば、それもあなたにとって、一つの仕事であると言えるのです。

(5)イライラした態度で接しない

イライラされたり、叱られたりして嬉しい人はいません。そのような態度で接すれば接するほど、その人のパフォーマンスは下がっていくと言ってもよいでしょう。

仕事のできなさは、本人が一番感じているはずです。手とり足とりまでは難しいとしても、能力にばらつきのある会社においては助け合いが必要です。

ある日、その人に救われることがあるかもしれないのですから。

 

4:仕事ができないのが辛い…仕事ができない男性・女性の悩み5つ

(1)いつ怒られるかわからない

「自分に合っていない仕事をしていたときのこと。明らかに誰もが私のことを“仕事ができない人”と思っていたから怒られてばかり。いつ誰から怒られるかもわからずビクビクしていた」(元金融Yさん30代)

自分に合わない仕事をしているときは、良いパフォーマンスを出しにくいものです。

そしてそれが理由で周囲に迷惑をかけてしまったり、イライラさせてしまったりするもの。情熱を傾けられない仕事をする弊害とも言えそうです。

(2)いつまでたっても自信が持てない

「毎年後輩が入って来てはいつの間にか抜かされる。自信を持つどころか年々失っている」(IT関連Tさん30代)

慣れてくれば仕事にも自信が持てるはず。そう思ってがむしゃらに頑張ってみたものの、いつまで経っても自信が持てないのは辛いものです。

病気など特別な理由がある場合を除いては、仕事ができないのは要領が悪かったり仕事の方法が間違っている場合がほとんど。

先輩だからと格好つけずに、一から人に教えを請うのも大切です。

(3)周囲の視線が痛い

「いつも監視されているような気がして居心地が悪い」(アナリストJさん30代)

大きなミスを何度もしでかすと、周囲が警戒し始めます。その視線により居心地が悪くなり更なるミスを発生させるという悪循環は、なかなか断ち切るのが難しいもの。

一度失ってしまった相手の信頼を勝ち得るには、ぐっとこらえて頑張り続けるしかありません。

(4)クビのリスク

「今の会社はクビになる人がザクザクいるので、仕事ができないとバレないように必死」(金融Aさん30代)

仕事ができなくたって、人は働いて生きていかなければなりません。そのため、仕事のできなさを隠しながら必死でできるふりをして会社に留まろうとする人も。

いつ見抜かれるかとヒヤヒヤしながら生きるのは心臓に悪いですね。

(5)出世コースから完全に外れる

「せっかくいい大学を出たけど、会社に入ったらもっと優秀なヤツばかり。いつの間にか出世コースから完全に外れていた」(製造Sさん30代)

日本の企業は、一度出世コースを外れるとなかなか元には戻れなくなるもの。コースに乗っかった同期を見ながら仕事をしなければならない辛さは筆舌に尽くしがたいものです。

 

5:仕事ができない人にイライラしない方法3つ

(1)自分以外の人の仕事に期待しない

イライラするのは、相手に期待をしているから。それなら初めから期待をしなければイライラすることもありません。

人は自分ではないので、自分の考えをスキャンして相手の脳にアップロードでもしない限り、言った通りの仕事など上がってくるはずもありません。

自分以外の人が、思ったものと異なる仕事をしたとしても、それは当然だと割り切ることも必要です。

(2)仕事以外の良いところを見つける

仕事ができない人にも長所はあるはずです。

「この人は仕事ではちょっと期待はずれだったけど、会社の雰囲気を盛り上げてくれるし、それはそれで必要だな」

などと、仕事以外の良いところを見つけてみましょう。

組織には、人と人を繋ぐ役割を果たす人が必要です。仕事ができないからといって、そんな人をクビにしてしまうと、組織自体がうまく回らなくなることだってあるのです。

(3)仕事を見せる

後輩が、どうしても言った通りのことができない場合、言葉で説明せずに具体的に仕事を見せてあげることをおすすめします。

百聞は一見にしかず。マニュアルを読み込むより、目で見たことのほうがよっぽど理解しやすいものです。

 

6:仕事ができない人も工夫一つでスペシャリストに

仕事ができない理由は様々です。

合っていない仕事をすることによりパフォーマンスが落ちているのであれば、仕事内容を見直したり、部署を変えたりすることで劇的にパフォーマンスがアップすることだってあるのです。

同じ人間同士。助け合いながら仕事で成功したいものですね。

 

 

【参考】