優しい人になりたい!優しさの診断方法と優しい人になる方法

みなさんは「優しい人」と言われたことがありますか? 大人になるにつれ、優しさの定義が複雑化し、ただ単にうわべだけの優しさが、実は本当の優しさじゃなかった……なんてことに気付いてしまうこともあるものです。でも、できることなら本当に優しい人になりたい……。そこで今回は、優しい人かどうかの診断や、真の優しい人になるための方法をご紹介します。

1:優しい人が好き!誰だってそうですよね

(1)「優しい人」を英語で言うと?

「優しい人」を英語で表す場合「a kind person」「a gentle person」などがよく使われる表現です。相手が誰であっても、どんなタイプの優しさであっても使える言い方です。「You are kind-hearted.」という表現も可能です。

でも実は、口語でよく使われるのが「sweet」。恋人が素敵なプレゼントをしてくれたり何か親切なことをしてくれたときなどに

「You are so sweet!」

と表現します。

(2)優しい人は損をする…って本当?

優しい人は損をするなんて言われることがあります。優しいがゆえに相手の立場に立ちすぎて、自分が言いたいことを言えなかったり、自分の利益を譲ってしまったり……。

でもこれらは「負けて勝つ」の一例。優しさを貫ける人は本当に強い人。一時的には損をしたように見えても、自分の信念を曲げない強さを持っている人こそ、長い目で見れば周囲からの信頼を勝ち得ていくものです。

 

2:優しい人になりたい…!優しい人になるために必要なこと5

ではここからは、“優しい人になるために必要なこと”をインタビューをもとに紹介します。

(1)自分よりも大切な存在を見つける

「私の夫はもともと自分本位な人でした。でも子どもができて、自分よりも大切な存在ができてから、本当に優しくなりました」(Mさん・30代女性)

子どものころは、すべてのことを自分中心で考えるものです。やがて他人との関わりが増し、変わってきますよね。特に、自分よりも大切だと思える存在に出会えたとき人はそれまで以上に優しくなれるものです。

それは、恋人だったり親だったり子どもだったり。あるいは友達かもしれません。自分よりも大切だと思える人に出会えるのは、とても幸せなことですよね。

(2)自分勝手な考えを改める

「今思えば若いころの私って本当に優しくなかった。自分が誰よりもハッピーでいたいと本気で思ってたし、そうじゃないとダメだって思ってた」(Yさん・30代女性)

自己中心的な考えは、ときには自分を目標地点まで早く導いてくれるもの。特に競争社会においては、自分大好きな人に限って成功していたりするものです。

でもその成功が、本当にその人を幸せにつながっているとは限りません。

優しさを持ち、互いに思いやれる人間関係を築きたいのであれば、やっぱり自分勝手さは抑制するべき。
自分勝手な人間しかいなくなってしまったら、世の中は成り立たなくなってしまうでしょう。

(3)成果主義になり過ぎず過程を大切にする

「結果はもちろん大切ですけど、結果ばかりにとらわれ過ぎると、そこにたどり着くために経た素晴らしい過程を次に生かせなくなってしまうと思います。過程に目を向けるのも優しさですよね」(Nさん・30代女性)

成果主義は平等であると思われがちですが、それは同じ条件に誰もがおかれているというのが前提です。

でも実際のところ、人生は生まれながらにして大変不平等なもの。与えられたものは一律ではありません。

その中で努力して成果を上げられた人もいれば、上げられなかった人もいる。どちらにも理解を示して、助け合える社会こそ、誰もが幸せを感じられるのです。

自分と異なる立場に置かれた人に対して思いやりを持てる人こそ、本当に優しい人だと言えます。

(4)誰もが誰かの大切な人だと知る

「会社でいつも新人や転職組をいじめる人がいる。その人の親は業界で有名な人だから、誰もそれに逆らわない。でも、いじめられる人にも当然家族がいて、大切に思われている。いじめをする人って、そういう当たり前のことが一切感じられない、かわいそうな人なんだと思う」(Yさん・30代男性)

大人になってもいじめをする人は大概、視野の狭い人です。視野が狭いがゆえに自分がしていることの重大さや、いじめによりいじめられている人だけではなく、その人を大切に思っている人まで傷つけているということに気付きません。

優しくなるにはまず、誰もが誰かの大切な人なんだという当たり前のことを知ることが大切です。

(5)人の良いところに目を向ける

「ひとりでぽつんとしていたり、よくわからない理由で嫌われている人に限って、実はものすごく面白い人だったりする。人の良いところは向き合ってみないとわからないし、向き合ってみるとほとんどの人に良いところがあると思う」(Nさん・30代女性)

人は誰しも完ぺきではありません。それは、自分自身を見ればよくわかること。自分の良い部分を他人に見せるのが上手な人もいれば、それが苦手な人もいます。

どんな相手ともしっかり向き合い、その人の良い部分に目を向けることができるようになると、もっとその人を好きになることができます。そしてさらに、その人に優しくなれるものです。

 

3:優しい人の特徴は男女で異なる?

Dangdep!の過去記事『優しい人の特徴14個!男女で違う本当に優しい人診断』によれば、本当に優しい男性の特徴は、ただ優しいだけではなく、必要なときに叱ったり欠点を指摘してくれる人。

またその優しさがにじみ出ているためか、子どもに好かれる、という点も、本当に優しい人の特徴として挙げられます。

一方で、本当に優しい女性の特徴としては、人の悪口を言わないということが挙げられています。女性とは、男性と比べても、おしゃべりが大好き。そんなおしゃべりの中で、無意識に人の悪口を言ってしまっている女性も多いものです。

褒め上手だったり、ずっと彼の味方でい続けられるというのも、本当に優しい女性の特徴だと言えます。

 

4:本当に優しい人の性格は?優しい人かどうかわかる診断5つ

(1)世界中で起きている災難を他人事として片づけない

「他の国で起こった災害のニュースなどを見てまったく関心を示さない彼。私には優しいんだけど、ちょっとモヤモヤする」 (Kさん・20代女性)

自分に直接の利益があるかどうかで、優しくする相手を無意識に選んでしまうことがあります。

でも本当に優しい人は、自分に直接返ってくる利益がないとしても人に優しくなれるものです。

(2)募金をする

「募金を集めている人を見かけると、いつも募金をする母。その姿勢にはいつも尊敬しているし、とても善意のある行動だと思う」  (Tさん・20代女性)

仏教の考え方で、自分が持っているものを差出して人に与えることは、功徳を積む(良いことをする)という意味があります。僧侶が道などに立って托鉢(たくはつ)を行うのは、自分たちが食べる糧を得るということ以上に、人々に功徳を積ませるという意味合いを持っています。

募金活動は、何かの理由で困っている人にお金を届けるためのもの。通り過ぎてしまうことは簡単です。ですが、自分のためでもあるのだと考え、ときには立ち止まってみるのも良いでしょう。

(3)子どもやお年寄りなど自分より弱い立場の人に親切

日本だと子どもは電車内で立っていて当たり前という風潮があります。ですが、筆者が住む香港では、お年寄り同様、小さい子どもには席を譲るのが一般的です。

さらに、妊娠している女性が乗り込んでくると、一斉に多くの人が席を立って譲ります。どんなに混んでいる車内でも同様。電車のドア付近に立つ妊婦には多くの人が手を差し伸べ、空いている席に誘導します。

普段はぶっきらぼうな香港の人たちですが、自分より弱い立場の人に対しては寛容な人が多いです。

(4)事なかれ主義じゃない

「会社の先輩の話。彼女はいつも正しいことを言うために上司に疎まれていて、本当はもっと評価されるべきなのに全然出世できない。社内政治ばかりする他の人たちがどんどん出世していくのはつらいだろうけど、絶対やめないでほしい。私たち若手の心の拠り所なんです」(Eさん・20代女性)

正しいことが正しく行われない環境で働くのはつらいものです。誰もが事なかれ主義になってしまいそうなシチュエーションですが、そんな中で正しいことを貫く人は、社員にとって心のオアシス的存在。

自分が強く正しくいることが、誰かにとって何にも代えがたい優しさになっていることもあるのです。

(5)動物に優しい

「私のおばあちゃん。出会う犬や猫、全員に話しかける。車にひかれた鳥を見つけたら、土に埋めてあげる。動物を人間と同じように、尊厳をもって扱う姿を見ていると、本当に優しい人なんだなと思う」(Mさん・30代女性)

動物は言葉を発しませんし、人間が生きている環境においては弱い立場ですよね。動物に不親切にしたからと言って、咎められることはほとんどありません。

でもだからこそ、見返りを求めず動物に対して無条件に優しくできる人は、本当に優しい人だと言えるのです。

 

5:優しい人に向いている仕事3つ

(1)NGOやNPOなどの仕事

「どれだけ頑張っても、決して億万長者になれるわけではないNGOやNPOの活動。誰かの役に立とうと信念を持って仕事を続けられる人にしかできないと思う」 (Yさん・30代女性)

恵まれない子どもたちや病気の人々のために仕事をするNGOやNPOの職員。オフィスワークだけではなく、街頭でビラを配ったり、紛争地帯に出向いたりと、体を張った仕事も多いものです。

でも優しい心の持ち主にとっては、誰かの役に立てるということがやりがいとなり、その人の幸せにもつながる仕事となるでしょう。

(2)国連職員

「その国だけでは解決できない問題を、世界レベルで解決しようとする国連機関で働くには、人類に対する普遍的な優しさが必要だと思う。問題に目を背けず、僕みたいに国連で働きたいと願う学生はとても多い」 (Kさん・20代男性)

貧困や難民問題など、国をまたいで解決する必要がある問題に取り組むのが国連という機関。憧れている大学生も多く存在します。

私たちは生まれてくる場所を選べません。偶然にも安全に生きることが可能な場所に生まれたのであれば、そうでない人を救える仕事に就くことは、大変意味のあることだと言えるでしょう。

地球の裏側にいる人々にまで思いをはせることができる優しい人に、向いている仕事であると言えます。

(3)看護師

「ストレスから病気になり入院していたとき。いつもニコニコ笑顔で検温しに来てくれる看護師さんに本当に救われました。きっと大変な仕事なのに、人に優しくできるのは、本当に頭が下がります」(Aさん・30代女性)

看護師の仕事ってとても大変。病人を日々手助けするのって、決して楽ではありませんよね。

でもそんな中でも優しさを忘れず、不安を感じている患者に対し、常に笑顔でいてくれる看護師はまさに女神のような存在。

直接的に人の心を体を救うことができる稀有な仕事です。

 

6:優しさは強さ

優しくいることって、本当はとても強さを必要とするもの。優しくするよりも心を閉ざしてしまうほうがよほど簡単です。

だからこそ、優しい人に出会ったらその優しさに感謝し、お返しをしたいと感じるもの。

そんな優しい人はフラッと立ち寄ったお店のスタッフさんだったり、学校の先生だったり、はたまた自分の子どもだったりするものです。

いつでも他人から受ける優しさに対しても敏感になり、自分も優しい人でいたいものですね。