男女のサシ飲み、その意味には男と女で大きな違いが?誘った側の心理を分析

サシ飲みという言葉を聞いたことありますか? もしくは使ったことありますか? 男性同士なら使っても不思議ではありませんね。そう考えると、男言葉なのかもしれません。今回は、そんなサシ飲みについてご紹介します。

1:大人の恋の第一歩は、サシ飲みですよね

(1)そもそもサシって何?

「サシ飲み」という言葉、そもそもどういう意味かご存じですか?「サシ飲み」の「サシ」という言葉について、まずは調べてみましょう。

さし【差(し)・指(し)】

[名]
 (「尺」とも書く)ものさし。「―を当てる」
 二人で向かい合ってすること。さしむかい。「―で飲む」「―で話す」
 二人で荷物を担ぐこと。さしにない。
 「1」に同じ。
「五郎兵衛さん、お百さんは―で居なさりやせん」〈洒・〉
 (ふつう「サシ」と書く)謡曲で、拍子に合わせず、少し節をつけてうたう部分。さしごえ。
 (ふつう「サシ」と書く)舞楽・能などの舞の型で、手をさし出すように前方へ水平にあげること。
出典:デジタル大辞泉(小学館)

 

2に出てくる、「差し向かい」という言葉がまさにイメージどおりなのではないでしょうか。

 

(2)女同士のサシ飲みって?男同士だとどう?

男同士のサシ飲みというのは珍しくない光景かと思われます。会社帰りに同僚とふたりで飲みに行くなんてこともあることでしょう。改まった話があって、友人をサシ飲みに誘うことも考えられます。もしくは、男ふたりが集まって「女性と飲みに行こう」なんて話していたけれど、全然女性が捕まらなくて、「ふたりで行くか」なんて展開も考えられます。

しかし、女性同士のサシ飲みというのはどうでしょう。筆者の周辺の女性に聞いてみました。

「女同士で飲みに行くことはよくありますよ。それは男性とあまり変わらないんじゃないですかね。でも、“サシで”とか“サシ飲み”とは言わないですね」(Hさん・26歳)

女性同士での飲むことはそれ程珍しくないようですが、「サシ飲み」という言葉を使うことはあまりないようです。

 

2:異性からサシ飲みに誘われた?その本音

サシ飲みという台詞を男性が使う場合、それは男性同士の飲みだけではなく、男女ふたりきりで飲みに行くなんてときにも使います。「今度、あの子とサシで飲みに行くんだ」なんて感じで使われているのもよく耳にします。

では、そういった「サシ飲み」の場合、恋愛対象として意識しているのでしょうか。アンケート調査をしてみました。

(1)男性の場合

『Dangdep!』独自で、男性261名を対象に、「サシ飲み」に関するアンケート調査を実施しました。

「異性をふたりきりの“サシ飲み”に誘うとき、相手に対して“その気”はありますか?」

という質問に対して『ある』と答えた方は103名で約39.5%。『ない』と答えた方は153名で約60.5%でした。

結果を見ると、約4割の人にはその気があるようです。サシ飲みに誘う場合でも、必ずしも気がある相手とは限らないのかもしれませんね。

今度は

「逆に、異性からふたりきりの“サシ飲み”に誘われたとき、“その気”がなくても行きますか?」

という質問に対する回答を見てみましょう。『行く』と回答したのは125名で約47.9%。『行かない』と回答したのは136名で52.1%でした。

男性といえども、その気がなければ行かないという人が約半数。そしてもう半数の男性たちは、恋愛対象ではなくても行くようですね。

(2)女性の場合

今度は異性とふたりきりで飲みに行くことに対する女性の意識を見てみましょう。『Dangdep!』独自で、女性239名を対象にサシ飲みに対するアンケート調査を実施しました。

「異性をふたりきりの“サシ飲み”に誘うとき、相手に対して“その気”はありますか?」

という質問に対して『ある』と答えた方は58名で約24.3%。『ない』と回答した方は約181名で75.7%でした。

女性の場合、かなりの確率で、ふたりきりの飲みに誘うからといって気があるとは限らないようです。

同様に、

「異性からふたりきりの“サシ飲み”に誘われたとき、“その気”がなくても行きますか?」という質問に対する回答をみてみましょう。『行く』と答えた方は94名で約39.3%。『行かない』と答えた方は145名で60.7%でした。

やはり女性のほうが、男性と比べると「その気がなければ行かない」という人が多かったですね。

 

3:突然、サシ飲みに誘われた!その心理5つ

上記のように、頻繁に行われているサシ飲み。女性であれば、男性に「サシ飲みを誘われた」なんていう経験もあることでしょう。ではここからは、サシ飲みに誘うときの男性の心理をご紹介しましょう。男性が女性をサシ飲みに誘うとき、どんなことを考えているのでしょうか。

(1)気がある

「僕は基本的に好きな相手しかサシ飲みには誘わないですね。合コンで出会った相手と“今度はふたりきりで飲みに行きませんか?”とか。同僚とかでも“よかったらふたりで飲みに行かない?”って感じで誘うことがほとんどです」(Yさん・27歳)

男性が異性をサシ飲みに誘うとき、「気がある」というパターンは外せないでしょう。付き合う前に相手のことをしっかりと知りたいというわけです。

(2)ただ仲良くなりたい

「俺の場合は、異性として見ているっていうよりも、友人として仲良くなりたいときにサシ飲みに誘うかな。別に気がある相手しか誘わないって訳じゃない。でも誘い方は分けます。気のある相手にはしっかりとしたお店を予約するし、時間もしっかり指定するけど、女友達との飲みなら、居酒屋で、誘い方も“今日どう?”みたいに雑かもね」(Yさん・26歳)

「友人として仲良くなりたい」というパターンもあるようです。新入社員がふたりだったから「これから頑張ろう」と励まし合う目的や、実際は苦手な相手なんだけど、同じプロジェクトを任されたから「一度腹を割って話そうよ」といった目的もあるようです。

(3)お酒が好き

「俺、お酒が好きなんですよ。だから、“この店に行きたいな”と思ったときに、ちょうどいい相手がいない場合、女友達を誘うときもあります。彼女がいればいちばんなんですけど……。そいつとは中学生のころからの付き合いなので、お互いに恋愛対象外ってこともわかってるから、気を遣わなくていいんです」(Rさん・25歳)

長い付き合いの友人とふたりで飲みに行くなんてこともあるようです。「最近どうなの?」とか「いまの彼氏と結婚しないの?」といった話をするのだそう。「転職しようかと思ってる」なんていうような相談もするようです。

(4)恋愛相談をしたい

「この前、女性とサシ飲みをしてきましたけど、そのときは恋愛相談をしたかったから。今好きな人がいて、どうすればいいのかとか、こんな感じの反応なんだけどこれは脈ありなのか、とか聞きたくて。そういう場合もありますよね」(Nさん・23歳)

好きな人がいてアプローチをかけているのだけれど、付き合えるのかわからないときは、他人からの客観的な意見が欲しくなるときもあります。男同士だと、「とにかくがんばれ」とか「絶対いけるよ」といった適当に近い前向きなことに終始しそうですが、異性の冷静な意見を聞ければ、これからの恋愛に役立つのでは、ということでしょう。

(5)ワンナイト狙い

「ずばり、サシ飲みはワンナイト狙いっしょ。飲んだ後、ホテル行けるかな~って感じのコを誘って、あとはひたすら口説くんだよ」(Hさん・23歳)

男性の場合、一夜限りの女性との関係を楽しみたいという人もいるようです。そう考えると、その気がなければキッパリと断ることが大切ですね。

 

4:こうやって距離を詰めた!男子のサシ飲みテクニック5つ

今度は「好きな人とのサシ飲み」に焦点をあてたいと思います。男性が「この人と距離を縮めたい」と思っている場合、どんなサシ飲みをしているのでしょうか。

(1)会話に困ったら心理テスト

「相手からいろいろ質問とかをしてもらえるとありがたいですけど、そう簡単にはいきませんよね。こっちも話題を提供して頑張るんですけど、ふたりきりだと空回りしちゃうときもあるし、間が持たなることも……。

そんなときはゲーム形式の心理テストとかをします。“あたってる~”とか“私はどっちかっていうとこういう人間だよ”とか、自然と自分のことを語ってくれるから相手を知ることもできるし、間を持たせることもできます」(Iさん・26歳)

(2)2件目はカウンターのあるバー

「1軒目は普通の居酒屋で向かい合って座って、2件目に行くことができたらバーのカウンター席に行きますね。隣同士で座ると警戒心とかを取り除くことができるとかで、リラックスして話すことができるんですよ。

でも、1軒目から隣同士で座るのって、ちょっとキモいじゃないですか。だから、2軒目はバーカウンター狙いです」(Uさん・26歳)

(3)秘密を共有する

「“これはふたりだけの秘密ね”っていうものを作ると、相手との距離をグッと縮めることができます。けっこう相手がビックリするような秘密を共有するといいんだよ。そのあと仲良くなれるから。でも無理に秘密を作ってそれを共有しても、とってつけた感じがするから、それはイマイチ」(Wさん・24歳)

(4)だらだら飲まない

「だらだら飲まないのは基本中の基本ですかね。ちょっと物足りない程度で切り上げて、“また会いたいな”と思ってもらえる程度の時間で終わらせるっていうのがポイントじゃないですかね。そうすると、次の誘いもOKしてもらいやすいんだな」(Aさん・26歳)

(5)会計はスマートに

「“店を出ようか”ってなるタイミングで、女性がトイレにいったときが狙い目です。その瞬間に会計を済ませて、彼女が出てきたときには、あとは店を出るだけって状況にしておくんですよ。それだけで、できる男っていうのを演出できますよ」(Dさん・31歳)

 

5:気があるのかわからないから難しい!サシ飲みの上手な断り方3つ

今度は女性の立場になって、サシ飲みというものを捉えてみたいと思います。「好きでもない人から飲みに行こうと誘われたとき、断りづらい」なんて感じている人もいるのではないでしょうか。そんなときのうまい方法をご紹介します。

(1)友達を突然巻き込む

「私の場合は友達を巻き込みますね。“今度飲み行こう”ってLINEとかで誘われたら、“友達も誘っていい?”って送って、ふたりきりじゃなくしますね。それでも“ふたりきりで飲み行きたい”ってきたら、“大人数のほうが楽しいよ”って返して、ふたりきりを全力で回避します」(Rさん・25歳)

(2)のらりくらり

「私の場合はのらりくらり交わしますね。“飲みに行こうよ”って言われたら“えー、うーん”って、それで押し通すんです。“今度の日曜日は?”とかって具体的な感じできたら“予定が入っています”とか言っちゃいますけど、“空いてる日教えてよ”とかきたら“そーですねー”とか“あるかなー”とか言いながら、結果、うやむやにします」(Yさん・25歳)

(3)ファンがいる

「相手にファンがいる設定にします。たとえば職場の人なら“○○さんのファンがいるんですよ。だから、ふたりで飲みにいったりしたら嫉妬されちゃいそうなんで”とか“こうやって立ち話してるのも勘違いされるかも”なんて言って逃げます。相手も悪い気はしないでしょう」(Wさん・24歳)

 

6:本命と友人とはサシ飲みの誘いの仕方を区別すべき?

いかがでしたか? 今回はサシ飲みについてご紹介しました。アンケート結果からわかるように、サシ飲みに誘うときは恋愛がらみとは限らないようです。ですので、きっぱり断ってしまっても、それほど問題になることはなさそう。

もし気のある相手なら、それとわかるように誘うことが大切なのかもしれませんね。