恋愛がしんどい…恋愛に疲れた人たちへの恋愛力回復メソッド

好きな人がいる。だけど、なんだかわざわざアプローチして、さらにお付き合いをするのは面倒……。というか、恋愛するのがしんどくてなかなか先に進めないという人は、決して珍しくありません。なぜ、恋愛をすることを面倒とかしんどいと感じてしまうのでしょうか。その理由について、今回は探っていきます。

1:好きなのに、しんどいと思うときはありませんか?

恋愛における“しんどさ”というのは、恋愛をしたことがある人なら、たいていは経験しているのではないでしょうか。では、なぜしんどくなってしまうのでしょう。

(1)なぜしんどくなるのかの心理的背景

恋愛におけるしんどさというのは、どうして生じるのでしょうか。

まずは、ドイツの社会心理学で、精神分析や哲学の研究者であるエーリッヒ・フロムという人の著書『愛するということ』(紀伊国屋書店刊)の中の「愛は技術」という言葉から、考えてみましょう。

その意味について、著書の中で次のように述べます。

自分の人格全体を発達させ、それが生産的な方向に向くよう、全力をあげて努力しないかぎり、人を愛そうとしてもかならず失敗する。満足のゆくような愛を得るには、隣人を愛することができなければならないし、真の謙虚さ、勇気、信念、規律をそなえていなければならない。

エーリッヒ・フロム『愛するということ』より引用

つまり、人を愛するということは無条件でできることはではなく、愛するための能力や技術を身につけないといけないということです。その能力や技術とは“配慮、責任、尊敬、知”だとフロムは語っています。

ここではそのひとつひとつについて説明をするのは割愛しますが、これらの能力くや技術が身についていないと、交際をスタートすることができなかったり、途中で中断(失恋)したりするわけです。

つまり、恋愛がしんどいと感じる人は、恋愛をする準備ができていないと言えます。例えるならば、長距離を走る筋力がないのに、いきなりフルマラソンを走るようなもの。しんどくなって当たり前ということがイメージできますよね。

エーリッヒ・フロムの言葉を用いて難しく説明しなくても、「恋愛も人間関係のひとつ」と言えば、もっとわかりやすいかもしれせん。

仲の良い友達であっても、遠慮したり、気を遣ったりしますよね。ですが、友達であれば、お互いに気を遣わないことがあっても、「まぁ、いいか」となるかもしれません。

ですが恋愛の場合、「好き」という関係性によって、それゆえに相手のことを知りたい、自分のことをわかってほしいという欲求を生み出します。欲求というのは、満たされないとイヤな感情です。満たされないことで不満となり、そして、いつまでたっても満たされないと、ストレスにつながります。これも“しんどさ”の原因になります。

(2)しんどければ別れる……それって正解?

「今の彼氏と一緒にいるとしんどいから別れる」というのは、解決策のひとつであることは間違いありません。というのも、しんどいことの原因は彼氏だからです。

ですが、しんどいから別れるという選択に慣れてしまうと、いつまでたっても誰かを愛する技術は身につきません。いきなりは無理でも、少しずつ努力をして、関係をよくしていくという挑戦も大事です。

なぜなら、努力をし続けていれば、たとえ今の彼氏とうまくいかなくても、きっと次の彼氏ではもっといい関係を作って、しんどくないようになっているかもしれないからです。

 

2:恋愛しても疲れるだけ…恋愛ブランクから立ち直る方法

長らく彼氏がいなくて、恋をするのがしんどくなってしまっている人は、しんどいというよりも、面倒くささとか煩わしさのほうが強いかもしれません。確かに、無理やり恋愛をする必要はありませんので、恋愛ブランクの記録を伸ばしていくというのもいいでしょう。

ですが、人はひとりひとり違うもの。次にめぐり逢う男性が、過去に付き合った彼氏のときと同じようにしんどいとは限りません。もしかしたらしんどくなく、この上もないくらいハッピーな毎日を過ごせるかもしれません。そう考えたら、恋愛ブランクを漫然と伸ばすのはもったいないですよね。

「しんどかったら別れたらいい」くらいの気軽な気持ちで、恋愛をスタートしてみるのも、決して悪いことではないんです。

 

3:付き合っているのがしんどい…その対処法

反対に、ちゃんとした彼氏がいるのに、その恋愛状態自体がしんどくなってしまっている人もいますよね。先述したように「別れる」という選択もいいでしょう。ですが中には、「しんどいけど別れたくはない」という人もいるかもしれません。

付き合っているときのしんどさは、好きだから相手のことを知りたい、自分のことをわかってほしい、という欲求が原因だったりします。なので、考え方をシフトするようにしましょう。

「一緒に暮らしている親や兄弟でも考えていることがわからないんだし、全部知っているわけではない。ましてや彼氏は、育ってきた環境だって違うのだから、わからなくて当たり前」

こう考えるようにしましょう。そうすれば、全部知りたいというストレスから解放されます。また、それは自分だけではなく相手も同じと思えば、「自分のことをわかってほしいと思っても、到底無理」と諦めがつくでしょう。

期待しすぎない、求めすぎないことが、交際期間中のしんどさから解放される手立てなんです。

 

4:まとめ

いかがでしょうか。人間は面倒くさがり屋な生き物。しんどいと思ったら、ついそのことを遠ざけてしまいがちです。ですが、恋愛は素敵なことであることも事実。無理をする必要はありませんが、しんどいと思いすぎず、挑戦してみてはどうでしょう。