「家庭」に迫る!幸せな家庭の秘訣や機能&笑える面白エピソード

みなさんが「家庭」に求めるものはなんですか? 安らぎ、憩い、団らんなど、色々あると思います。そもそも家庭とは、私たちが生きて行くうえで欠かせないものだと言えます。しかし、その意味について改めて考える機会ってなかなか少ないですよね。そこで今回は、私たちが当たり前のように過ごしている「家庭」について考えてみました。

1:家庭とは?その定義を知ろう

(1)家庭の意味とは?

そもそも論ではありますが、「家庭」とはなんでしょうか。

辞書で「家庭」と引いてみたところ……

か‐てい【家庭】

夫婦・親子などの関係にある者が生活をともにする、小さな集団。また、その生活する所。

(出典:小学館 デジタル大辞泉)

とありました。

家庭とは、家のことや場所を指すわけではなく集団のことを指すよう。では、よく似た言葉で「家族」がありますが、こちらはどういう意味なのでしょうか。

か‐ぞく【家族】

1 夫婦とその血縁関係者を中心に構成され、共同生活の単位となる集団。近代家族では、夫婦とその未婚の子からなる核家族が一般的形態。

2 民法旧規定において、戸主以外の家の構成員。

(出典:小学館 デジタル大辞泉)

家族については、家庭よりもう少し詳しく位置づけされているようですね。

(2)家庭の語源って?

「家庭」の語源についても調べてみたところ、「家庭」という言葉は昔の中国から来ている言葉のようですね。明治時代に入り雑誌などで「家庭」という言葉が使われだし、一般にも広く認識され始めたそうです。

 

2:子どもや夫婦、家族に必要な家庭の機能5つ

内閣府が行なった「平成26年度国民生活に関する世論調査」の結果を元に、家庭とはどういうものなのかを探っていきましょう。

出典:平成26年度国民生活に関する世論調査 内閣府

(1)家族団らんの場

「家庭」の機能として、最も多かったのが「家族団らんの場」でした。家族がコミュニケーションをとり、楽しい時間を共有するために、家庭はとても大切なものだと考えている人がたくさんいるようです。

(2)休息・やすらぎの場

次に多かったのが「休息・やすらぎの場」という意見。忙しく働く私たちにとって、家庭は心や体を休める場所であると言えますよね。妻や夫、親、子供、パートナーと過ごす時間があれば、仕事にも精が出るというものです。

(3)家族の絆を強める場

「家族の絆を強める場」としても、家庭はとても重要な役割を担っているよう。楽しいことや嬉しいこと、また悲しいことや辛いことも共有できる環境は、家族の絆が深まり、より一層深い関係を築いていくことができそうですね。

(4)親子が共に成長する場

子育てを通して、子供だけ、親だけではなく双方が成長できる場が家庭だと考えている人も多いようです。時には衝突したり意見が合わないこともありますが、そうした経験をふまえて、人間として成長していくために家庭は必要な場所だと言えそうですね。

(5)夫婦の愛情を育む場

「家庭」の基盤は夫婦。新婚の頃のようなときめきや情熱は減るかもしれませんが、形は変わってもいつまでも愛情を育んでいけるような場所が「家庭」であるべきですよね。

 

3:幸せな家庭とは?誰もが帰りたくなる家の秘訣5つ

今家庭を持っている人はもちろん、これから家庭を持つ人、いつか家庭を持ちたいと思っている人もいるでしょう。「幸せな家庭」という言葉をよく聞きますが、実際にはどういった状態であれば「幸せな家庭」と言えるのでしょうか?

家に帰りたくなる「幸せな家庭」の条件について、筆者周辺の人々へのインタビューをもとに考えてみました。

(1)いつでも笑顔がある

いうまでもなく、家族の笑顔が絶えない家庭はいい家庭ですよね。いい家庭でないのに笑顔が溢れるなんてことは考えにくいですから。

心理学に「好意の返報性」というものがあります。人間は、好意的な態度を向けられるとその相手に好意を抱くようになり、さらに相手の好意に対して好意で応えようとする心理が働くそう。笑顔を絶やさずにいると家族みんなが好意的になると考えられますね。

(2)リラックスできる

家庭がリラックスできて幸せや癒しを感じられる場所であれば、誰でも帰って来たくなりますよね。仕事や学校など、家の外では様々なことが起こり、疲れも溜まります。そんな時に、家庭がしっかり休める場所として存在していることが理想的です。

(3)辛いことや悩みを素直に口にできる

自分のプライベートの悩みを相手に伝えることを、心理学では「自己開示」というそうです。人は自分のとても個人的な悩みを告白できる相手に心を開くのだとか。

家族の前で悩みや心配事を素直に口に出すことができる環境は、心を開いている証拠。つまり家族が「帰りたくなる家」にするには、悩みを話しやすい環境にすればいいということですね。

(4)自信を持てる

多くの人が、家、すなわち家庭を拠点に生活をしています。仕事や学校など、家の外の環境は時に厳しく、自信をなくしてしまうこともあります。

自信を失ったまま家に帰って回復できないままでいると、家に帰ることすらも嫌になってしまうかもしれません。

家に帰れば自分の居場所や役割、必要とされる場があると認識できることだけでも自信につながります。毎日仕事や学校に行くことができるかもしれません。

(5)責任感を持てる

男性なら家に帰ると可愛い子どもと優しい妻がいて「頑張らなくちゃな」と思えたり、女性なら「家族のために家事を頑張ろう」と思えるような環境だと、責任感が湧いてやる気が起きますよね。

過度な責任感はプレッシャーになります。ですが、全く責任感がないのはモチベーションや頑張りにつながらず「帰る意味」がわからなくなってしまうかも。

夫としてパパとして、また、妻としてママとしてなど自分にしかできない役割があることはとても大切なことなのです。

 

4:似ているようで全然違う?「家庭」と「家族」の違い4つ

家庭と家族、言葉は似ているようですが意味はちょっと違うようです。1で述べた言葉の定義と共に、その意味の違いを考えてゆきましょう。

(1)「家族」の中に「家庭」がある

先述のように、「家族」は「血縁関係者を中心に構成され、共同生活の単位となる集団」です。対して「家庭」は夫婦・親子などの関係にある者に限定した範囲を指す言葉のよう。つまり、血縁関係や共同生活といった風にある程度範囲が定められているのが「家族」であり、夫婦や親子関係など家族の中でもさらに小さなコミュニティが「家庭」と言えそうです。

(2)生活を共にしていないケースも「家族」?

独立していない子供、たとえば実家を離れて下宿をしている大学生の子供や、就職などで実家を離れて一人暮らしをしている娘なども「家族」と考えますよね。

たとえ生活を共にしていなくても、これまで生活を共にし、結婚などで新しく家庭を築いていない状態であれば「家族」と認識されるようです。

(3)「家庭」には、生活する場所が含まれている

家庭菜園、家庭訪問、家庭教師、家庭料理などという言葉があるように、「家庭」には夫婦や親子などが一緒に暮らしている「場所」というニュアンスが強く含まれているようにも思えますね。

(4)「家族」は「人」、「家庭」は「場所」が関わる

こうして考えてみると、「家族」は主に「人」の関係を指し、「家庭」はその人たちが関わる「場所」が関係していると考えられます。

 

5:こんな家どこにもない?家庭にまつわる面白エピソード3つ

この世の中には数え切れないほどたくさんの「家庭」があります。その中には、こんな楽しい家庭もあるんです。

筆者の周りにいた、ちょっぴり面白い家庭にまつわるエピソードをご紹介します。

(1)夫は弾き語り、妻は瞑想。ある夫婦の休日の過ごし方

都内で夫と二人暮らしの友人E子。二人とも平日は仕事でほとんど顔をあわせることがないので、休みの日が夫婦のコミュニケーションの時間なのだそう。その休日の過ごし方を聞いてみると……

筆者:夫婦二人の時は何をしているの?

E子:夫はギターで弾き語りしてるよ。

筆者:じゃあ、あなたはその間何やってんのさ?

E子:横で瞑想してる。子宮を温めるようなイメージで呼吸するとリラックスできるから。

筆者:それ、想像するとすごいシュールなんだけど……

E子:それぞれ好きなことしてるけど、ちゃんと同じ空間にいるんだよ。ときどき私がハモりで参加したりするし。

オリジナリティのある夫婦の時間の過ごし方ですよね。ギターを弾いて歌っている夫の横で、子宮のことを思って呼吸している妻の姿を想像すると非常に不思議。ですが、同じ空間にいながら、それぞれ好きなことができるというのは理想的ではあります。

(2)嘘が翌日の新聞でバレた、漫画のようなエピソード

筆者の夫の父(以下、義父)は、町内会長やPTA会長などを率先してやりたい目立ちたがり。それに加えて、義父はいわゆる“天然”。「漫画かよ!」とおもわず突っ込んでしまいそうな面白い出来事が、義父の周りには日常的に起こっています。

週末に行われる地域の凧揚げ大会にどうしても参加したかった義父。しかし、数週間前にぎっくり腰を患い絶対安静と言われていたため、凧揚げ大会への参加は難しいとのことでした。

義母(夫の母)に「凧揚げは絶対に参加するな」ときつく言われていたのですが、「見学するだけ」といってこっそり参加し、大凧を持って全力疾走。その結果、予想通りぎっくり腰が悪化しましたが、義母にバレては困るので痛みをこらえて何食わぬ顔で帰宅したのだそう。

翌朝、新聞の一面には義父が満面の笑みで大凧を持って走っている姿が。それを見た義母が大激怒した……というエピソードが、親戚の集まりがあるたびに披露されます。

(3)ママと娘でパパの取り合い

知人夫婦は今年で結婚30周年。22歳の息子、19歳の息子、16歳の娘の3人の子どもがいますが、夫婦仲が良すぎて、子供達に「いちゃつくな」と言われるほど。

しかし、さらにこの家族のすごいところは、娘と妻で夫の取り合いが度々起こること。夫婦でソファに座ってテレビを見ていると、「パパは私のだから!」と娘が間に割り込んでくるのだとか。さらに、買い物に行くと夫の横をキープしたり、父と娘二人きりでドライブに行き、妻が嫉妬する姿を息子二人が「やれやれ」といった感じでなだめるのが日常のよう。

しかし、家族全員で出かけることも多く、仲がいいからこそ起こる“パパの取り合い”なのだそうです。

 

6:家庭は社会生活の源

家庭が充実していれば、生きる活力にもなりますし、毎日イキイキと過ごすことができますよね。人生を豊かに過ごすためには、「家庭」を豊かにすることが大切だと言えそうです。

 

【参考】