【実録集】カップルの喧嘩!別れの危機を乗り越え結婚した8人の奇跡

恋人と喧嘩をしたことのない人は本当に少ないのでは? 筆者も幾度となく喧嘩をしてきました。ですので、その辛さやしんどさは骨に染みこんでいます。しかし、別れの危機?と思うような壮絶な喧嘩をしてしまっても、それをきっかけに、関係が前より改善することも。今回は、そんな「別れの危機」を乗り越えて結婚したカップルのお話を紹介します。

1:ラブラブ婚約カップルは喧嘩をする?しない?

今回、20代~40代の既婚女性204人に「夫との婚約中に“別れるかも”と思うくらいの喧嘩をしたことがありますか?」とアンケート調査を実施してみました。

その結果をご紹介します!

(1)ある……17.6%

上述のアンケートで「別れるかも」と思うくらいの壮絶な喧嘩をしたことが「ある」と回答した人はなんと36人で17.6%となりました。意外に少ないと思ったのは筆者だけでしょうか?

その壮絶な喧嘩の原因も聞いてみました。目を引いたのは“結婚式”に関することと“浮気(疑いも含む)”、“お金”。この3つは比較的多いように感じましたね。

(2)ない……82.4%

今度は「別れるかも」と思うほどの壮絶な喧嘩をしたことの「ない」という人は168人でなんとその割合は82.4%でした。みなさん、仲のいい関係のまま結婚に至っているといえそうです。

 

2:カップルの喧嘩!泣ける仲直りのエピソード8つ

上述のアンケートに回答してもらった人たちは既婚者女性ということで、壮絶な喧嘩をしてもその後は無事に仲直りして、結婚に至っているわけです。

この例をとっても、長く付き合って行くには仲直りのスキルは必須! というわけで仲直りのきっかけとはいったい何なのか? 実際にあった仲直りのエピソードを聞いてきました。別れの危機を乗り越え結婚した8人が登場します。

(1)プリン3つ

「同棲している彼女がいるんですよ。その彼女が俺が食べたくて買ってきたプリン2つとも食べたんです。それで喧嘩。そしたら彼女がプリンを3つ買ってきて“全部食べていいよ!”って。あまりの可愛さに笑い転げましたね。笑いすぎてちょっと泣けたくらい」(Iさん/27歳)

(2)お店の伝言

「彼がデートに遅刻してきたことが原因で喧嘩してすっごいヒートアップ。それからずっと連絡も取らなかったんだけど、ちょっと言い過ぎたなとも思っていたんです。おまけに1週間後に私の誕生日が控えてて、2人でバースデーケーキを予約していたんです。

もしかして、彼が予約をキャンセルしてないかなと思って電話したんだよね。キャンセルされてたら私たちはおしまいだなと思って。そしたらお店の人から“男性からも同じ質問をされましたよ。“ケーキがキャンセルされてませんよね?”って”って言われて、彼も心配してたんだなと思ったら安心して涙が出ちゃったな。

『ケーキはキャンセルしてないよ!』ってふざけてLINEを送ったのはいい思い出」(Sさん/26歳)

(3)「笑って今日を終わりにしよう」

「彼女とは同棲してるんだけど、少し天然なところがあって何でもゴミ箱に捨てちゃう癖がある。それはわかってたんだけど、誕生日プレゼントがゴミ箱に入っていたときには流石にキレたね。

その日の夜、彼女が手にやけどの跡を作って俺にケーキとコーヒーを作ってくれたんだよね。“喧嘩したままはヤダ!(笑)”って。“仲直りして今日を終わりにしようよ”って。頑張ったんだなって思ったら、怒ってた自分がちょっと情けなくなって泣けてきましたね」(Tくん/30歳)

(4)大切な手紙

「私って手紙が好きで彼によく手紙を書いていたんです。それであるとき、言った言わないで彼と喧嘩になったときに、私が頭にきて彼が保管していた私の手紙を引っ張り出してきて片っ端から破いたの。そしたら彼がその手紙を奪い取ってきて守るように抱え始めて……。

言い返してくるんだけど、手紙は渡そうとしないその光景が面白くなって笑ってしまいました。“結局私のこと好きなんじゃん”って思ったら優しい気持ちになれて少し感動を覚えたくらいです」(Mさん/32歳)

(5)夜道の散歩

「彼とは会えない期間が長くあったんですけど、ある日ようやくお互いの予定が合ったんですよ。でもその日に会社の飲み会を入れられて、それで喧嘩に。その飲み会の後に慌てて彼が会いに来てくれたんだけど、私の怒りがおさまらなくて雰囲気は最悪。

そしたら彼が“ちょっと散歩をしよう”って言い出しました。“映画で見たんだ。カップルが喧嘩するのはお互いの生活のずれが原因のほとんどだって。だから、散歩して足並みをそろえよう”って言われて外に出たんです。

そしたらちょうど満月だったんですよ。彼の“喧嘩しなきゃ見れない月だったね”って言葉で、足並みをそろえるってこういうことかって思いましたね。その月を見ながら、“ごめん”っていう彼のセリフにちょっとだけジンときたことを覚えてます」(Uさん/25歳)

(6)「仲直りすればいい」

「私は頻繁に連絡を取りたいんですけど、彼はあんまり連絡を返してくれなくてそれで喧嘩に。言い合ううちに“私は愛されていないのかな”って思って悲しくなってきちゃって、“もうダメかもね、私たち”なんてセリフが飛び出ちゃったんですよ。そしたら今まで喧嘩してた彼が急に落ち着いた顔になって、“喧嘩してもそのたびに仲直りしようよ”って。

その一言で私は彼から“愛されてるんだ”って実感できてちょっと泣けましたね」(Wさん/28歳)

(7)小さな雪だるま

「雪が降った翌日だったかな。デート中に“でも”って話を否定ばっかりする私に彼が怒ったんですよ。“それはそっちだって一緒じゃん”って言い返して喧嘩になって。一応彼が家まで送ってくれたんですけど、“もう別れよう”って私から切り出して……。そしたら“最後だから”ってことで、手のひらサイズの雪だるまを渡されたんですよ。

その日、彼がいなくなったあとに、捨てちゃおうか迷ったんですけど、これが彼からの最後のプレゼントなんだって思ったらちょっと切なくなっちゃって、溶けるまでずっと眺めてたんです。そしたら、中から指輪が出てきたんですよ。

彼がサプライズプレゼントとして買ってくれたものだったみたいで、それ見てたら泣けてきちゃって。彼を追いかけていって仲直りしましたね」(Tさん/26歳)

(8)アポなしの訪問

「ある日、全然会えない彼と喧嘩になりました。“仕事が忙しい”って言い訳ばっかりで全然デートしてくれなくて、頭にきてLINEも既読無視してました。

そしたら、彼が家まで訪ねてきて、“話がある”って。玄関の扉を開けたらいきなり“結婚しよう”って婚姻届を渡された。“これならずっと一緒におれるやろ?”って。あのときはほんっとに号泣した」(Rさん/29歳)

 

3:専門家が解説!すぐに仲直りできるカップルの特徴8つ

上述の仲直りはちょっとレベルが高かったかもしれません。そこで今度は恋愛小説家という肩書きを持つ小川沙耶さんに、すぐに仲直りできるカップルの特徴をうかがってみました。当てはまっているか参考にしてみてください。

(1)ため込まない

小川:1つはストレスをため込まないカップル。怒りをため込んで蓄積させていった結果、一気にドカンと爆発した経験のある人っているんじゃない? そうならないために小出しにするとか、その場その場で口にするっていうパターンを作ってるカップルは仲直りも早い。

怒りが小さいから、「ちょっと! 何やってんの!」くらいでおさまるし、言われた方も「ごめん!」って言いやすいしね。

(2)論破しない

小川:相手が反論できないくらいにまで言い負かしちゃうと、言い負かされた方は恨みを抱きやすい。その場では喧嘩がおさまってもその恋愛は長く持たないかも。相手にも言い分ってあるはずだから、お互いが言いたいことを言い合えることが大切。

(3)「おやすみ」のLINEを送るなどの決めごとがある

小川:どんなに喧嘩をしても「一緒にこれをする」って決まり事があるカップルは仲直りも早い。どんなに大喧嘩しても一緒のベッドで寝るとか、朝晩は必ず「おはよう」「おやすみ」のLINEを送るだとか。それがきっかけになって仲直りできるし、無理にでも相手とコミュニケーションを取ることで怒りが長引かないなんてこともある。

(4)笑いでアイスブレイク

小川:笑いでアイスブレイクするって方法もある。これは結構高等テクニックで、どちらかが怒っている方を笑わせるってこと。これを経験したことのある人ならわかると思うんだけど、どんなにシリアスな場面でも笑っちゃうと緊張がほどけて和やかな雰囲気になるから怒りが続きにくかったりする。「まあいっか」って思わせるってこと。

(5)素直さがある

小川:素直さがあって“悪かったな”と思った方が謝ることのできるカップルは仲直りが早い。一度の失敗なら「ごめん」の一言で喧嘩に発展しないことだってあるしね。もちろん、何回も同じことを繰り返しているようだと「ごめん」の言葉だけじゃ通じなくなるんだけど。

ここで大切なのは、“素直さを持て”といっても難しい点。自分や相手が素直になれるシチュエーションを理解しておくことがポイントになる。例えば、上述のエピソードだと「夜道の散歩」とか。向かい合うんじゃなくて横に並んで同じ方向へ歩くことで「ごめん」が言いやすくなったりすることはあると思う。

(6)仲直りの仕方を決めている

小川:喧嘩したら仲直りの仕方を決めておく、っていう手もある。これはカップルによって違ってくるから一概にはいえないんだけど。例えば喧嘩した日の夜は、“悪かったな”と思った方が相手の好きなものを買ってくるとか。もちろん、受け取った方はそれが「ごめん」の合図だってことを理解していることがポイント。

(7)強烈な一言を言わない

小川:喧嘩しているときって相手を非難するあまりに心にもない強烈な一言が口から出てくることってあると思うんだけど、言われた方は心が折れちゃうんだよね。経験ある人って絶対いるはず。そのたった一言で全ての信頼関係が崩れることってあるから気をつけてほしい。

(8)お互いにストレス発散の場所がある

小川:お互いにストレスを発散する場所を持っているっていうのも大切。ストレス源を減らすんじゃなくて、ストレス発散をするってこと。もちろん、ストレス源を減らすことも大切だけど、ストレスをうまく逃がすことでも喧嘩の回数を減らすことはできる。

ストレス源を減らすことには目が行きがちなんだけど、ストレス発散は盲点になりがちだから意識してほしいところ。

 

4:仲直りできずに破局した人に聞く…今、元カレに伝えたいこと4つ

「好きだったけど、どうしてもうまくいかなかった」。カップルの中には仲直りできずに破局したことのある人もいることでしょう。そこで、北千住の飲み屋を回り、喧嘩別れを経験したことのある女性に「元カレに伝えたいことはありますか?」と質問してみました。

(1)「あのときはごめん」

「“会いたい会いたい”ばっかり言って、それで喧嘩別れしたんですよ。“結局会ってくれないんだから、私のこと本気で好きじゃないんだよ”って。今思うと、そりゃ別れるよねって感じですよね。

自分のことしか考えてないんだから、そんな奴のこと本気で好きになるわけないもん。“あのときはごめん”っていうのが今の本音ですかね」(Yさん/32歳)

(2)「その夢、続けなよ」

「お笑い芸人になりたいっていう夢を諦めようとした彼に、“続けなよ”って言って喧嘩になった。

結局それがきっかけでフラれちゃった。“しんどいのは俺なんだよ。無責任なこと言うな”って言ってたけど、それがきっかけで私は今、歌の勉強をしています。夢を追いかけています。同じ立場になったからもう一度伝えたい。“その夢、続けなよ”」(Dさん/25歳)

(3)「あんたよりも幸せだ」

「浮気してそれがきっかけで大喧嘩になって結局開き直って“さよなら”って言った元カレがいるんだけど、そいつに伝えたいね。今の私は医者と結婚してあんたよりも幸せだ! ざまあみろ!」(Aさん/31歳)

(4)「仲直りするのが遅いよ」

「元カレは“金がない”っていうのが口癖だったんですけど、私が奢ろうとすると不機嫌になって喧嘩。“奢られたいわけじゃない”って、かっこつけてました。結局、お金のことで喧嘩して別れちゃいましたね。今は会社立ち上げて社長になったという彼。その彼に伝えたいことは1つだけです。

“これで喧嘩しなくて済む”って言ってたって友達から聞いたよ。仲直りするのが遅いよ。私はもう結婚しちゃったよ」(Nさん/29歳)

 

5:喧嘩したことないカップルほど実はうまくいかない理由4つ

「喧嘩するほど仲がいい」という言葉を聞いたことある人は多いでしょう。裏を返せば喧嘩をしないカップルってうまくいかないってことかも……。そこで喧嘩をしないカップルがうまくいかない理由を、上述の小川沙耶さんに解説していただきましょう。

(1)信頼していない

小川:喧嘩しないカップルは、相手を信頼できていないことがある。喧嘩をしないんじゃなくて“できない”カップルの特徴だね。

「喧嘩して破局するのが怖い」って感じているってこと。そういうカップルはやっぱり絆がもろいってことになるよね。上辺だけの関係じゃあ、たった1つの障害を乗り越えられなかったりする。

(2)本音をぶつけ合っていない

小川:本音をぶつけない理由として自分をさらけ出すのが怖いと思っているパターンってあると思うんだけど、そういうカップルも長続きしづらいだろうね。

傷つきたくない、嫌われたくないって感情がその関係性を決定することになりがちだから。愛情じゃなくて恐怖心が優先されてる。これは難しいね。

(3)話し合いから目を背けている

小川:長く付き合って行くには話し合いが必要になってくるときもあると思う。もちろん喧嘩ではなく、話し合いができればいいんだけど、感情的になっちゃうこともあるから喧嘩に発展しがち。でも、それを乗り越えないと先に進めないこともある。そういうときに話し合いの決断ができないと、歯車が狂い始めたりする。

(4)相手を理解できていない

小川:喧嘩して初めて相手のことが理解できるようになることってあると思うんだけど、喧嘩しないカップルはその機会を失っているとも考えられる。「この人はこんなに怒るほど、●●が嫌なんだ」とかね。喧嘩を勧めてるわけじゃないけど、喧嘩も相手とのコミュニケーションの1つになりえるってこと。

 

6:一度きりの大喧嘩なら結婚へのスパイスに

いかがでしたか? 大喧嘩をして初めて相手を理解できることってあると思います。しかし、そんな大喧嘩を何度も繰り返すようなら危険信号かも。相性が悪いという恐れもありますし、相手を本気で理解しようとしていないのかもしれません。

恋人がいる人は今一度2人のあり方を振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

【取材協力】
小川沙耶・・・ライター・官能小説家。都内の金融関連会社で派遣OLをしながらニッカンスポーツにて小説家デビュー。著書に「美人妻・肉棒狂い」「美人妻・蜜壺いじり」「淫欲妻・愛液垂らし」(大洋文庫)がある。