年収550万の生活水準は?年収550万の女性のキャリアや家賃

「年収550万円」と聞くとどんなイメージを持ちますか? 結婚相手の年収が550万円の男性と結婚するのと、女性が年収550万円稼ぐのとでは、話が異なります。また、妻は専業主婦なのか? 子供は何人欲しいのか?などによっても体感的な裕福度に差が出てきそう。そこで今回は、年収550万の生活水準や、女性のキャリア、家賃などについてご紹介します。

1:年収550万以上を30歳で稼ぐ人の割合は?

国税庁が行った平成28年分民間給与実態統計調査によれば、1年勤務した給与所得者のうち、501万円以上稼ぐ人の人数が13,920,018人。回答者全員の合計が48,691,042人ですから、501万円以上稼ぐ人の割合は国民全体のうち約28.5%であることが分かります。

また別のデータで、DODAが行った調査によれば、30代で500万円以上年収がある人の割合は35.3%いるという結果になりました。

年収600万円以上の人が19.2%であることを考えると、30代で550万円以上の年収がある人は19.2%から35.3%程度いるといえるでしょう。

 

2:年収550万以上稼げる女性のキャリア事例エピソード3つ

(1)初任給で550万円超え

「大学院卒で外資系金融機関のフロントデスクに就職する場合、新卒の時点で600万円以上の年俸がもらえる」(元外資金融Kさん30代)

年収の高い業種や職種の仕事に就けば、早い段階で550万円以上の給与を得ることが可能です。

ただ年収が高い分、激務だったり責任が重くのしかかったりと、それ相応の仕事をこなさなければならないのもまた事実です。

また多くの優秀な人材が次から次へと入社してくるため、一時も気を許すことができないそうです。

(2)日系メーカーからコンサルタントに

「理系の大学院を出て日系メーカーの研究職に。その後キャリアを生かして外資系のコンサルティングファームに転職することで一気に給料がアップした」(コンサルタントMさん30代)

コンサルティングファームや証券会社のアナリストなどは、特定の業界に精通した人物を絶えず探しています。

そのため、日系の企業で特殊な仕事をしていたり業界に精通したバックグラウンドを持っている場合はコンサルティングファームなどからヘッドハンティングされ、一気に年収が上がるというケースが見られます。

このケースでは、特殊な知識が買われての転職となるため、転職後の仕事にもスムーズになじめるという利点があります。

(3)投資不動産販売の営業マンとして大成功

「以前投資不動産販売の営業をしていて、歩合制なので、成績がいいと普通では考えられないくらいもらえる。でもその分、朝まで接待とか普通だし、お客さんに同行して海外に行くことだってある」(元不動産販売業Aさん30代)

筆者の知人にも投資不動産販売を行っている女性がいます。彼女曰く、向き不向きがかなり大きい世界で、営業マンの定着率が低く、とても厳しい世界。

でも一方で、この世界で軍資金を稼ぎ、独立することで大成功した人もいるとのこと。向いている人にとっては大変稼げる業界と言えそうです。

 

3:年収550万だと家賃は?年収550万の生活水準3パターン

(1)夫とのダブルインカムなケース

「月々の手取りは35万円弱。家賃は20万。まだ子供がいないので、東京の中心地にしてはちょっと割安感のある八丁堀・新富町近辺で2人暮らし。家賃の一部を支払っている以外は彼持ちなので、自分の給与は好きなことに使える」(金融関連Mさん30代)

子供がおらず夫とのダブルインカムで女性側の年収が550万円以上ある場合は、経済的な自由度がかなり高いと言えるでしょう。

このような夫婦の場合、子供ができる前にある程度貯金をしてどちらかが海外にMBAを取りに行き、妻・夫もついていくなんてケースも見受けられます。

(2)パートの妻と子供が3人いるケース

「家賃は東京近郊で中古の一戸建てを賃貸して15万円程度。家族が多いのでどうしてもスペースが必要。ちょっと不便なところなので、子供の習い事で車は必須。食費は妻が管理していてブラックボックス。貯金が全くできていないことだけは確か」(プログラマーSさん30代)

家賃は収入の3割までに抑えるのが一般的です。このケースだと10万円の家賃が目安ですから、かなりオーバーしてしまっています。

車を持っているため固定費がかさみ、食費の管理も妻に任せきりで貯金ができていないとのこと。教育費など将来的な計画が必要そうです。

(3)妻も正社員で子供が1人のケース

「妻は研究員。年収は400万円程度だけど福利厚生が充実している。妻と2人で年収1,000万。妻の勤務先が地方なのでその近くに住んでおり、自分は東京まで新幹線通勤。家賃は8万円でそれなりのひろさ。車アリ。家族で旅行に行ったりキャンプに行ったりして楽しむ余裕も十分ある。少しずつだけど貯金もできている」(営業職Mさん30代)

新幹線通勤は大変そうですが、このご夫婦にはこの暮らしがたいへん心地よいそう。2人で年収1,000万ありながらも家賃を10万円以下に抑える堅実さは見習いたいもの。

キャンプなどもできるだけお金がかからない方法で楽しんでいるようです。

 

4:年収550万円でも家族構成や経済観念によって差が…

一見、年収が550万円ある男性と結婚すれば安泰なように見えるもの。でも暮らす場所や子供の人数、堅実さなどによって体感的な裕福さに大きな違いが生まれます。

将来のためにできるところは節約するという意識は、どの年収層に属していても必要なようです。

 

【参考】