二度見知りって人見知りとどこが違う?二度見知りの原因と克服法

あなたは人見知りですか? それとも二度見知りですか? それとも、初対面であろうが二回目だろうが、全然大丈夫なタイプですか? 「第一印象がすべて」なんて言われるように、人間関係の最初の部分ってとっても大切ですが、そこを苦手としている人も多いです。そこで今回は、「二度見知り」に焦点を当てて、その原因と克服法を紹介したいと思います。

1:二度見知りって人見知りとは違う?

(1)二度見知りの意味は?

「二度見知り」って言葉聞いたことありますか? もしなかったとしても「人見知り」から派生した言葉なんだろうなと予想はつくのではないでしょうか。

そう、二度見知りとは、初対面では問題なくコミュニケーションが取れるのに、二度目に会うときになんだか緊張してしまったり、急にうまく話せなくなってしまうことを言うんです。

(2)人見知りとどう違うの?

人見知りと二度見知りはどう違うのかというと、人見知りの場合は初対面での緊張がマックスなのに対し、二度見知りは言葉のとおり、二度目に会うほうが苦手という特徴があります。

初対面のときって、なんとなく当たり障りのない会話で自分を良く見せて、その場を立ち去れればOKです。ですが、二度目となると、距離感が少し近づいたのはいいけれど、会話のネタが切れて、それ以上は距離が縮まらずにお互いモヤモヤ、なんていう経験をしたことがある人も多いのでは?

(3)恋愛にも影響する二度見知りのもったいなさ

人見知りだと、仮に自分の好みの人に出会えたとしてもアプローチができないということもあります。しかし、二度見知りも恋愛にはマイナスなことが。

初対面では、みんなが同じような話しかしないこともありますが、二度目以降は自分の魅力や会話の力量が試されます。ここで「どうしたら良いかわからない……」と黙り込んでしまうと、「なんだか気むずかしそうだし、恋愛対象にはならないかな」「これは完全に気がないものだな」と判断されて、恋愛も発展しにくいです。

 

2:まさか私も二度見知り?経験者の実感エピソード5

ではここからは、具体的に「実は私も二度見知り!?」と感じた経験を男女に語ってもらいましょう。

(1)結婚式のお呼ばれで

「友達の結婚式にお呼ばれして、受付を頼まれたんです。私は新婦側で、新郎側にも同じように受付を頼まれている人がいて、その人とお互いに協力しあって、結婚式当日はうまくいきました。

でも、結婚式が終わってしばらくしてから手伝ってくれた人を集めて食事をしたいって新郎新婦から言われて。そこで一緒に受付をした男性に二度目に会ったとき、全然何を話していいかわからなくて、ちょっとパニックになりそうでした。受付という共通点があったときは全然大丈夫だったのですが……」(Kさん・34歳女性)

(2)美容院は3か所をぐるぐる

「私、美容院に行って同じ人にヘアカットしてもらったことないんです。3か月に1回くらいだと、相手が自分のこと覚えてるんじゃないかなって思って、怖くて同じ人のところに行けない……。どんなにテクニックがあって上手でも、話題がなくて困る恐怖のほうが勝っちゃって。

だから3つの美容院を得ローテーションでぐるぐるして、同じ人となるべく話さなくていいようにしています」(Wさん・33歳女性)

(3)合コンの後ふたりで会えない

「合コンで良いなって思った女の子がいて、その日はすごく話が盛り上ってLINE交換したとしても、ふたりで会おうって怖くて言えないですね。だって、何を話したら良いかわからないし、話ベタだと思われるのも怖いし。服装とかも、ちょっと思ってたのと違うとか思われちゃいそうで……」(Eさん・26歳男性)

(4)友達の友達と仲良くなりたいのに……

「この前、友達に友達を紹介してもらって、一緒に舞台を観に行ったんです。初対面だったけど、好きなモノもかなり被ってて、仲良くなれそうだなって思ってたんです。でも友達と一緒じゃないと会うのが不安で……。

だってまだ何も知らないし。この前は舞台の後にたくさんしゃべったからテンションも高くて盛り上がったけど、次はどうなるかわからないし……。これって二度見知りですよね?」(Mさん・35歳女性)

(5)出会いはあってもデート2回目につながらない

「そろそろ結婚を考えたいなって思って、マッチングアプリとか試してるんです。で、1回目のデートまではすんなりいくのに、2回目のデートに誘えなくて。全然恋愛に発展しません。1回目は気合入るから、相手を喜ばせるために頑張れるんですけど、正直そこで疲れちゃって。2回目に会う約束する気が起こらなくて」(Tさん・31歳男性)

 

3:二度見知りになってしまう心理的原因5つ

二度見知りってなぜ起こるんでしょうか? 二度見知りな人たちの話を参考に、二度見知りになってしまう心理的要因を探ってみました。

(1)自分に自信がない

二度見知りをしてしまう人たちは、根本的なところで自分に自信を持てていません。自分に自信があれば、どんな状況で相手と会っても大丈夫と思えるはずです。

特に「自分は話が得意なほうだ」と思っているタイプの人には、人見知りも二度見知りもいないようです。話すことが得意でないと思っていると、「話題が途切れたら怖い」「見当違いの話題を振って、相手に不快な思いをさせてしまうんではないか」などと心配になってしまうんですね。

(2)嫌われるのが怖い

二度見知りな人たちが口を揃えて言うのが、「2回目に会って嫌われるのが怖い」ということ。誰もが初対面のときって、それなりに緊張状態にありますよね。なので、初対面は相手に好かれる自分を演じることができます。

でも、この緊張状態を長く保つことは、肉体的にも精神的にもつらいもの。となると、2回目は最初に会ったときより自然な自分を見せることになります。この自然な自分が嫌われるんじゃないかと不安になってしまうのです。

(3)相手との距離感がつかめない

人と人は、関係性によって距離感が変わってきます。そして、もちろん人それぞれ、相手との「適度だ」と思っている距離感も違います。そのせいで2回目に会ったときに、どこまで踏み込んで良いのかわからない……ということも起こってしまいます。

「馴れ馴れしくしすぎるのもいけなさそうだし、よそよそしいのもダメそうだし……」という葛藤の中で苦しんでしまうのが、二度見知りの人の心理です。確かにこの距離感を見誤ってしまうと、関係が早期に破綻することもありますもんね。

(4)自分の素を知られたくない

「2回目に会ったくらいでは、まだ相手に自分のプライベートなことや、本心を知られたくない」という人も多いようです。ですが実際に2回目に会うとなれば、初対面よりは、多少は自分を開示しなければ話が進まないことも。

二度見知りの人の中には「仲良くなってからしか自分の素は知られたくない」という、軽く秘密主義的な人もけっこういます。そのせいで、2度目に話せる話題が思いつかないんです。

(5)他人に興味がない

二度見知りな人の大半は、二度見知りを克服したいと考えています。その一方いで、別に今のままで良いと思っている人が一定数いるようです。そういうタイプの二度見知りの場合は、他人に興味がないのが原因のよう。

初対面のときにはその場の空気を壊さないために愛想よく振舞うけれど、2度目に会ったとき、特に興味が湧かないから会うのが苦手という状態です。

 

4:二度見知りを克服するには?5つ

先ほどもお伝えしたように、「二度見知りを克服したい!」と考えている人は多いです。もちろん克服できれば人間関係もより楽しくなるし、異性であれば、恋愛に発展する可能性も増えてくるでしょう。

ではどうすれば二度見知りは克服できるのでしょうか? 二度見知りから脱却した人と人見知りや二度見知りとは無縁な人に話を聞いてみました。

(1)複数で会う

「昔は二度見知りでしたけど、あるときに、“別にふたりで会うのが怖いなら複数で何度か会って、慣れればいいんじゃないか”って気づきました。それからは、仲良くなりたい人とは複数で会うようにしています。他の人もいるので自然と誰かが話してくれて沈黙もなくなるし、数回会えば、ふたりで会うための心の準備も整うので」(Kさん・34歳男性)

(2)話題を準備しておく

「二度見知りを克服したいって思って、いろんな人に話を聞いたりしてわかったんです。僕の場合、二度見知りになっちゃうのって会話が続かなかったらどうしようっていう恐怖からなんですよ。だから、話題をいつでも振れるように、最初から準備しておくようにしました。

もちろん、相手によって盛り上がる話題も違うので、スポーツから動物、映画や本・音楽まで。とりあえずどれかを振ればヒットするだろうって、話題をストックしておくのが重要だと思います」(Eさん・26歳男性)

(3)質問を投げるスキルを磨く

「会話のキャッチボールがうまい人になりたいなぁって思って、コミュニケーション能力が高い友達のことを観察してたら、とにかく質問をどんどん投げれば話って弾むんだってわかったんです。人って結局、自分に関心を持ってもらいたいって思ってるから、話を聞いてあげると気分よくなってもらえるんですよ。

だから、自分からする話題がないときは、とにかく質問をするように。そうしたら沈黙になることが少なくなって、二度見知りもいつの間にか克服できてました」(Yさん・28歳女性)

(4)嫌われたら「合わなかっただけ」と割り切る

「僕の場合は人見知りとか二度見知りとか全然経験ないですね。正直、自分のことを嫌いになる人って、自分とは本質的に合わない人だから、どうでもよくないですか? 僕は自分が一緒にいて楽しい人とだけ一緒に居られれば良いと考えてるので。誰とでも仲良くなろうとしなければ、人見知りとか二度見知りとかなくなる気がしますけど」(Hさん・34歳男性)

(5)人をよく観察する

「相手のことをよく観察していたら、話題がなくなって困るなんてことないと思います。人って無意識にでも自己主張したい部分があるものなので、そこを見つけて掘ってあげたり褒めてあげれば、それだけで話は繋がるし、相手にもいい気分になってもらえるはず。

あとは、あまり好かれたいと思わないことですかね。それを思いすぎてると、逆に苦手意識を持たれやすい。経験から学んだことです」(Iさん・29歳女性)

 

5:二度見知りは克服できる?

いくら二度見知りしてしまう心理を知ったとしても、やっぱり怖いという気持ちは簡単には消えないでしょう。

ですが、せっかく出会えた縁なら、長くつなげて行ったほうが、どんどん人間関係も広がっていきそうです。二度見知りを克服した人たちの経験などを元に、自分に合った二度見知り克服法を考えてみてはいかがでしょうか?