押し付ける上司にうんざり…仕事を押し付けられた時の対処法5つ

仕事をするからには、多くの場合誰かと一緒に働く事になります。そして残念なことに、一緒に働くすべての人が論理的で、良い人だとは限りません。ときに上司や先輩から仕事を押し付けられたりして、うんざりしてしまうことも……。そこで今回は、職場で仕事を押し付けられたエピソードや、押し付けられて困った時の対処法を、外資系金融会社に勤務経験のある筆者がリサーチ! ご紹介します。

1:押し付けるの意味って?英語での言い方は?

(1)押し付けるの辞書的意味は……

押し付けるの意味を小学館のデジタル大辞泉で調べると

1. 力を入れて押し、他の物に付ける。 「満員電車のドアに-・けられる」

2. 相手の意思を無視して、無理に承知させたり、引き受けさせたりする。 「幹事役を-・ける」 「不利な条件を-・けられる」

(出典:小学館デジタル大辞泉)

とあります。仕事を押し付けられるの場合は、2の意味が該当しますね。

 

(2)押し付けるものによって違う?英語での言い方は?

壁に誰かを押し付ける場合は「Press (someone) against the wall」となります。一方、責任を押し付けるは「pass the buck」責任転嫁する、という意味もあります。

また、意見や価値観を押し付けるは「impose (someone’s)values on」と言うことができます。英語での「押し付ける」は、押し付けられたものによって、使う単語が違うんです。

そして、仕事を押し付けられた場合は「force」を使います。

「彼に仕事を丸投げされた!」「彼に仕事を押し付けられた!」と愚痴りたいときには、「He forced all of this work on me!」となります。

 

2:仕事を押し付ける上司がイヤ!クズ上司エピソード3つ

(1)「暇でしょ?」と言って終業時間ギリギリに仕事を押し付ける

「以前の上司が、すっごく仕事のできない人で。終業時間ギリギリになると、いつも自分の終わらない仕事を押し付けてきた。しかも“暇でしょ?”と言いながら……。デートの日は、腸(はらわた)が煮えくり返ったものです」(船舶関連Uさん 30代)

就業時間ギリギリに仕事を押し付けるなんて、もう嫌がらせとしか思えません。最悪のパターンのひとつといえそうです。

(2)誰でもできる仕事を有給休暇前日に振ってくる

「誰でもできる仕事を、1週間有給で海外に行く直前に振られた。当然その日は深夜まで残業。有給を取るときにもその上司から、“有給って何日でも使っていいわけじゃないんだよ”と言われていたので、さらに腹が立った」(保険関連事務Yさん 30代)

誰でもできるような仕事をわざわざ有給直前に振ってくるなんて……ちょっとイヤな感じですね。ちなみに、有給を利用するのは、従業員の権利です。この上司、わかっていて言ってるんですよね、きっと。

(3)「みんな大変だから」と言って妊娠中に毎日22時までかかる仕事をひとりでさせられた

「妊娠8か月で、産休まであと1か月になったころ。それまで、ほかの人に自分の仕事を任せたり、休んだりなど1回もしたことなかったのに、ある日女性上司から、“もうすぐ産休だよね。みんな大変だからこのプロジェクトお任せしていい?”と言われた。

そのプロジェクトは2か月以上かかるようなものだったので、産休まで毎日夜22時まで残業することに。ひとりで仕事をしながら、涙が出そうになった」(メーカー営業 Tさん 30代)

上司は、部下が妊娠中だからといって腫れ物に触るような扱いをする必要はありません。でも、かなり遅くまで残業しなければならないような仕事を、わざわざ8か月の妊婦にひとりでやらせるなんて。これは、パワハラ、マタハラに関わるのでは?とすら思います。

 

3:仕事などを押し付けられて困ったときの対処法5つ

(1)自分の仕事の範囲でない場合はきちんと伝える

1度や2度なら黙って引き受けたとしても、毎回同じように仕事を押し付けられてはたまりません。自分が与えられている仕事の範囲を超えているようなら、はっきりと伝えるべきです。

元勤務先の同僚Tちゃんは、自分の部署だけでなく、隣の部署の雑用まで押し付けられ、朝6時に会社に来なければならない状況に陥ってしまいました。

Tちゃんの仕事が異常に膨れ上がっているのに気づいた先輩が助け舟を出し、Tちゃんの仕事範囲は正しい分量に戻りましたが、本人は「もっと早く自分で伝えられていたら、あんな辛い日々を過ごす必要はなかった」と言っていました。

(2)評価の方法を聞く

仕事を押し付けられたら、その仕事が正しく評価されるかどうかを確認してみましょう。

友人のMさんは、先輩のOさんに仕事を押し付けられていました。しかもその仕事は本来Oさんがやるべきもの。そして、OさんはMさんが作成した資料などを、あたかも自分が仕上げたかのように自分の上司に提出していました。

アドホック(その場限り)な仕事を与えられた場合は、誰がどのように自分の仕事を評価してくれるのかを、はっきり確認することが大切です。

(3)さらに上の上司に相談

筆者の元同僚のKさんは、彼女の上司から顧客の接待に付き合うよう無理強いされていました。その接待で契約が取れても、Kさんには何の得もありません。

接待のせいで肌荒れや寝不足に悩まされたKさん。更に上の上司に相談したところ、Kさんに接待をさせていた上司は部署異動になりました。

(4)自分のスキルアップの為に引き受ける

仕事を押し付けられるのはイヤなものです。でも考え方を変えれば、自分ができる仕事の幅を広げることに繋がったり、スキルアップできたり、仕事上の交友関係が広がったりもするもの。

押し付けられた仕事も見方を変えることで、自分のために繋がると思えるのであれば、気持ちよく引き受けるのもアリです。

(5)「○○さん、丸投げされた仕事終わりました~!」と大きな声で言う

「新人のころ、いつもグループ長から仕事を押し付けられていた。しばらく黙ってたけど、あまりにひどいからクビ覚悟で『○○さん、丸投げされた仕事終わりました~!』とでっかい声で言った。みんなから大絶賛された」(IT関連Uさん 30代)

かなり勇気のある行動で真似をするのはなかなか難しいですが、言えたらスカッとしそうですね。

 

4:押し付けられた仕事でもきちんと評価させよう

会社員の場合、不本意な仕事を押し付けられてしまうこともよくあります。そして、頑張って仕上げても、それを押し付けた人の手柄にされてしまうことも。

しかし、どんな形で得た仕事でも、それを完了させることで自分のスキルや経験値は確実にアップします。考え方を変え、ポジティブに捉えてみてください。

そして、自分でやった仕事は、自分の仕事として、きちんと評価してもらえる環境を、構築していってください。