性欲と年齢の関係は?ピークはいつ?男女の性欲が高まる年齢と理由を知りたい

性に対する欲求を性欲と呼びます。性欲があること自体、何も珍しいことではありません。ですがその実態となると、いまいちよく知られていないですよね。若いときのほうが性欲があるのか、一定の年齢になると性欲はなくなるのか、など性欲に関して知りたいことはいっぱい。今回は、そんな性欲の謎に迫ります。

1:性欲と年齢の関係ってどこが研究しているの?

性欲に関する研究は、果たしてどこがしているのか。この場合の、“どこ”というのは「○○大学」という場所よりも、むしろ「○○学」という研究分野で考えた方が適切かもしれませんね。

大きく言えば、医学の分野と心理学の分野の範疇かもしれません。ですが、ひと口に医学分野と言っても、精神医学という心理的な部分なのか、泌尿器科学という身体的な分野など、関わりがありそうな分野はさまざまです。

ですが、いずれにしても、性欲と年齢に関する直接的な研究というのは、残念ながらほとんど見あたりません。つまり、それだけ謎の包まれている、ということなんです。

 

2:性欲が高まる年齢とは…!? 男女別、性欲が強くなるタイミング

とはいえ、みなさんは性欲が高まる年齢や、反対に性欲がなくなる年齢について知りたいと思いますよね。今回の記事を執筆するにあたって、筆者も編集部から、「世代ごとの性欲について書いてください」と頼まれました。

しかしながら、前述したように、はっきりと性欲と年齢について論じた研究は、ほとんどないため、「謎」としか言いようがありません。ですが、それでは記事にならないので、いくつかの研究をヒントにアプローチしてみたいと思います。

(1)異性に触れたいと思う

立正大学心理学部の川名好裕氏が「男女の愛情関係:交流内容と心理的魅力との関係」という研究をしています。それによると、20歳から49歳の968名の男性と967名の女性を調査したところ、手をつないだり、抱き合ったり、キスしたりという身体接触は、性欲性に端を発し、性欲を促進するということが明らかになっています。

残念ながら世代別に比較検討がされていないため、20代、30代、40代のそれぞれで、また男女でどのように違うかまではわかっていません。ただひとつ言えることは、男女共通して、異性に触れたいと思うことは性欲が原因であり、性に触れることで性欲が高まるということなんです。おそらくこれは、世代に共通して言えることでしょう。

(2)更年期障害と性機能障害

女性であれば、更年期障害という言葉を聞いたことがあるでしょう。一般的に更年期障害と言えば、女性だけのものと思いがち。ですが、実際は男性にも起こります。

男性の更年期障害は、一般的には40歳から60歳と言われており、自律神経失調症状や神経症状、うつ症状があらわれるとされています。と同時に、性欲減退や勃起不全(Erectile Dysfunction=ED)も起こるとされているので、“医学的に考えれば”、40歳以降は、性欲が減退するも自然なことかもしれません。ただ、勃起不全だからといって、性欲がないわけでもないので、このあたりは注意が必要です。

また、女性の場合は、「女性性機能障害」というのが起こる場合があります。女性性機能障害とは、性行為への関心が減り興奮が困難になること、オルガズムの障害、性行為に関する痛みや挿入障害とされています。どれかひとつだけがあてはまる場合もあれば、すべてがあてはまる場合もあります。原因はストレスであったり、ホルモンバランスの変化だとされています。

 

3:男女の年齢による性欲の差が引き起こす問題と解決法

残念ながら、年齢(世代)でどのように性欲に差があるのかということは、研究では明らかになっていません。ですので、男女の年齢による性欲の性引き起こす問題や解決策というのは、残念ながら語ることができません。

とはいえ、年齢という観点をとりあえず横に置いておいて、男女で性欲の差があるというのは、決して珍しいことではありません。そこで、ここでは男女で性欲に差がある、つまり、セックスしたい人としたくない人がパートナー同士の場合で考えていきましょう。

(1)性欲の差が引き起こす問題点

男女を問わず、セックスをしたくないと感じているのに、相手が求めてきたら、それはもう苦痛でしかないですよね。「レイプ」というと、夜道などで見ず知らずの人を襲うというようなイメージがありますが、実際は恋愛関係にあっても起こりえます。相手の意に反してセックスを無理強いすることを「デート・レイプ」と呼んだりします。

これは結婚していても同じです。確かに性関係の有無は離婚事由になったりもするわけですが、離婚したくないがために、意に反して相手を受け入れていても、本人にとっては苦痛でしかありません。気持ちよくないばかりか、精神的ストレスになり、それに耐えられず、思い詰めてしまうということもあり得ないことではありません。

(2)解決方法

もし過剰に性欲があったり、反対に性欲がまったくないのであれば、場合によっては専門家によるカウンセリングや、薬剤による治療という手段も考えられます。というのは、前述したように更年期機障害や性機能障害が原因であれば、治療が可能だからです。

もちろんそのためには、まずパートナーと話し合うということが大事です。性欲が強いとか、セックスがしたくないとかは、パートナーであればあるほど言いにくいことかもしれません。ですが、目に見えてわからないため、相手にちゃんと伝えることが大事なんです。

 

4:まとめ

いかがでしょうか。性にまつわることは、極めて私的なことで、なかなかパートナー同士ですら、話しにくいことかもしれません。ですが、ちゃんと話し合うことが、何よりも大事なんです。

 

【参考】

ー川名好裕