2人暮らしの生活費とは?生活費に占める食費と2人暮らしの初期費用

今、彼氏と同棲を考えているという人もいると思います。現実的な問題として生活費や初期費用ってどれくらいかかるのかわからない……なんてこともあるでしょう。そこで今回は、2人暮らしにかかる費用を紹介します。

1:2人暮らしはしたことある?

(1)したことある人は48.5%

アニヴェルセル株式会社が、全国の23歳から39歳の既婚男女600名を対象に「結婚・結婚意識」に関する調査を行っていました。

「あなたは、結婚する前に同棲していましたか? あてはまるものをお答えください(1つ選択)」という質問で、「同棲していた」と回答したのは全体の33.8%、「半同棲していた」と回答したのは14.7%、「同棲はしていない」と回答したのは51.5%となっています。

半同棲を同棲としてカウントするならば、結婚する約半数のカップルが同棲を経験していたことになりますね。

(2)生活費を計算してみるとどれくらいだった?

筆者の友人に同棲をしている方がいるので、1ヶ月の生活費を聞いてみました。すると、家賃や光熱費、食費などを加えて、だいたい20万円だとか。これって安いのでしょうか? 高いのでしょうか?

 

2:みんなはどれくらい?2人暮らしにかかる食費と節約術6つ

まずは平均を知る

総務省統計局が発表した『家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)平均速報結果の概要』によれば2人以上(平均世帯人員2.98人)の食費の月平均額は72,866円となっています。

これを3で割って2をかけて、2人暮らしの食費の平均値を出してみます。すると、約48,577円となりました。大雑把な計算ですが、ひとまずこれを1つの目安にしたいと思います。

5万円を大幅に超える場合は使いすぎ?

上述の食費の内訳をみてみると、酒類と外食と書かれた名目があります。これを(1)の計算方法で、2人暮らしの金額に直すと、酒類が2,092円、外食が約7,935円となります。

また、酒類と外食以外の食費は38,551円となります。純粋な食費だけだと約4万円ということになりますね。まずはこれと実際の食費を比べてみて大幅に使いすぎている部分がないかみてみましょう。

(1)基本的には自炊

上述の食費に近づけて月々の食費が5万円になったとしましょう。

しかし、もう少し節約したいと考えるならば、外食と酒類を節約する方法が手っ取り早いですね。それだけで、約1万円の節約になるので、食費は38,550円まで抑えることができます。

しかし、抑えすぎはストレスになってしまうこともあるでしょうからほどほどに。

(2)2人で食費専用財布を持つ

家計簿をつけて食費を管理しようとして挫折したことはありませんか? 細かい記帳は面倒になり、気がついたらやめてしまっていたなんてこともあるでしょう。

そこで、2人で共同の食費専用財布を持つことをオススメします。そこに月ごとの目標金額を入れておきます。あとは、その財布で月々の食費をやりくりするというもの。

面倒な記帳がなくなるだけでなく、減っていく金額が目でわかるので節約がやりやすくなりますね。

(3)慣れてきたら月単位ではなく週単位

上述の専用財布に月ごとの食費を入れておくことをオススメしましたが、できることならば週単位で使っていい金額を設定してみてください。

専用財布にお金を入れるのは、月ごとでいいのですが目標金額の設定と区切りは週単位。そうすることで使っていいお金の金額が逆算しやすくなり、節約しやすくなります。

1つ注意してほしいのはお米や調味料など。これはまとめ買いすることが多いと思うので、それらを購入した週はすぐに予算オーバーになってしまいます。

ですので、そういったまとめ買いするようなものは、別会計にしておくことをオススメします。

(4)買った食材を使い切る

買った食材が冷蔵庫の中で、腐ってしまうといったことはないですか? これはもったいない。買った食材は使い切ることを心がけるだけで節約になります。

もし余った食材がある場合はネット検索してみましょう。今の時代、簡単にレシピが出てきますよ。

(5)安い食材で献立を考える

スーパーへ行く前に献立を考えるのではなく、できればスーパーで安い食材から献立を考えるように習慣をつけておきたいですね。

しかし、注意してもらいたいのは、安いものを大量に買いすぎること。上述したように、使い切らなければ節約にはなりません。安いものを使い切ることのできる量だけ買う。これを心がけてほしいです。

(6)近所のスーパーの特売日を頭に入れておく

特売日だけでなく時間帯でセールを行っているスーパーもあるので、そういった時間を利用したいですね。また、ポイント還元率の高い日なども活用したいところです。

しかし、あまりにも遠すぎるスーパーは値下げ分よりも移動費の方が高くなってしまうこともあるので注意してください。

 

3:そんなに?2人暮らしにかかる初期費用の内訳5つ

不動産会社に勤める筆者の友人に話を聞いてみました。

(1)敷金・礼金

敷金・礼金とは?

しき‐きん【敷金】

不動産、特に家屋の賃貸借にさいして賃料などの債務の担保にする目的で、賃借人が賃貸人に預けておく保証金。しきがね。

(出典:デジタル大辞泉/小学館)

れい‐きん【礼金】

部屋や家を借りるとき、謝礼金という名目で家主に支払う一時金。「―と敷金」

(出典:デジタル大辞泉/小学館)

敷金・礼金はそれぞれ家賃の1ヶ月分が基本となるようですが、今は礼金を取らないところが増えてきているとのこと。そこで2人暮らしの部屋を想定してみます。

不動産屋に勤めている友人曰く、「やっぱり、2Kとか2DKが多いよ」とのこと。

家賃の相場を尋ねてみると、場所にもよりますが、だいたい10万円だそうです。

ということで、敷金と礼金を合わせて10万円と見積もっておきます。

(2)仲介手数料

仲介手数料とは、不動産屋に対して支払うお金のことです。これも家賃の1ヶ月分が目安となるので10万円ですね。

(3)前家賃

契約金の一部として支払わなければならない家賃ですね。通常は当月の残り日数を日割りで計算して家賃を算出し、さらに翌月分の家賃も一緒に支払う形になります。

ですので10万円~20万円となりますので、便宜的に15万円としておきます。

(4)引っ越し代

これは自分たちでやればお金はかかりません。ですので、友人に手伝ってもらったりしてうまく節約したい費用ですね。できれば0円で済ませられるようにしたいところです。

(5)インテリア・家具・家電購入費用

株式会社リクルートマーケティングパートナーズが『新婚生活実態調査2017(リクルートブライダル総研調べ)』というデータを発表していました。それによると、「インテリア・家具」 と「家電製品」の購入費用が明らかになっています。平均額は56.3万円。

上述の(1)~(5)までの合計でなんと91.3万円となりました。これに引っ越し代などがかかればもっと高くなることでしょう。

 

4:平均って?2人暮らしにかかる主な光熱費4つ

上述の『家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)平均速報結果の概要』を参考にしたいと思います。

(1)電気代

2人以上の世帯(平均世帯人員2.98人)の平均額が10,312円なのでこれを3で割って2をかけます。すると約6,875円となりました。だいたいの平均値は7,000円程度といえそうです。

しかし、「2人とも働いていてあまり家にいない」という状況ならもっと安くなるでしょう。

(2)ガス代

上述の世帯(平均世帯人員2.98人)の平均額が4,725円となっています。ですので、2人暮らしの平均額はどうやら3,150円となります。

(3)その他の光熱

『家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)平均速報結果の概要』の光熱・水道と書かれた項目の内訳に「他の光熱」という項目があります。それが、1,300円。ですので、2人ですと、約867円ということに。

(4)上下水道料

これが平均世帯人員2.98人だと5,199円ですので、2人暮らしに換算すると3,466円となります。

 

5:やってみよう!2人暮らしの生活費シミュレーション4つ

同棲している友人に実際の生活費を尋ねてみました。酒類、外食費は「教養娯楽費」として換算しています。

(1)20代の共働きの2人

家賃・・・120,000円
光熱費・・・20,000円
食費・・・65,000円
教養娯楽費・・・80,000円
通信費・・・15,000円
雑費・・・10,000円

合計310,000円となりました。

ただこのお2人はどちらも30代の共働きのため、これくらいの出費でも全然問題ないようです。

(2)30代の社会人と主婦

家賃・・・90,000円
光熱費・・・16,000円
食費・・・40,000円
教養娯楽費・・・50,000円
通信費・・・10,000円
雑費・・・6,000円

合計212,000円です。

食費が4万円に抑えられているところが特徴的ですね。しかし、節約に特化しているというわけではなく、ある程度の自由は謳歌しているとのこと。

(3)20代の共働きの2人

家賃・・・100,000円
光熱費・・・18,000円
食費・・・60,000円
教養娯楽費・・・50,000円
通信費・・・15,000円
雑費・・・8,000円

合計で251,000円となっています。これくらいが1つの目安になるでしょうか。

(4)学生の2人

家賃・・・70,000円
光熱費・・・16,000円
食費・・・30,000円
教養娯楽費・・・20,000円
通信費・・・5,000円
雑費・・・5,000円

合計146,000円となります。結構、節約しているようですね。特に通信費の安さは驚きです。

スマホの契約は大手キャリアではなく、格安SIMを使っているのだとか。とはいえ、学生で稼げるアルバイトの金額にも限界がありますから、仕送りがないとやっていけないみたいです。

 

6:2人暮らしの間取りって?

2人暮らしで大切なことの1つは間取りでしょう。月々の生活費もさることながら、2人で生活を続けていけるかの要因には、間取りも関係しています。

筆者の友人に引っ越しして間取りが変わったら、ケンカが減ったという人がいます。家賃も気になるとは思いますが、2人の生活スタイルにあった間取りを選ぶことをオススメします。

 

【参考】

新婚生活実態調査2017-リクルートブライダル総研調べ