パトロンとは?「パトロンほしい」って聞くけどどんな意味?

パトロンって言葉を聞いて、「なんのこと?」と思った人もいることでしょう。最近では「パパ活」といったほうが、わかりやすいかもしれませんね。今回はそんなパトロンについて、ご紹介します。

1:パトロンの意味は?

(1)パトロンの意味

パトロンという言葉を聞いたことありますか? 「パトロンが欲しい」って台詞を聞いたことのある人もいるのではないでしょうか?

正確な意味は次の通り。

パトロン(〈フランス〉patron)

1 主人。経営者。雇い主。
2 芸術家・芸能人・団体などを経済的に支援し、後ろ盾となる人。
3 異性への経済的な援助を行い、生活の面倒をみる人。

(出典:デジタル大辞泉/小学館)

一般的には、3の“異性への経済的な支援を行い、生活の面倒をみる人”という意味で使われていそうですね。

(2)パトロンの語源

意味はわかりましたが、さらに理解を深めるために語源を調べてみました。すると、語源はラテン語の『pater(パテル)』のようです。意味は『父』となります。

パトロン

パトロンは、「ラテン語pater父」からきた、「英語patron後援者」が語源です。芸術家などの保護者の意です。

(出典:日本語源広辞典/ミネルヴァ書房)

目を細めながら、我が子の成長を見守る父親の姿を想像してしまいますね。

(3)パトロンがいる女性とは?女性でもパトロンになれる?

本音を言えば「パトロンが欲しい」なんて人はたくさんいることでしょう。しかし、本当に誰かから支援をしてもらえる人なんて、身近にはそうそういませんよね。

では、どんな女性にパトロンがついているのでしょうか?

「俺は昔、影でパトロンなんて呼ばれていたことがあったけど、ある女性にしこたま貢いじゃったんだよ。めちゃくちゃ美人でさ、気を引くような仕草をしてくるんだ。諦めるにも諦められなくてね。どはまりしちゃったもんだよ」(Uさん/37歳)

やはりパトロンがいるような女性は、男性が追いかけてしまうほど容姿端麗なようです。男性が、貢いででも付き合いたいと思わせる魅力があるようですね。

ところで、女性でもその気になればパトロンになることも可能なのでしょうか?

恋愛市場を見てみると、『ヒモ』なんて言葉があったりします。女性に働かせてお金を貢がせる男性のことです。「ヒモがいる」なんて恋愛話を聞いたことある人もいることでしょう。こういった場合もパトロンと言えそうです。

(4)パトロンはどうやって募集している?

単純に何でも買ってくれる人が欲しいというなら、お金持ちで恋愛に飢えている人を探すことがいちばんでしょう。専用のマッチングサイトを利用する手が、手っ取り早そうです。

ただし、絶対に安全なサービスは存在しません。そのことを胸にとどめておく必要があるでしょう。

(5)パトロンってスポンサーってこと?

パトロンといってもあまりイメージできない人は、スポンサーと置き換えて考えるとわかりやすいでしょう。

スポンサー(sponsor)

1 民間放送の番組提供者。
2 事業などの資金を出してくれる人。出資者。

(出典:デジタル大辞泉/小学館)

2がパトロンと似た意味となります。どのような活動をするためにパトロンが必要かにもよりますが、例えば芸術やスポーツなどの特定の分野において資金提供を受けたい、という真面目な思いであれば、『アーティスト支援制度』や『アスリート応援プラグラム』などを、調べてみるのも手ですね。

(6)パトロンってパパのこと?

『パトロン』という言葉は聞き慣れないという人でも『パパ』という単語にはピンとくる人もいるようです。

「パトロンっていわゆるパパのことでしょ? お金持ちで何でも買ってくれるような人。欲しいけど、なかなかいないよね。肉体関係は必須だろうし、そこを求めないでお金だけ出してくれるようなパパとなると、相当探さないと見つからないよね」(Dさん/24歳)

「パパ活」なんていう単語もあります。イクメン的な意味を連想してしまいますが、実情は2時間の食事に付き合って3万円といった話も聞きます。

 

2:パトロンを募集する方法

それでは、ここからはパトロンが欲しい!という人向けにお届けします。スナックのチーママでもあり恋愛コラムニストの箱崎キョウコさんにお話を伺いました。

(1)マッチングアプリ

箱崎:手っ取り早くパトロンを見つける方法としては、専用のマッチングアプリが効果的でしょう。出会いを求めて人が集まるアプリですし、女性は無料でも男性は有料ということがほとんど。なので、そもそもある程度お金を持った人しか集まりません。

また、プロフィールに年収や職業を記載する欄があることが多いので、そういった部分から経済力のある人を見つけることもできます。問題は相手のことを知らないこと。1回の食事で2~3万円もらっていい関係を築けていると思っていても、ある日突然、金銭的援助の見返りを求められることもあります。

自分の身は自分で守れるように、しっかり対策を立てておくことが大切です。極端なことを言えば、相手の弱みを握っておくなどして、危険を回避できるようにしておきましょう。

(2)キャバクラで働く

箱崎:パトロンを見つけるひとつの方法として、キャバクラやスナックで働くという方法もあります。特に高級クラブで働くと、大企業の幹部や経営者といった経済力のある人と知り合うことができます。そういった方と接することで人脈を広げていき、パトロンを見つけることも可能なのでは?

近くに社会的地位の高い男性がいると、いろいろな知識が身につきますし、何かを始めたいというときに助けてもらえたりします。

(3)交際クラブ

箱崎:交際クラブを利用するという手もあります。交際クラブというのは簡単にいうと、男性がお金を払って会員になり、登録している女性と出会うことができるサービスのこと。人気のある交際クラブであれば女性の登録にも審査があり、難しいこともあるようです。しかしその分、登録している男性のステータスは高め。

経済力のある男性が多く集まりやすいので、パトロンを見つけることも可能でしょう。食事だけのデートや買い物に付き合っただけで数万円なんてことも夢ではありません。

(4)友人の紹介

箱崎:最後にお伝えするのは友人の紹介です。友人にパトロンがいる、パパがいるという人は、経済力のある男性と繋がりのある人。その人脈を利用して、経済力のある男性を紹介してもらいましょう。

友人に要望を伝えることで、条件にあった人を見つけてもらえるかもしれません。パトロン同士、横の繋がりがあることもあります。

注意点としてはパトロンのいる女性は、そのことをあまり公言したがらないこと。なので、もし知り合いにそういった人がいるという方限定の方法。しかし、高級クラブや交際クラブに登録するよりも、手っ取り早い方法であることは間違いありません。

 

3:パトロンの見つけ方・作り方

今度はパトロンの見つけ方や作り方をご紹介します。引き続き箱崎キョウコさんにお話を伺いました。

(1)すぐには見つからないと心得るべし

箱崎:手軽に始められるということで、まずはそういった人脈につながりそうな出会い系サイトの登録から始めてみる人が多いのではないでしょうか? 間口を広げるために、できるだけ多くのサイトやアプリに登録するなんて人もいると思います。

しかし、すぐにパトロンが見つかるわけではありません。砂塵の中から金の原石を見つけるようなものです。

数百万人もの登録者数がいたりするので、その中から手探りでパトロンになってくれる人を探さなくてはなりません。まずは腰を据えて見つける努力をすることが肝心。

(2)「お金持ちは自分の話をしたがる」傾向に合わせたプロフィール

箱崎:プロフィールはなるべく自分のことを華やかに書いた方がいいでしょう。知的で経済力のある男性から「面白そう」や「楽しそう」と思われることが大事。また、『豊かな経験からいろんなお話を聞かせてもらえる男性を募集してます』のように、男性の話を聞きたいというアピールも有効です。

経済力のある男性は自分がいかに有能な人間かを話したがる傾向にあります。しかし、お金があることを直接的にアピールしている品のない人や自慢話などをプロフィールにのせている人は避けた方がいいでしょう。

(3)金額交渉や条件などの提示はNG

箱崎:条件などはプロフィールに書かないことが鉄則です。いろいろとトラブルに巻き込まれる原因となります。また、良さそうな男性が見つかったらある程度相手の人間性を見ましょう。会っても大丈夫と判断した場合だけ、LINEのID交換などをするように心がけたいですね。また、なるべく金額をつり上げたいと思う人もいるかもしれませんが、これも辞めた方が無難でしょう。

相手はだいたい目的を理解しているはずなので、会って「楽しかったな」と感じたり「また会いたいな」と思ったなら、自然とお小遣いをくれたりします。

あまりお金のことばかりを求めすぎると相手も引いてしまうので注意が必要です。あくまでも楽しい時間を提供してあげましょう。

(4)会うときは危険を回避できる場所で

箱崎:いざ会うときはできるだけ人気のある場所で会うことをオススメします。お店の中や駅などがいいでしょう。「車で行くから家教えて」といった男性には注意が必要です。また、できるだけわかりやすい目印をお互いに決めておくといいでしょう。

お店で会うときは具体的な席の場所なども教えてあげた方がいいです。「白のワンピースで眼鏡かけてます」といった感じでは不十分なこともあります。

また挨拶は印象良く明るさを意識した方がいいです。また、失敗してしまっても健気さをアピールできれば大丈夫でしょう。若い女性とお話しできるお店はたくさんあります。素人の女性と会って話をするからには、“接客”ではない新鮮な対応を期待しているはずです。

 

4:パパ活に危険はつきもの?

いかがでしたか? 今回はパトロンについてご紹介しました。生活の面倒をみてくれる人なんてそうそういません。また「パトロン」「パパ活」は、純粋に夢を応援してもらうために援助してもらっているパターンもありますが、実際には肉体関係をもって援助してもらっている人もいるでしょう。

いずれにせよ「赤の他人から金銭的援助をしてもらう」ということには、トラブルに見舞われる可能性も高い、ということを肝に銘じておくべき。また本文でも何回か触れてきましたが、マッチングサービスでの出会いは危険がつきものです。

十分に注意し、自分の身は自分で守れるように、しっかりとした対策を立てておきたいところです。

 

【取材協力】

箱崎キョウコ・・・某国立大学文学部卒業。在学中からスナック、キャバクラなどでホステスとして勤務し、卒業後もOLをしながら夜の仕事にはげむ。2011年ライターに転身。現在はスナックのチーママでもある。女性の赤裸々なインタビューを得意とし、恋愛コラムニストとして活躍中。『初めてのオーガズム: 26人のハツイキ告白』、『妄想ひとりHのススメ: 本物より気持ちいい』の著者。