本能?若い女性の体が求められるのなぜ?おじさんが若い女性を好む理由

最近、若い女性への性的暴行やセクハラがよくニュースで取り上げられます。お父さんくらいの年齢の男性が、自分の娘くらいの年齢の女性に、性的な行動を仕掛けるわけです。一般的には、「繁殖という行動からオスである男性は若い女性を求めているんだ」なんて言われますが、実際のところはどうなのでしょうか? 今回は、男性が若い女性を求める秘密にせまります。

1:若い女性ばかり好きになる男性いませんか?

男女間における性の問題は、一筋縄ではいきません。冒頭でも記したように、一般的には「繁殖」という観点から「オスである男性は、若い女性を求めているんだ」と言われたりします。

しかしながら学術的には、個人の性的な行動を決定するのは、「個人の欲求や意思」だけではありません。性的な行動に関する社会規範と照らし合せて、自身の欲求の正誤を判断してから、行動に移すとされています。

つまり、人の性欲は、「その人が住む社会の文化やルールによって変わってくる」のです。

もし、今の日本で男性が若い女性を求めているのだとすれば、それは本能的なことではなく、その人を取り巻く周囲の環境が若い女性を求めるように仕向けているとも言えます。その意味では、セクハラが蔓延するのは、セクハラを容認する社会や文化があるからとも言えるのです。

 

2:「若い女性の体」が男性に求められる理由

男性本人に理由があるのか、それとも社会に理由があるのかは別として、おおむね今の日本社会では、男性は若い女性を性的に求める傾向にあるのは事実でしょう。では、一体どうして、若い女性を求めるのでしょうか?

(1)若さに価値がある

美容業界では、30才には30才の、40才には40才の“年相応の美しさ”があると言います。つまり、年をとっても、その年齢に相応しい美しさがあるということです。

ですが、いっぽうで「アンチエイジング」という言葉も存在します。日本語で言えば、「抗老化」という意味ですが、ようは「老化しない(=年をとらない)」ということです。

また、過去には「美魔女」という言葉が流行りました。もともとは、“魔法をかけているように美しい人”という意味ですが、その美しさとは40才なのに20才のようにみえる美しさのことです。

つまり、人は若さを追い求めているわけです。その理由は、「若いことはそれだけで価値がある」と考えるから。価値があるものとないものだと、当然ながら価値があるものを欲しいと考えます。ここに、男性が若い女性を求める理由があるんです。

(2)思い通りにできる

若いということは、一般的には経験が乏しいことを意味します。20年しか生きていない人と、60年生きてきた人だと、普通は3倍の経験値の差があるわけです。経験が乏しい相手は、自分の思い通りにコントロールすることが容易になります。

男性は女性にくらべて、相手を思い通りにしたいという支配欲が強いと言われますが、その欲求を満たすためには、経験が乏しい若い女性の方が好都合なんです。もちろん、この場合の“相手を思い通りにしたい”というのは、ベッドの上にもあてはまります。

(3)繁殖目的も捨てきれない

繰り返しになりますが、繁殖という観点から、男性は若い女性を求めるという考え方が一般的にはあります。もちろん、それを完全に否定することはできないでしょう。ですが、これまでの研究によれば、じつは繁殖という観点からは“年上の女性を求める”という説もあるんです。

たしかに、妊娠ということだけを考えれば、40才や50才の女性よりも20才の女性の方が、妊娠の確率は高まるかもしれません。ですが、繁殖という点では妊娠だけではなく、出産後にその子孫がちゃんと成人するかどうかも重要な事柄です。

そのため、いくつかの研究では、無事に子育てを成功させるために、男性は年上の女性を求めるという説も唱えられています。

 

3:おじさんが若い女性、若い子が好きな理由

性的な行動抜きに考えても、若い女性を好きな男性は少なくありません。その理由は、一体なんなのでしょうか?

(1)支配欲求を解消したい

いわゆるキャバクラやガールズバーに行く男性を、想像してください。女性は「女の子とヤラシイことがしたいからでは?」と思うでしょう。ですが、実際は“お触り”だってできません。

にもかかわらず、高いお金を出してキャバクラやガールズバーになぜ行くのか?

日常生活のなかで、男性が支配欲求を満たす機会は、多くはありません。仕事に行けば、上司や顧客がいて、むしろ支配され放題です。そこで、欲求の解消場所としてキャバクラやガールズバーにいくのです。

若い女性は、多くの場合、年上の男性に気を遣って話をします。キャバクラやガールズバーの女の子たちが、つまらない話でも「へぇー、すごい」と相づちを打ってくれるのと同じように、気を遣って話をするでしょう。

男性が若い女の子が好きなのは、自分の支配欲求を解消するという意味があるんです。

(2)自分をたててくれるから

若い女性が、年上の男性に気を遣って話をすることに通じますが、自分をたててくれるわけです。これが同年代や年上の女性だと、子ども扱いのように接せられてしまうこともあるでしょう。

男性は、支配欲求の強さから、社会的な地位や経済的な地位を高く見せようとします。それがしやすいのは、自分よりも若い相手です。よく言えば、自分をたててもらうため、悪く言えば自分の地位を高く見せ、相手を思い通りにしたい欲求を満たすために若い女性が好きなんです。

 

4:若い女性にモテるおじさんの特徴

そんな若い女性が好きな男性たちが、好きだから故に、モテようと涙ぐましい努力をしています。ですが、それが一方では、マイナスに働くこともあるのです。

たとえば、かっこいいところを見せようとして、過去の自慢話をする男性がいますが、まぁモテませんよね。

筆者の先生は『アダルト・ピアノ―おじさん、ジャズにいどむ』(PHP出版)という本を書いているのですが、じつは一念発起して41才からピアノをはじめています。そして大学の先生なのに、今ではライブを開くほどの腕前です。

では、一体なぜピアノをはじめたのか? その昔に聞いた理由は、「ホステスさんに、昔の自慢話をする男性客はホステスさんだけではなく、他の女性からも嫌われる。だけど、ピアノがあるラウンジで、自分の肩書き(仕事)を言わず、過去の自慢話もせず、さらりとピアノを弾く男性はモテると言われた」からなんだそう。

たしかに、これは間違ってないですよね。女性的には男性から自慢話をされても、ちっともかっこいいなんて思いません。ちゃんと1人の人間として、尊敬をもって会話ができて、相手を喜ばせようとピアノを弾く。たしかに、そんな男性の方が、若い女性にモテるでしょう。

 

5:まとめ

いかがですか。色々と書きましたが、大事なことは男性が若い女性を好きなのは、けっして本能的なことではないということ。そして、だからこそ、若い女性に性的な衝動を抑えられないことは、許されることではないということなんです。