元彼のアレがモテアイテムに!?「ジュエリーリフォーム」の魅力とは

大好きな彼からプレゼントしてもらったジュエリーも、別れてしまったらタンスのこやし……。そんな「元カレからのジュエリー」を持て余している人も多いでしょう。実はジュエリーって“リフォーム”をすれば現役モテアイテムへと生まれ変わるんです! 今回は“ジュエリーリフォーム”で有名なアイデクトに笑って泣けるジュエリーエピソードを伺ってきました。
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元カレからのジュエリー、どうしてる?

ことの始まりは、10年以上の付き合いである友人たちと久々に飲み会をしていた時のこと。

「ってかさー、元カレからもらった指輪とかみんなどうしてんの? 名前彫ってあって使い回せないんだよね」

(使い回す気だったんかい……)と思いつつ、『Dangdep!』ライターの筆者にとってはなかなか興味深い題材。

ちなみに筆者の友人・知人計13名に「元カレからの指輪やジュエリーってどうしてる?」と聞いたところ、以下の様な回答が。

「一応とっておいてるけど使ってはいない」・・・9名

「泣く泣く捨てた。泣いたのは元カレとの思い出じゃなくて付いてた宝石がもったいなかったからだ」・・・3名

「消息不明(実家のどこかにあるはず)」・・・1名

というわけで、筆者の興味本位で「元カレからのジュエリーをどうにかしてくれるところはあるのか?」を調べてみたところ……ありましたありました。

それがこの、『aidect(アイデクト)』というオーダーメイドジュエリー・リフォーム・買取・販売専門店。早速、『アイデクト ららぽーと横浜店』に行ってみました。

キャッチコピーは「あなたのジュエリーであたらしいジュエリーを」……ライターとしてグッとくる!

実際に行ってみると、よくデパートや百貨店などにあるジュエリー販売店のような「敷居高すぎぃ!」な感じではなく、むしろフラッと入りやすい印象を受けます。

ジュエリー“リフォーム”のお店なので、宝石に合わせたデザインや……

このような、デザイナーさんが起こしてくれたデザイン画と、それを基にして作成されたフルオーダーメイドでリフォームされたデザインもあり、見ているだけでかなり楽しい!

店内にいるだけで、「私だったらこういうデザインに……」なんてイメージを膨らんできます。(男性で例えるなら、工具店とかDIY系のお店でアレやコレ作るぞ、みたいなワクワク感!)

 

リフォームの多いジュエリーはやっぱりアレ

ゼネラルマネージャーの宇井さんにお話を伺いました!

“ジュエリーリフォーム”というサービスですが、まず筆者が興味あるのが「どういうジュエリーがリフォームに回されているのか?」ということ。早速、話を聞いてみたところ、

筆者:ずばり、リフォームの多いジュエリーってなんですか!?(鼻息の荒い筆者)

宇井:やはり「立て爪リング」ですね。(とても柔和に応えて下さる宇井さん)

筆者:「立て爪」……?

宇井:いわゆる婚約指輪に多く使われるデザインです。

筆者:婚約……あっ(察し)

宇井:もちろん、ご依頼される方全てが元カレ・元旦那様とのものというわけではありませんが、比較的にお若い方からのご依頼が多いです。

筆者:なるほど(察し)

宇井:「立て爪リング」は高さがあり洋服などに引っかかりやすい、普段使いしにくいデザインなんです。そのため、「日常でも使い(つけ)やすくしてほしい」という趣旨でのご依頼が多くあります。

筆者:つまり……中には元カレや元旦那さんの婚約指輪をリフォームし、ニューデザインとして次の男性と出会うためのモテアイテムにしている方もいる、と?

宇井:そういう方もいらっしゃるとは思います(笑) ただ「立て爪リング」に限らず、「宝石(いし)を使って普段でも使いやすいデザインにしてほしい」という方が多く来店頂きますね。

筆者:確かに、リングやチェーンなどのデザイン部分が古臭かったり使い辛かったりすると、そのままどこぞの引き出しの奥に眠らせたままになってしまいますもんね。

みんなが持っているジュエリーってな~んだ?

筆者:“ジュエリー”と聞くとなんとなくご年配とかご婦人といったあたりの方が対象なイメージなんですけど、お話を伺っているとけっこう若い方も多く来店されるみたいですね?

宇井:そうですね。ご自身で購入されたというものもあれば、お祖母様やお母様から譲り受けて……といった方もたくさんいらっしゃいます。バブル世代のお母様などが、買ったは良いけどデザインが古くて使えないとか、娘のお祝いに譲りたいけどデザインが気に入ってもらえなかった……など。

筆者:あ~、なるほど。ところで、リフォーム注文の多い宝石ってなんですか?

宇井:だいたい……ダイヤが一番多く、次いでパール、あと意外と多いのがオパールでしょうか。冠婚葬祭で使うパール(真珠)なんかは複数持っているけど結局使用するのは1つだけというお客様がリフォームを希望されたり、糸が切れてしまってバラバラになってしまったのでリフォームされたり……といったご依頼が多いです。

筆者:バラバラになったパールをリフォームできるのは良いですね。まさにあれ、「捨てられないけど使えない」というジレンマの塊ですから。というか、よく考えるとパールって冠婚葬祭に必要な分、持っている人の数はダイヤより多い気がしますね。

例えばパールがこんなにカジュアルに変身

今回取材中に色々なジュエリーデザインやデザイン画を見せて頂いたのですが、中でも「可愛い!」「毎日眺めたい!」と個人的に思ったのがこちら。

右側のオープンリングタイプのデザインは、『アイデクト』専属デザイナーによるデザイン。

実際に若い方を中心に人気らしく、「冠婚葬祭=堅苦しい」というイメージが付きやすいパールがこんなにもカジュアルになっている……というところが素敵でした。

実際にこのようなデザイン画を起こしてから作られたオーダーメイドで、ご覧のようにいくつもの宝石(いし)を一つのリングにしています。

なんでジュエリーって、眺めているだけでこうも楽しいんでしょうか……?

 

歪んだ指輪に秘められた感動のエピソード

筆者:色々お話を伺っていますと、「捨てる(売る)=終わり」ですが「リフォーム=思い出を引き継げる」といった印象を受けますね。おそらく色々なご依頼があったと思うのですが、何か印象深い依頼やそれにまつわるエピソードなどありましたか?

宇井:そうですね……以前、リングのサイズのお直しの依頼をしに来られたお客様がおりまして。サイズは合ってない、リング自体も凄く歪んでいる……だけど石は1カラット以上の綺麗な状態でした。

実はそのリングは、ご自宅に災難があった際にご主人から「一緒にこれから頑張っていこう」という気持ちを込めて贈られたリングだったそうなんです。

筆者:……ッ!(すでにうるっときている)

宇井:もう……そんな素敵なエピソードを聞いたら「作るしかないでしょ!」と思いました。結果、最初はシンプルなデザインをご希望されていたお客様も、最終的にはとても華やかなデザインにされて、非常に満足してくださいました。

残念なことにご主人はすでに亡くなっていらっしゃったのですが、その時のご主人の思いを引き継ぐカタチでリフォームし、お客様にもご満足頂けたのが……エピソードと共に印象深かったご依頼ですね。

筆者:うわーっ、ちょっと不意打ちすぎますよ!(涙)

宇井:私もお話を伺いながらうるっとしてしまいました。でもこういうご依頼があると改めて、その宝石(いし)に込められた思い出をただ売ってしまったり捨ててしまったりするのではなく、思い出も一緒に引き継いで残していけるリフォームって良いな……と感じますね。

筆者:まさかこんなにグッとくるエピソードを伺えるとは思っていませんでした(涙) 最初は「元カレとの思い出を浄化するために……」ぐらいのエピソードだとかまえていたのに……(笑)

宇井:元カレさんから頂いたジュエリーだとしても、宝石(いし)に罪はありませんから……リフォームすれば自分を輝かせるための新たなアイテムとして生まれ変わりますよ(笑)

筆者: 元カレなどの因縁をリフォームして心機一転もあれば、大切な思い出をリフォームすることで引き継ぐなど、“ジュエリーリフォーム”がこんなにも、奥深いものだと思っていませんでした……!

 

「元カレからのジュエリー」は、捨てるにはもったいないけど使うにはちょっと……というアイテム。

そんなアイテムも“リフォーム”してしまえば、心機一転、自分をより輝かせてくれるアイテムに早変わり!(もしかしたら次の彼氏をゲットするためのモテアイテムにもなるかも……!?)

その一方で、宝石(いし)に込められた大切な思い出を引き継ぐ方法でもあるわけで。

「使わないで眠らせる」「捨ててしまう」だけではない、もう一つの選択肢として「リフォーム」はあるのでしょうね。

 

【取材協力】

※ ……ジュエリーの“Re”サービス(リユース・リサイクル・リフォーム・リペア)を手がけ、関東・大阪に 22店舗を展開しています。買取は全国からお受けしています。