日本の平均年収ってどのくらい?アメリカの平均年収とくらべてみたら

日本の平均年収ってどのくらいなのか知っていますか? アメリカと比べてみると、多いのか少ないのかも気になりますよね。さらに年収の推移が10年前と比べるとどうなっているのかも知りたくありませんか? そこで今回は、年齢別に20代・30代・40代の平均年収や都道府県別の平均年収ランキング、さらに世界の平均年収ランキングなどをお伝えします。

1:日本の平均年収の推移は?10年前と比べると?

日本の平均年収は、どのくらいなのでしょうか。国税庁による平成29年分の「民間給与実態統計調査」によると、日本人サラリーマンの平均給与は494万円です。

これは10年前の平成19年の平均給与454万円と比べてみても、ほとんど変わりません。わずかでありますが、減っているというのが現状のようです。

 

2:平均年収を年齢別にみると…?20代・30代・40代平均年収

日本の平均年収は年齢別にみると、どうなっているのでしょうか? 国税庁の年齢階層別の平均給与のデータをもとに見ていきましょう。

(1)20代の平均年収

20代の平均年収は、20代前半の男性が307万円、女性が258万円。平均して282万円になっています。

20代後半になると、男性が413万円、女性が311万円、平均すると373万円になっています。

これらのデータをすべて平らにならすと、20代の平均年収は322万円となります。やはり男女の開きがあるので、それが平均に影響している印象ですね。

(2)30代の平均年収

30代の平均年収は、30代前半の男性が513万円、女性が307万円、平均して450万円になっています。

また30代後半になると、男性が589万円、女性が291万円、平均すると499万円になっています。

こちらも平らにならすと、30代の平均年収は475万円となります。女性の平均年収は20代と30代ではあまり変わりがありませんが、男性の平均年収は、一気に伸びるのがわかりますね。

(3)40代の平均年収

40代の平均年収も見ていきましょう。40代前半の男性は645万円、女性は286万円で、平均して520万円になっています。

40代後半になると、男性が695万円、女性が275万円、平均すると537万円になっています。

これを男女でならすと523万円ですね。20代から30代にかけてよりも、30代から40代の伸び率のほうが低いように感じますよね。男性は年齢を重ねるごとに飛躍的に平均年収が上がっていますが、女性は少しずつ下がる傾向に。これは、結婚や育児などを減ることによって、働き方が変わっていくことも関係してきているのかもしれません。

 

3:やっぱり東京都が1位なの?都道府県別の平均年収ランキングベスト5

都道府県別の平均年収ランキングを見ていきましょう。平成30年に厚生労働省より発表された「賃金構造基本統計調査結果 都道府県別にみた賃金」をもとに、各都道府県別の年収状況を集計しました。

5位:千葉県(304万2000円)

実はこのデータ、全国平均は306万2000円で、上位5都道府県のうち、それを上回るのが4都道府県のみ。5位の千葉県ですら、平均を下回るという結果に。

千葉県は平成30年に最低賃金の更新をしていて、従来の868円から27円引き上げて、895円になっています。

4位:愛知県(322万4000円)

愛知県の平均年収は、全国平均の306万2000円よりも16万2000円高くなっています。また愛知県の最低賃金は、愛知労働局によると898円。

愛知県の経済面は世界的な自動車メーカー「トヨタ自動車」の存在が大きく、愛知県の県内総生産の多くがトヨタのグループ企業です。

3位:大阪府(329万1000円)

大阪府の平均年収は、全国平均の306万2000円よりも22万9000円高くなっています。

また大阪府の最低賃金は、大阪労働局によると、平性30年の10月から936円になっています。これは以前の909円よりも27円高くなっていて、先に紹介した千葉県や愛知県よりも高いことがわかります。

2位:神奈川県(339万1000円)

神奈川県の平均年収は、全国平均の306万2000円よりも32万9000円高くなっています。

神奈川県のホームページによると、神奈川県の最低賃金は、平性30年の10月から983円になっています。この金額は、従来よりも27円高くなっています。

1位:東京都(380万4000円)

東京都の平均年収は、全国平均の306万2000円よりも74万2000円高くなっています。

東京労働局によると、東京都の最低賃金は、平性30年の10月から985円になっており、従来よりも27円高くなっています。

ここまで紹介した都道府県の平均年収や最低賃金はほんの一部ですが、その要員として考えられるのが土地収入の高さ。これが最低賃金にも関係しているといえるでしょう。

 

4:アメリカの平均年収は?世界の平均年収ランキング

世界の平均年収はどのくらいなのでしょうか? 今度は経済協力開発機構(ODEC)の発表による平均賃金のデータをもとに、世界の年収のランキングを見ていきましょう。

5位:オランダ(636万円)

オランダの平均時給は57877米ドル、日本円に換算すると636万円となります。収入が高く感じますが、オランダはかなり税金が高く、オランダの消費税は19%。これは対象物によっても税率が異なります。生活の必需品など、日常生活で必要なものは6%になっています。

4位:アメリカ(666万円)

アメリカの平均時給は60558米ドル、日本円に換算すると666万円となります。日本の平均年収よりは多いものの、そこまで大金持ちとも言えないですよね。アメリカンドリームをつかんで大成功をおさめる人はほんの一部で、多くは普通の生活をしています。

またアメリカの年収は学歴や資格によっても大幅に変わります。日本は今も終身雇用がある会社もありますが、アメリカは能力主義で、できる人はどんどん年収が上がっていきます。特に学者、プログラマー、エンジニア、ビジネスコンサルタントなどには、年収1000万円の年収を超える人がゴロゴロいます。

3位:アイスランド(679万円)

アイスランドの平均年収は、61787米ドルで、日本円に換算すると679万円です。国民の4分の3の人が「人生が満たされている」と感じていて、世界幸福度ランキングでも上位を占めるのも納得できます。

しかし日本と比較すると物価はかなり高く、コンビニのコーラは500mlで400円程度、ビールは1杯1200円程度もします。外食は高くつくので、自宅で友達を招いて、ゆっくり楽しむ人が多いようです。

2位:スイス(685万円)

スイスの平均年収は、62283米ドルで、日本円に換算すると685万円です。

もし共働きをすれば確実に年収1000万円は超える計算になります。しかしスイスも物価がかなり高く、スイスで働けばお金持ちになれるとは限りません。マクドナルドのセットが1000円以上もする国なので、暮らしやすさという点では、一概に比較できませんね。

1位:ルクセンブルグ(693万円)

ドイツ、ベルギー、フランスに囲まれた小さな国のルクセンブルクの平均年収は、63062米ドル、円換算すると693万円です。平均年収が高く、しかも税金が安いので充実した生活ができます。

また国民性として投資信託が好きというデータがあり、48万人の人口にもかかわらず、投資信託額は世界第2位です。

 

5:まとめ

日本国内や世界の平均年収を見ると、今の平均年収は高く感じるでしょうか? それとも低く感じるでしょうか?

お金ももちろん大事ですが、自分の納得した生活を送っているかということも重視したいところ。お金があるからイコール幸せとは、一概に言い切れないですよね。

 

【参考】